ビジネスゲーム × 内定者研修は、ビジネスゲーム活用した半日間(または1日間)の研修プログラムです。

The 商社のカード一覧
ビジネスゲーム「The 商社」
ビジネスゲーム「The Engineers」

総合職・文系職向けにはビジネスゲーム「The 商社」、理系職向けにはビジネスゲーム「The Engineers」を利用します。貴社の内定者研修の目的に応じて、適切なビジネスゲームをご提案させていただくことも可能です。

研修の狙い

① 会社を知る(経営理念や行動指針の浸透)

会社の経営理念や行動指針への深い理解は、社員の会社に対する帰属意識に大きく作用します。

特に、働くことに対する価値観が未成熟な内定者にとって、会社の経営理念や行動指針とは自身のこれから先の道しるべとなるものであり、「この会社のために頑張りたい」という意思を育みます。

本研修では、内定者に対して貴社の経営理念や行動指針の理解を促します。講義(座学)を通じて、頭で理解するように促すのではなく、ゲーム体験を通じて、頭と体で(経験的に)理解できるように促します。

② 仲間を知る(内定者同士の繋がりの強化)

内定者が集う内定者研修は、内定者同士の繋がりを強化する好機です。

本研修では、ビジネスゲームを活用することで内定者同士のコミュニケーションを促します。ゲーム自体は楽しく取り組めるものであり、場が盛り上がることでコミュニケーションが活性化します。

また、ゲームは楽しいだけではありません。ゲームで良い結果を出すには内定者一人ひとりが知恵を絞り、相互協力する必要があります。だからこそ、ゲーム中は内定者一人ひとりの思考や行動(強みや価値観)が引き出され、内定者同士の相互理解を深めます。

③ 仕事を知る(仕事の楽しさを伝える)

自らの経験・成長・報酬・承認などを得ながら、社会やステークホルダーに価値貢献することができる。

このように、仕事は楽しいものであるという価値観・考え方を仕事経験のほとんどない内定者に伝えることには大きな意義があります。

本研修では「ゲーム体験」を通じて、共創的コミュニケーション・戦略的志向・創造性などの仕事に求められる普遍的な能力を身に付けることが、仕事の楽しさを生み出すことを伝え、内定者の仕事に対する不安感を期待感へと転換させる後押しをします。

研修の流れ

研修は、ゲーム体験パート振り返りパートに分かれます。

ゲーム体験という【経験】をした後に、振り返りの場で【省察】と【概念化】を行うことで【実践】への橋渡しを行います。

※研修という「短期間の学習」の中で「経験学習モデル」に沿ったプログラムを提供します。

ゲーム体験パート

「The 商社」とは

ビジネスゲーム「The 商社」は、参加者が1つの会社のメンバーとして3~6人のチームを組み、 他のチームと様々な交渉を行いながら、自分たちの事業を立ち上げて会社を大きくしていくゲームです。

新規ビジネスの種(ビジネスカード)と必要な資源(資源カード)・資金を組み合わせてビジネスを設立し、より多くの資金と資産を得ることが目標です。

「The 商社」のゲーム概要

ビジネスカード・資源カード・資金(キャッシュ)は、他チームとの交渉・交換するか、新たにビジネスを設立することでしか手に入れることができません。また、設立が難しいビジネスほど、得られるリターンも大きくなります。

ゲームは、4分間の計画タイム(チームで戦略や作戦を話し合う時間)と8分間の行動タイム(ビジネスの設立をする時間・他チームとの交渉をする時間)に分かれます。

計画を立て、行動し、結果をふり返る。このPDCAサイクルを4回繰り返します。そして、4ターン目終了時点の結果によって勝敗が決まります

「The 商社」で問われる能力

会社が創業期・成長期・成熟期・衰退期へと変化するように、ビジネスゲーム「The 商社」の中ではターン毎に場の状況が変化し、研修受講者(ゲームのプレイヤー)に問われる能力も変化します。

<ビジョンとチームワーク>

1ターン目、ゲーム開始早々に経営資源を表すカード(資源カード・ビジネスカード・資金)が配られます。それらのカードを目の前にした参加者は、自分たちが持っているカードにどれだけの価値があるか分からない状況やどのように事業を立ち上げていくべきか分からない状況に戸惑います。

この時に必要になるものがチームとしてのビジョンです。ビジョンをもとにチームの進む方向性を定めて役割分担するチームで動く力と、答えのない中でも考え抜いてヒントを得ようとする考え抜く力が必要とされます。

<共創的コミュニケーション>

2ターン目は必要なカードを集めながら事業を立ち上げて会社を拡大していくことが求められます。しかし、自分たちが欲しいカードは他のチームが持っているケースが多いため、他のチームから必要なカードを買ったり交換したりする必要があります。

さて、どうすれば効果的に交渉をまとめることができるのでしょうか? ここで必要になってくるのがコミュニケーション能力です。他のチームとWin-Winな関係性を築くために相手の立場に立った提案をしていく、あるいは、相手のニーズを引き出す、共創的コミュニケーションが問われます。

<戦略的志向>

3ターン目、参加者はコミュニケーションを通じて事業を立ち上げ、会社を拡大していくことに面白さを感じ始めます。しかし、事業を持続的に発展させることはできても、それだけでは2倍3倍の飛躍的な成長を望むには足りません。そこで、今までやってきたビジネスのやり方を一旦横に置き、どうすれば事業を2倍3倍にできるのかということを考えることが大事になってきます。

