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オンライン研修の検討マニュアル

オンライン研修を検討する上で必要になる考え方やノウハウをご紹介します。

Contents(目次)

オンライン研修とは

オンライン研修とは「Zoom」や「Microsoft Teams」などのビデオミーティングシステム(Web会議システム)を活用したオンライン環境下で行われる研修の総称です。

コロナ禍を契機に(※)テレワークという働き方が一般化した今、(ウィズコロナ時代の今はもちろん)ポストコロナ時代の組織運営を社員のテレワーク前提に考えるのは自然なことです。当然、これまでの集合研修をオンライン研修に見直していく動きが活性化していくことが予想されます。

※2010年代からのダイバーシティ&インクルージョンや働き方改革の流れの中でテレワークは緩やかに普及しつつありましたが、コロナ禍によって、その普及スピードが一気に加速しました。

オンライン研修のメリット

オンライン研修には時間と場所の制約を受けない特徴がもたらす、“社員の学習機会の平等化” を実現するメリットがありますが、それだけではありません。オンライン研修には大きく2つの種類があり、それぞれに異なるメリットがあります。

1. オンライン集合研修

オンライン集合研修では「Zoom」や「Microsoft Teams」などのビデオミーティングシステムを使い、研修講師と研修受講者をつないで、研修に取り組みます。

<オンライン集合研修のメリット>

  • リアルタイム配信(集合研修と同様の双方向のコミュニケーションが可能)
  • チャット機能を活用することで質疑応答が可能
  • ブレークアウトルーム機能を活用することでグループワークやグループディスカッションが可能
  • アウトプットを必要とする実践系の学習に適している

2. eラーニング

eラーニングでは予め用意されているeラーニング用の学習教材を、受講者がオンライン上で画面操作しながら自己学習を進めます。

<eラーニングのメリット>

  • オンデマンド配信(受講者は自分のペースで学習に取り組むことが可能)
  • 受講者がいつどんな学習教材を閲覧したかの履歴やテスト結果を見ることができる(研修成果を定量的に評価しやすい)
  • 知識をインプットする記憶系の学習に適している

オンライン研修の注意点

1. 受講者の集中力の維持に努める

オンライン研修では受講者がPCの画面を常に見続ける必要があります。また、自身の顔をカメラに映し続ける必要があるため、常に研修講師や他の受講者からみられているプレッシャーを感じます。

つまり、オンライン研修では集合研修に比べて目や肩や腰が疲れやすく、精神的な疲れも溜まりやすいため、集中力を維持することが難しい傾向にあります。

ゆえに、受講者の集中力を維持する観点での工夫を推奨します。

<工夫例>

  • 休憩の頻度を増やす(30~60分ごとに5~10分の休憩を推奨)
  • 研修講師の講義パートでは受講者側のカメラはオフにすることを促す
  • 講義とグループワークを交互に行う(単調にならないような構成にする)
  • 事前課題や事後課題を取り入れて、オンライン研修の所要時間を短くする

2. トラブルを未然に防ぐための対策を講じる

オンライン研修にトラブルは付き物ですが、そのパターンは概ね想定可能です。

  1. 通信トラブル(つながらない、音声が聞こえない、画面が固まる)
  2. 操作トラブル(カメラやマイクのオン・オフの操作方法が分からない、チャット機能の使い方が分からない)

これらのトラブルのほとんどは未然に防ぐための対策があるため、徹底的にその対策を講じることを推奨します。

<基本的な対策例>

  • PCやインターネット回線の推奨スペックを明示する
  • カメラやヘッドセット(イヤホン・マイク)の推奨機種を決めておく
  • 通信トラブルが起きた場合の対応マニュアルを用意しておく
  • 操作マニュアルを用意しておく
  • いきなり本番の臨むのではなく、事前にリハーサルをしておく

3. テクニカルサポートを付ける

集合研修と遜色のないオンライン研修を実現するには、

  • 質問の取りまとめをする役割(チャット機能を活用した質疑応答をする場合)
  • 受講者をブレークアウトルームに振り分ける役割(グループワークやグループディスカッションをする場合)

などが必要になるため、基本的には研修講師とは別にテクニカルサポート担当者を付けることを推奨します(テクニカルサポートを付けることでオンライン研修当日に起きるトラブル対応もスムーズになります)。

オンライン研修のFAQ(よくある質問)

Q. これまで実施してきた集合研修をオンライン研修にする場合に気を付けることはありますか?

基本的には、これまでにお伝えしてきた注意点を考慮いただく形で大丈夫です。

その上で、せっかくのオンライン研修なので、オンラインならではのメリットを活かせられないかを検討することをお勧めします。具体的には「これまで時間や場所の制約で実施が難しかった集合研修をオンラインで実施できないか?」です。

<検討例>

  • 全国各地に散らばる内定者向けのオンライン研修
  • 多忙で日程の折り合いがつかない全国各地のマネージャ向けのオンライン研修

Q. オンライン研修では最大何名ぐらいが同時に使えるのでしょうか?

どんなツールを利用するか次第ですが、おそらくはご想像よりも遥かに多人数での実施が可能です。例えばメジャーな「Zoom」の場合は以下の通りです。

  • Zoomミーティング:最大1,000人
  • Zoomウェビナー:最大10,000人

Q. オンライン研修を導入する上で、オンラインに苦手意識があるシニア社員層から反対があるのですが、どうすれば良いでしょうか?

カレーを作る、ウーバーイーツを使う、電子マネーを使う。やったことがないので何となく苦手意識を持っていても、とにかく一度やってみると簡単にできてしまうことは世の中にたくさんあります。オンライン研修も同様です。

そのシニア社員が決裁者である場合は、あなたと一緒にオンライン研修の体験会に参加してみると良いでしょう。

例えば、私たちプロジェクトデザインではオンライン研修にも活用可能なビジネスゲームの体験会を実施しています。是非、お気軽に参加をご検討ください。

監修者プロフィール

亀井 直人

鳥取県立鳥取東高等学校卒業、福岡工業大学情報工学部情報通信工学科卒業。SE(インフラエンジニア)として長く経験を積む。プロジェクト遂行におけるチームのパフォーマンスを引き出すためにファシリテーション技術の習得・実践を続ける。特定非営利活動法人日本ファシリテーション協会では役員(2016年~2021年理事、2019年~2021年副会長)を務める。富士ゼロックス福岡在籍中にSDGsとビジネスゲーム”2030SDGs”に出会う。ビジネスゲームが持つ力の素晴らしさに触れ、2020年に研修部マネージャーとしてプロジェクトデザインに合流する。博多駅前”fabbit hakata ekimae”に福岡オフィスを構え、関わり合う方々との対話を楽しみにしている。鳥取県鳥取市出身。蟹と麦チョコが大好き。

  • 経済産業省認定情報セキュリティスペシャリスト
  • PMP(Project Management Professional)
  • NPO法人 SDGs Association 熊本 監事
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