キャリア採用

経営理念

“新たな価値を産み出すプロジェクトを数多くデザインし、自ら動いて形にすることで、社会に貢献する”

今も昔も、世界には様々な問題が生じています。

それらの問題を解決し、社会をよりよい方向に導いてきたのは歴史上の英雄ばかりではなく、志をもって一歩を踏み出した名もなき一人一人の「行動者」達だと信じます。

“志ある行動者たちを結びつけ、高めあい、社会を取り巻く問題を解決する”

プロジェクトデザインはその活動の実践者であり続けます。

世界には様々な問題があって、自分にはどうにもできないと思って、諦めたり嘆いたりしている人が多くいます。

  • 社会が抱える大きな問題に対して、自分自身があまりに小さな存在に感じられてしまう
  • 巨大な組織の中では、自分が替えのきく歯車の一部のように感じられてしまう
  • いい高校を出て、いい大学を出て、いい会社入って…という社会構造がもたらす学びの格差への諦念

こういった無力感は、人の行動を阻害する大きな要因になります。私は、起業した際に、この無力感を乗り越えるにはどうすれば良いのだろうかを考え、次の答えを導きました。

  1. 問題の構造を知ること
    自分が直面している(社会や組織の)問題がなぜ起きているのか? その理由をきちんと知ることで問題解決に向き合うことができます。
     
  2. やればできるという感覚に気付くこと
    問題解決の一歩は、自分の小さな力で始める必要があります。そのためには自分の小さな力でも大きな影響を与えられる可能性(やればできるんだという感覚)に気付くことが大切です。
     
  3. 同じ志の仲間を集めること
    自分一人の力には限界がある以上は、同じ志のある仲間を集めることが重要になります。

この1~3を実現する手段として、私は「ビジネスゲーム」にたどり着きました。ただ、私の導いた答えは、実はそんなに特別なことではないと思っています。

RPGゲームがそうであるように、主人公である勇者が1人で冒険を始め、仲間を集め、問題を解決しながら成長し、やがて魔王を倒すという偉業を成す。この「ゲームの世界では多くの人が体験している経験」をリアルの世界でも経験できるようにしたものが、ビジネスゲームです。

誰もがビジネスゲームのゲーム体験を通じて「自分の行動が小さな波紋を生み出し、波紋が重なり合い、やがて周囲を巻き込み変化を促す大きな渦となる感覚」を掴む、そんなエンパワーメント(自分は無力ではなくて周囲に影響を及ぼすことができるという意識の獲得)の機会を提供します。

実践者としてのプロジェクトデザイン

私たちはビジネスゲームで「人と組織」と「社会」の課題を解決する会社として、お客様に対してだけでなく、常に自分たち自身が、その実践者で在りたいと願っています。

プロジェクトデザインの創業の地を、私の故郷である富山県滑川市に選んだのも、自らが実践者として「地方創生」の課題を解決したいと考えたからです。

例えば、都会と地方との対比においては「教育格差」があることは知られていますが、それと同様に「学習格差」も存在します。私たちが提供する研修サービスにおいても、都会では先進的な研修が行われる一方で、地方の研修では「お偉いさんが1時間ぐらいの講演をする」という研修が根強くあります。

もちろん、そういった研修を否定するものではありませんが、地方にビジネスゲームを活用した研修を持ち込むことで、豊かな学習を行うことができるようになり、学習格差の改善に貢献できる。

私はそう信じています。

<補足情報>
創業の地は富山ですが、現在は東京・京都・福岡にもオフィスを構えている他、山梨・静岡・福井で働くメンバーもいます。新卒入社の方は基本的に東京オフィスで3年間勤務いただき、その後は好きな場所で働いていただきます(地元の地方創生に取り組んでいただけると嬉しいです)。

<参考情報>
富山県の地方創生に向けた私たちの取り組みに「AROMA SELECT(アロマセレクト)」があります。2014年に立ち上げた精油(エッセンシャルオイル)ブランドです。精油を作る活動を通じて自然と人間の共生を目指し、富山県に豊富にある森林資源(森林の保全活動の中で生じる廃棄予定の間伐材)を原材料として活用しています。

AROMA SELECT|アロマセレクト

事業内容

プロジェクトデザインは、2010年の創業以来、200種類以上のビジネスゲームを開発してきました。

  • チームワークを学ぶビジネスゲーム「The Team」
  • 財務諸表を読み解く力を身に付ける「The 財務諸表」
  • ワークライフバランスついて学ぶ「ライフスイッチ」
  • SDGsの本質を理解する「2030SDGs」
  • 森の未来について考える「moritomirai(森と未来)」

そして、これらのビジネスゲームを活用した研修は、企業・官公庁・学校などの様々な組織で実施されています(20カ国・20万人以上がビジネスゲームを体験しています)。

私たちが開発するビジネスゲームは3種類に分類され、各分野において、プロダクトの優位性を築いています。

①自社商品としてのビジネスゲーム

企画・開発・マーケティング・営業・納品の全てのプロセスを内製(自社の社員で対応する体制)にすることで、高品質なゲームをつくることにこだわっています。

良いゲームをつくることが、お客様の反響や口コミを呼び、マーケティング上の優位性を築きます(事実、私たちは新規開拓でテレアポをしておりません)。

The 商社のカード一覧
ビジネスゲーム「The 商社」

②パートナーと共同開発するビジネスゲーム

ビジネスゲームの第一人者として認知されている私たちには、企業から「一緒にこんなゲームをつくませんか?」という提案や要望をいただくことが少なくありません。

例えば、SDGsゲームとして最も有名な「2030SDGs」は一般社団法人イマココラボとの共同開発によって生まれています。

山梨日日新社との共同開発によって生まれた、カードゲーム 「moritomirai(森と未来)」

③お客様の依頼を受けて開発するビジネスゲーム

「楽しくて、学びになる」。

このビジネスゲームの特徴はインターンシップや新卒採用の「仕事理解コンテンツ」との相性が良く、トヨタ自動車や日立製作所、アシックスやオムロンなどの大企業からのオーダーが多い傾向にあります。

