

ビジネスゲームとは
ビジネスゲームとは、仕事や現実の世界で求められるエッセンス(考え方や行動)を抽出し、繰り返しトレーニングできるようにゲームとして表現したものです。古くは1960年代にマサチューセッツ工科大学でデニス・メドウズ氏によって導入された「ビールゲーム」が知られています。
私たちプロジェクトデザインは、人と組織・社会の課題をビジネスゲームで解決する会社として、2010年の創業以来、100種類を超えるビジネスゲームを開発してきました。私たちのビジネスゲームを活用した研修は企業・官公庁・学校・国連本部等の様々な組織で実施されています(これまでに20カ国・20万人以上の方々に体験いただいています)。
The Engineers
「The Engineers」は就活生・内定者・新入社員に対して技術職や研究開発職に必要な能力と新たに何かを生み出すゼロイチ(0→1)の面白さを伝えるビジネスゲームです。
仮説思考・ロジカルシンキング・予算感覚・コミュニケーションなどの技術職や研究開発職に必要な能力を試す機会・学びを得る機会に活用いただけます。
ビールゲーム Online
「ビールゲーム Online」はコミュニケーション・報連相の不足によるチーム力の低下(テレワーク時代ならではの組織課題)を解決するビジネスゲームです。自分自身のメンタルモデル・システム思考・対話の必要性について理解を深めることで、組織のコミュニケーションを改善し、チーム力の強化に繋げます。
「CHANGE FOR THE BLUE」カードゲーム
「CHANGE FOR THE BLUE」カードゲームは海洋ゴミ問題について考えるゲーム型のアクティブラーニング学習教材です。
小学生高学年から中学生向けの授業でご利用いただけます。
Carbon Neutral Future
オイルビジネスに携わる人材育成などを通じて日本と資源国の友好関係維持に努めてきたJCCP国際石油・ガス協力機関。同社のカーボンニュートラルの研修プログラムの中で、ビジネスゲーム「Carbon Neutral Future」が実施されている様子を動画でご覧いただけます。
2030SDGs
SDGsとは何かを広く知ってもらうこと、私たち一人ひとりの一つひとつの選択がゆくゆくは地球環境全体に大きな影響を与えていくことになると知ってもらうことを重視する「2030SDGs」。
2016年に生まれ、以降、多くの企業や自治体・官公庁、学校で導入されています。2019年にはニューヨークにある国連本部でも利用されるなど、SDGsを体験的に理解する代表的なゲームとして知られています。
SDGs de 地方創生
私たちは1年以上にわたる「SDGs de 地方創生」の開発とテストプレイを通じ、日本の各地域が抱える課題も、世界が抱える課題と根本原因や構造が相似形であることに気づきました。
SDGsの考え方を理解することは地方創生にも役立てられることを直観的、体感的に感じていただき、具体的なアクションへとつなげていただくことを促進します。
The 商社
「The 商社」は新入社員・次世代リーダー・管理職・経営層などの全てのビジネスパーソンがそれぞれの立場で活躍していくための能力を学ぶことができるビジネスゲームです。
健康経営ゲーム
「健康経営ゲーム」は自分たちの会社は業績達成のために社員の心や体を犠牲にしてしまう会社なのか、あるいは心も体も健康な状態で業績を上げることのできる会社なのかをシミュレーションするビジネスゲームです。
ビジネスゲームの特長
1. シミュレーション
「ゴールを定め、計画を立て、行動し、結果を振り返りながら、よりよいアクションに繋げていく」。このビジネスの基本原則がビジネスゲームには表現されています。
ビジネスゲームは飛行機のパイロットが訓練を積むフライトシミュレーターのようなものです。ビジネスパーソンは、ビジネスゲームを通じて自身が必要とする様々な知識・能力を身に付けるための実践的な訓練を積むことができます。
(例)
ビジネスゲーム「The 商社」では参加者が1つの会社のメンバーとして3~6人のチームを組み、計画→行動→結果のプロセスを4回繰り返す中で、他のチームと様々な交渉を行いながら、自分たちの事業を立ち上げて会社を大きくしていきます。
ゲームに勝つために必要なことはビジョンを共有する・チームワークを発揮するなど、現実のビジネスと同様です。だからこそ、ゲームのシミュレーション上での成功体験・失敗体験を学びとすることが可能になります。

