ビジネスゲーム × 財務研修は、ビジネスゲーム「The 財務諸表」を活用した半日間(または1日間)の研修プログラムです。

ビジネスゲーム「The 財務諸表」
ゲームプレイの様子

研修の流れ

研修は、ゲーム体験パート振り返りパートに分かれます。

ゲーム体験という【経験】をした後に、振り返りの場で【省察】と【概念化】を行うことで【実践】への橋渡しを行います。

※研修という「短期間の学習」の中で「経験学習モデル」に沿ったプログラムを提供します。

ゲーム体験パート

「The 財務諸表」とは

ビジネスゲーム「The 財務諸表」は、新規に立ち上げるカフェを舞台に、店舗の経営方針(ビジョン・戦略)を定め、その実現に向けてカネを調達し、ヒトやモノに投資をしながら、店舗を育てていくゲームです。

「The 財務諸表」のゲーム概要

ゲームでは、はじめに店舗タイプ(立地・設備・店舗面積)を選択し、その後、経営の意思決定を行います(経営の打ち手を示すカード20数種類の中から最大3枚まで選択します)。

※ 全ての経営の打ち手は、効果が上がる一方でコストがかかる「トレードオフ」の関係にあります。

経営の意思決定内容は、ターン毎に、財務諸表(BS:貸借対照表、PL:損益計算書)に反映されていくため、「仕入れ変更」「新商品開発」「広告キャンペーン」などの自分が行った経営の意思決定が、財務諸表をどのように変化させるのかについて、目に見える形で具体的に学ぶことができます。

※ BSとPLの変化は、Excelのマクロに記録されていきます。

「The 財務諸表」で問われる能力

このビジネスゲーム「The 財務諸表」で高成績を収めるには、戦略と財務の統合的視点が必要不可欠です。3Cの視点から競合の戦略や自社の財務状況を分析し、自社の経営方針に反映していく必要があります。

振り返りパート

振り返りとは

振り返りパートでは、ゲーム体験を振り返る対話(ワーク)と講義を行います。

貴社の研修ニーズをもとに、振り返りの学び(学習内容)を定義し、その学びが得られるようなプログラムをご提供します。

振り返りのプログラム例

  • 対話(ゲーム体験を振り返る)
     ↓
  • 講義(BSはどのように変化するのか)
  • 対話(講義を踏まえて、ゲーム体験を振り返る)
     ↓
  • 講義(資金調達・投資・減価償却がどのような変化をもたらすのか)
  • 対話(講義を踏まえて、ゲーム体験を振り返る)
     ↓
  • 対話(学びの共有、今後のアクションの言語化)

BSの変化に着目した振り返り例

グラフで視覚化して見ることで、開始時は大きな変化のなかったBSも、2年間の経営の後には大きく変化していることを理解します。

チーム比較・時系列比較に着目した振り返り例

チームごとの違いや時系列での変化を見ることで、より深く、財務諸表と経営の関係性を理解します。

活用例

研修時間(日数)の考え方

4時間~複数日程での実施が可能です。いただける時間によって到達できるポイントが変わってまいります。

タイムライン例:1日(6時間)で実施する場合

※実施事例や料金プランはサービス紹介資料にてご案内いたします。

よくあるご質問

【質問】
ビジネスゲームが難しく感じるのですが、だれでも学べるものですか?

【回答】
どなたでも学ぶことができます。ゲームのルールは研修当日に説明しますが、特に難しいものではありません(シンプルなルールなので中学生でもスッと理解いただけます)。

振り返りについても、ゲーム運営のプロ講師陣が、きちんと振り返りをできるような研修設計と研修のファシリテーションを行いますのでご安心ください。

【質問】
もっと短時間での実施は難しいのでしょうか?

【回答】
私たちの研修では経験学習モデル(経験→省察→概念化→実践)をしっかりと回すことを大切にしているため、振り返りの時間を1時間は確保する必要があります。その上で、ゲームのルール説明動画を事前に視聴してきていただくなどのご協力をいただける場合は、最短で2時間のプログラムを実施可能です。

【質問】
ゲーム研修を実施する際に注意することはありますか?

【回答】
集合研修で実施される場合(オンライン研修ではない場合)は少し広めの会場が必要です。参加者同士が関係を持ち、コミュニケーションをするために、自由に動き回ることのできるスペースをご準備ください。

研修講師紹介

亀井 直人

鳥取県立鳥取東高等学校卒業、福岡工業大学情報工学部情報通信工学科卒業。SE(インフラエンジニア)として長く経験を積む。プロジェクト遂行におけるチームのパフォーマンスを引き出すためにファシリテーション技術の習得・実践を続ける。特定非営利活動法人日本ファシリテーション協会では役員(2016年~2021年理事、2019年~2021年副会長)を務める。富士ゼロックス福岡在籍中にSDGsとビジネスゲーム「2030SDGs」に出会う。ビジネスゲームが持つ力の素晴らしさに触れ、2020年に研修部マネージャーとしてプロジェクトデザインに合流する。活動を通じて関わり合う方々との対話を楽しみにしている。鳥取県鳥取市出身。蟹と麦チョコが大好き。

  • 経済産業省認定情報セキュリティスペシャリスト
  • PMP(Project Management Professional)
  • NPO法人 SDGs Association 熊本 監事
  • Facebookアカウントはこちら

福井 信英

富山県立富山中部高等学校卒業、私立慶應義塾大学商学部卒業。 コンサルティング会社勤務、ベンチャー企業での営業部長経験を経て富山にUターン。2010年、世界が抱える多くの社会課題を解決するために、プロジェクト(事業)をデザインし自ら実行する人を増やす。というビジョンのもと、株式会社プロジェクトデザインを設立。現在は、ビジネスゲームの制作・提供を通じ、人材育成・組織開発・社会課題解決に取り組む。開発したビジネスゲームは国内外の企業・公的機関に広く利用され、英語版、中国語版、ベトナム語版等多国語に翻訳されている。課題先進国日本の社会課題解決の実践者として、地方から世界に売れるコンテンツを産み出し、広めることを目指す。 1977年生まれ。家では3人の娘のパパ。

ご利用の流れ

STEP1. お問い合わせ

お電話、または、弊社サイトよりお問い合わせください。

東京:03-6380-9137|関西:075-754-6099|富山:076-482-4130

※研修実施日の2カ月前のお問い合わせを推奨します。スケジュール調整や研修準備にご協力いただける場合は最短2週間での研修実施も可能です。

※事前にサービス紹介資料をご覧いただくことをお勧めいたします。

STEP2. ご提案

お電話(またはオンライン面談)にて簡易的なヒアリングをさせていただいた上で、お打ち合わせを実施いたします。ご希望の研修内容や期待する研修効果をお聞きしながら、貴社に最適な研修プログラムをご提案します。

STEP3.研修準備

研修申込を確認次第、研修準備に着手いたします。

STEP4. 研修実施

弊社より派遣させていただく講師の主導で研修を実施します。

資料請求

目次(Contents)

  • ビジネスゲーム×財務研修について
  • 研修の流れ
  • 活用例
  • 実施事例
  • 料金プラン
  • 会社概要          など
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