足し算のビジネスから掛け算のビジネスへと事業を飛躍的に発展させる。あるいは、ゼロベースで物事を考える。そんな戦略的思考が必要になります。

< 創造性(クリエイティビティ)>

最終ターンとなる4ターン目では、市場(ゲーム内)の経営資源が枯渇していきます。自社の経営資源が不足する中において参加者に求められることは、いかに新たな事業を作り上げるのかという創造性の発揮です。

(「The 商社」では取引のやり方一つ、アイデア一つで、今まで考えてみなかったような事業を生み出すことができます)。

振り返りパート

振り返りとは

振り返りパートでは、ビジネスゲーム「The 商社」のゲーム体験を、研修の狙いに沿った形で振り返る対話(ワーク)と講義を行います。

<本研修の狙い>
①会社を知る(経営理念や行動指針の浸透)
②仲間を知る(内定者同士の繋がりの強化)
③仕事を知る(仕事の楽しさを伝える)

どのような振り返りをするのかについては、後述の【研修プログラム】の段落内容をご覧ください。

研修プログラム

※料金プランはサービス紹介資料にてご案内いたします。

よくあるご質問

【質問】
ビジネスゲームが難しく感じるのですが、だれでも学べるものですか?

【回答】
どなたでも学ぶことができます。ゲームのルールは研修当日に説明しますが、特に難しいものではありません(シンプルなルールなので中学生でもスッと理解いただけます)。

振り返りについても、ゲーム運営のプロ講師陣が、きちんと振り返りをできるような研修設計と研修のファシリテーションを行いますのでご安心ください。

【質問】
もっと短時間での実施は難しいのでしょうか?

【回答】
私たちの研修では経験学習モデル(経験→省察→概念化→実践)をしっかりと回すことを大切にしているため、振り返りの時間を1時間は確保する必要があります。その上で、ゲームのルール説明動画を事前に視聴してきていただくなどのご協力をいただける場合は、最短で2時間のプログラムを実施可能です。

【質問】
ゲーム研修を実施する際に注意することはありますか?

【回答】
集合研修で実施される場合(オンライン研修ではない場合)は少し広めの会場が必要です。参加者同士が関係を持ち、コミュニケーションをするために、自由に動き回ることのできるスペースをご準備ください。

研修講師紹介

亀井 直人

鳥取県立鳥取東高等学校卒業、福岡工業大学情報工学部情報通信工学科卒業。SE(インフラエンジニア)として長く経験を積む。プロジェクト遂行におけるチームのパフォーマンスを引き出すためにファシリテーション技術の習得・実践を続ける。特定非営利活動法人日本ファシリテーション協会では役員(2016年~2021年理事、2019年~2021年副会長)を務める。富士ゼロックス福岡在籍中にSDGsとビジネスゲーム「2030SDGs」に出会う。ビジネスゲームが持つ力の素晴らしさに触れ、2020年に研修部マネージャーとしてプロジェクトデザインに合流する。活動を通じて関わり合う方々との対話を楽しみにしている。鳥取県鳥取市出身。蟹と麦チョコが大好き。

  • 経済産業省認定情報セキュリティスペシャリスト
  • PMP(Project Management Professional)
  • NPO法人 SDGs Association 熊本 監事
  • Facebookアカウントはこちら

福井 信英

富山県立富山中部高等学校卒業、私立慶應義塾大学商学部卒業。 コンサルティング会社勤務、ベンチャー企業での営業部長経験を経て富山にUターン。2010年、世界が抱える多くの社会課題を解決するために、プロジェクト(事業)をデザインし自ら実行する人を増やす。というビジョンのもと、株式会社プロジェクトデザインを設立。現在は、ビジネスゲームの制作・提供を通じ、人材育成・組織開発・社会課題解決に取り組む。開発したビジネスゲームは国内外の企業・公的機関に広く利用され、英語版、中国語版、ベトナム語版等多国語に翻訳されている。課題先進国日本の社会課題解決の実践者として、地方から世界に売れるコンテンツを産み出し、広めることを目指す。 1977年生まれ。家では3人の娘のパパ。

山崎 雅也

慶應義塾大学経済学部卒業。大学卒業後は経営コンサルティング会社に就職。アウトプレースメント(再就職支援)事業部でキャリアコンサルタントとして累計600名超の再就職支援を行う。キャリアカウンセリング、セミナー・研修の企画、実施、求人開拓、紹介業務を担当。また、京都本社拠点長としてマネジメントも経験。その後リクルートマネジメントソリューションズに転職。教育研修、各種アセスメント(SPI等)の大手企業担当営業として大企業を中心に営業・納品を経験。現在はプロジェクトデザインの関西支社としてビジネスゲームを活用した研修の開発・営業・納品に取り組む。石川県出身。

ご利用の流れ

STEP1. お問い合わせ

お電話、または、弊社サイトよりお問い合わせください。

東京:03-6380-9137|関西:075-754-6099|富山:076-482-4130

※研修実施日の2カ月前のお問い合わせを推奨します。スケジュール調整や研修準備にご協力いただける場合は最短2週間での研修実施も可能です。

※事前にサービス紹介資料をご覧いただくことをお勧めいたします。

STEP2. ご提案

お電話(またはオンライン面談)にて簡易的なヒアリングをさせていただいた上で、お打ち合わせを実施いたします。ご希望の研修内容や期待する研修効果をお聞きしながら、貴社に最適な研修プログラムをご提案します。

STEP3.研修準備

研修申込を確認次第、研修準備に着手いたします。

STEP4. 研修実施

弊社より派遣させていただく講師の主導で研修を実施します。

資料請求

目次(Contents)

  • ビジネスゲーム×内定者研修について
  • 研修の流れ
  • 研修プログラム
  • 料金プラン
  • 会社概要          など
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