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「内製化すべき研修」と「外注すべき研修」の基準(ビジネスゲーム開発日誌)

研修の内製化とは「研修を外部の人間に頼るのではなく、自社の人間で行う」という考え方です。どんな研修を内製化してどんな研修を外注するのか。この基準を持っておくことで人材育成を有効に行うことができます。

20年にわたり研修の内製化を支援してきた私として、他の人より見えていると感じるのは「内製化すべき研修」と「外注すべき研修」の基準です。

大きな方針として、

(1)自社の競争優位、差別化に繋がる知恵や技術に関しては内製化
(2)最新の考え方や知識に関しては外注(SDGs、ティール組織、エンゲージメントの扱い等)
(3)内容がある程度コモディティ化し、コストダウンに繋げれるものは内製化

以上の基準をもとに、会社が実施しなければいけない人材育成のカリキュラムを内製化すべきか、外注するかを振り分けていくと効果的です。

(1)は時間をかけて練り上げていくものに対して(2)は比較的新しい情報である場合が多いですから、この違いは明確です。

一方で(1)と(3)は一見すると間逆なものを同じ『内製化』という枠で捉えているので分かりにくいかもしれません。(1)は競争優位を実現するための内製化、(3)はコストダウンを目的とした内製化です。

「人材育成にコストダウンなどとんでもない!」という方もいらっしゃるかもしれませんが、力のある講師は当然報酬も高くなりますし、コスト重視で講師を外注すると目も当てられないことになります。リスクヘッジの視点からも社内で講師を育成していくということも並行して考えていくべきなのです。

3つのなかでも重要なものをひとつ挙げるとしたら、もちろん(1)です。

競争優位を生み出す組織固有の能力をビジネス用語では、OC(Organizational Capability)と言いますが、例えば「セブンイレブンの発注技法」「トヨタ自動車の生産方式」などの外から見て真似しようとしても真似できない、時間をかけて培われた組織の固有能力になります。

経営インパクトとしては上記の2例に劣りますが、例えば「インターンシップコンテンツ」なども、『採用できる人材の質が変わってくる』という視点では時間をかけて練り上げていくべきもの、つまり、内製化したほうが望ましい項目になります。

・自社の競争優位、差別化に繋がる知恵や技術は何なのか、何を育てていくのか
・外注してアップデートしていかないといけない最新の技術や情報は何なのか
・コストダウンし、リスクヘッジできる研修分野はどこなのか

この機会に、人事部の方は考えてみてはいかがでしょうか。

株式会社プロジェクトデザイン
代表取締役 福井信英

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