ビジネスゲームが「仕事理解コンテンツ」として優れている理由は下記の通りです。

“企業理念や仕事内容を伝えること自体は会社説明会でもできることです。しかし、会社説明会では企業側から1Wayで発信するので良い所ばかり伝わってしまう懸念があります。学生側も「会社説明会の場でどんなことを聞いたら企業の本質が分かるのだろうか?」と悩んでしまうことが多いと思います。

実際の仕事内容が理解できるインターンシップをやる選択肢もありますが、大多数の学生全てにインターンシップをやるのは現実的ではありません。また、インターンシップで分かることは、あくまでも、その職場限定の仕事内容や風土です。

もっとトヨタ全体のことを俯瞰的に見ることができる機会を用意することが学生の企業選びの入り口では重要ではないか?

そんな思いから、学生のキャリア教育・就活支援に繋がるコンテンツ、トヨタという会社を短期間で俯瞰的に疑似体験できるコンテンツとして「Global Impact」や「One Professional」を御社と一緒に開発させていただきました”

参考:【事例インタビュー】「企業の本質を短時間で俯瞰的に理解し、自分に合ってるかを確認・納得したい」という学生のニーズに応えるためのビジネスゲーム(トヨタ自動車)

トヨタ自動車の仕事理解セミナーで用いられている「Hunt the future」

ビジネスゲームの強み

ビジネスゲームがお客様から支持される理由は、その学習スタイルにあります。

人間には、4つの学習スタイル(下記参照)があり、人によって学びの効果が高い学習スタイルは異なります。

  1. 講義:講義を通じて座学で学ぶ(知識を得る)
  2. 議論・対話:他の人との対話の中で学ぶ(発見や気づきを得る)
  3. 観察:他の人がどうやっているかを観察して学ぶ(真似る)
  4. 行動:自分が実際にやってみて学ぶ(経験する)

そして、知識習得型の研修は「講義」、ワークショップで「議論・対話」、営業のロープレ研修では「観察」と「行動」といった具合に、一般的な研修は学習スタイルが固定的(1つか2つの学習スタイルの組み合わせ)です。

その一方で、ビジネスゲームを活用した研修では、4つの学習スタイルを効果的に組み合わせることで、全ての人の学習効果の最大化に働きかけるアプローチが可能です。

特に、ゲームを体験するという自分の「行動」を起点に、その行動を客観的に「観察」することで、自身が認識していないメンタルモデル(自身の行動の前提となる価値観や考え方)を発見し、行動変容につなげることが、お客様から大きく支持されています。

ビジネスゲームを活用した研修を実施することで、多くの人が、自分が変わることができる感覚を掴むことができる。このエンパワーメント(自分は無力ではなくて周囲に影響を及ぼすことができるという意識の獲得)がビジネスゲームの強みです。

ビジネスゲームを活用した研修の様子

<参考情報>
ビジネスゲームのことをもっと知りたい方は、ぜひビジネスゲーム開発日誌をご覧ください。私たちがビジネスゲーム開発で培ったノウハウやビジネスゲーム開発のこだわりを、企業研修を取り巻くトレンド・変化と絡めながら情報発信します。

組織について

元行政職員や経営コンサルタント、メーカーの営業経験者、教員、エンジニアなど、多様なバッググラウンドのメンバー総勢30名が開発・マーケティング・営業・研修・バックオフィスの各部門(※)で活躍しています。

※ビジネスゲームの企画部門は存在しません。メンバー個人の自発的な企画提案によって生まれるビジネスゲームもあれば、顧客の課題解決に向き合うコンサルタントがビジネスゲームの企画を担当するケースもあります。例えば、カードゲーム「moritomirai(森と未来)」は東京オフィスに勤務するコンサルタントが企画に関わっています。

オフィスは富山・東京・京都・福岡メンバーが全国各地に散らばっている関係上、社内のコミュニケーションはオンラインが主体です。オンラインだとメンバー同士のコミュニケーションが希薄になるため、年に1度は全員が集まる合宿を行う、毎月オンラインの全社会議を行う、オンライン会議の際は近況を共有し合うなどの工夫をしています。

ちなみに、上下関係は全くありません(経営層やマネージャー層が偉いという雰囲気はありません)。良い仕事をすることに焦点を合わせて、立場や役割の壁を越えて意見を交わせる風土があります。

年に1度の全社合宿では、方針発表や研修に加えて、船釣りや滝行などのレクリエーションをみんなで企画して実行しています。

募集職種

コンサルタント

お客様の抱える課題を明らかにし、ビジネスゲームを活用した解決策を提案する仕事です。

研修講師

社内のコンサルタントと協働し、課題解決に繋がるビジネスゲーム研修を運営する仕事です。

プロジェクトマネージャー

「カードゲーム」×「社会課題解決」に繋がる、ありとあらゆることに取り組む仕事です。

事務局サポートチーム+管理部スタッフ

社会課題系のカードゲームを展開する「事務局」の仕事をサポートする仕事です。

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