2. ゲームの楽しさ
「自分の意思決定や行動によって状況が刻々と変わり、順位や勝敗が生まれる」。このゲームならではの楽しさが参加者をゲームの世界に没頭させ、素の自分(仕事をしている時の思考や行動の癖)を引き出します。
仕事でリーダーシップを発揮している人はゲーム内でも目立つ行動を取り、根回しが得意な人は他チームと積極的にコミュニケーションを取る。頭脳タイプの人は状況分析や計画にじっくりと時間をかけ、行動タイプの人はとにかく自分が動くことで何とかしようとする。
素の自分が出るからこそ、ゲーム参加者はゲーム内で上手く出来たこと・出来なかったことにリアリティを感じ、 ゲームの世界の学びを現実の世界への学びとして自然と受け入れやすくなります 。
また、ビジネスゲームでは数十人規模のプレイヤーが一堂に会し、数名単位のチームに分かれて、チーム対抗戦で成績を競い合います。人と人・チームとチームがぶつかり合うからこそ、コンピューターゲームやボードゲームにはない『社会性』が生まれ、場が大きく盛り上がります(誰もが通常の研修では見られない主体性を発揮します)。

3. 振り返り
ビジネスゲームはゲームを実施して終わりではありません。ビジネスゲーム実施後の振り返りを通じて学習効果を高めます。
デービット・コルブの「経験学習モデル」にもとづき、ビジネスゲームという【経験】をした後に、振り返りの場で【省察】と【概念化】を行うことで【実践】への橋渡しを行います。

4. メンタルモデル
ビジネスゲームではゲーム終了後の順位や売上利益等の【結果】をもとに、参加者のゲーム中の【行動】を振り返りながら、自身の行動の前提となる価値観や考え方を表す【メンタルモデル】を発見します。
研修の学びを実践するということは、これまでの行動を変容させることを意味します。この行動変容を実現するために、ビジネスゲームでは自身の行動を支配するメンタルモデルの発見を大切にしています。

5. エンパワーメント
- 社会が抱える大きな問題に対して、自分自身があまりに小さく無力な存在に感じられる
- 巨大な組織の中で、自分が歯車の一部のように感じられ、自分が動くことに無力感がある
今、私たちが直面しがちなこれらの現実に立ち向かうために、ビジネスゲームではゲーム体験を通じて「自分の行動が小さな波紋を生み出し、波紋が重なり合い、やがて周囲を巻き込み変化を促す大きな渦となる感覚」を掴む機会を提供します。
自分の考え方や動き方次第で大きく複雑な課題(社会課題や属する会社全体の課題)を解決し得るという気付きは、ゲーム参加者の行動変容を促します。だからこそ、ビジネスゲームはSDGsのような大きな問題のテーマの学習コンテンツや、巨大組織・複雑な事業構造の会社の仕事理解コンテンツに広く活用されています。

プロジェクトデザインが
選ばれる理由
ビジネスゲーム研修
ラインナップ
- 数あるビジネスゲームの中から自社に合うビジネスゲームが何かを知りたい
- 自社が抱える組織課題に対してビジネスゲームでどんなことが出来るのかについて情報交換したい
そんな場合は、お気軽にお問い合わせください。
The Action!~SDGsカードゲーム~
「The Action!~SDGsカードゲーム~」はSDGsの概念を理解し、私たちの生活や仕事の近くに潜む社会課題を実感し、よりよい未来に向けて1人1人がアクションを起こす大切さを自覚するビジネスゲームです。
ビジネスゲーム体験会
ビジネスゲームは体験型の研修ツールです。お客様自身が参加者としてビジネスゲームを体験いただくことで、その本質的な価値を理解することができます。是非、ビジネスゲーム体験会にお越しください。
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お見積り依頼の他、ちょっと知りたい・聞いてみたいことへの相談にも対応させていただいております。是非、お気軽にお問い合わせください。
<相談内容の例>
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- ビジネスゲームの共同開発について興味があるので少し詳しい情報を提供してもらいたい
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