システム思考研修

研修内容

ビジネスゲームを通じてシステム思考(複雑に絡み合う組織課題を解決する手法)を学びます。また、システム思考の知識をインプットするだけでなく、現実の課題をループ図に表現し、課題解決に向けた対話と探求(知識のアウトプット)を行うことで実務に活かします。

研修対象者

  • 複数のチームを束ねるリーダー社員
  • 他部門と協力関係を築く必要のある部門責任者
  • 部門横断型プロジェクトの構成メンバー

※ビジネスゲームとは?

ビジネスゲームとは、仕事や現実の世界で求められる考え方や行動を抽出し、繰り返しトレーニングできるようにゲームとして表現したものです。

ゲーム参加者はゲームを楽しむ過程でゲームの世界に没頭していき、素の自分(仕事をしている時の思考や行動の癖)が引き出されていきます。素の自分が出るからこそ、ゲーム参加者はゲーム内で上手く出来たこと・出来なかったことにリアリティを感じ、 ゲームの世界の学びを現実の世界への学びとして自然と受け入れやすくなります 。

ビジネスゲームのプレイイメージ(実際の雰囲気)は、下記の紹介動画からご確認いただけます。

動画再生

「The 商社」プロモーション動画
(1分14秒)

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「The 商社」紹介動画
(6分6秒)

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「健康経営ゲーム」プロモーション動画
(1分2秒)

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「2030SDGs」紹介動画
(3分11秒)

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「ライフ・スイッチ」紹介動画
(5分29秒)

システム思考とは

線ではなく輪で考える問題解決手法

システム思考とは「結論に影響を与える要素と要素が、お互いに影響し合うものとみなす」考え方です。

このシステム思考の特徴は、論理的思考の特徴である「一つの要素がもう一つの要素に、一方的に影響を与えるものとみなす」考え方と対になって説明されることでより理解しやすくなります。

システム思考の具体例​

システム思考で解釈されるのは、その名の通り生態系(システム)に関わるものです。食物連鎖の例としても挙げられる「キツネとウサギ」がシステム思考で考えられます。

キツネの個体数が増えると、狩られるウサギが増えてウサギの個体数が減る。すると、エサとなるウサギの数が減ってしまうのでキツネの個体数も減る。キツネが減れば、今度はウサギが増える。

こうした「一方が増えると、もう一方が減る。一方が減ると、もう一方が増える」という相互に影響し合う有機的な関係(オーガニック)がシステム思考です。

論理的思考の具体例

論理的思考の例には工場の生産機械の「台数と生産量」が考えられます。生産機械の「台数」が増えると「生産量」も増え、「台数」が減れば「生産量」も減ります。「生産量」が生産機械の「台数」に直接的な影響を及ぼすことはありません(※)。

「一方がもう一方に対して支配的な影響力を持つ」形での一方通行での無機的な関係(インオーガニック)が論理的思考になります。

※ 「生産量」が上がることで「売上高」が伸び、設備投資ができるようになったので生産機械の「台数」が増えるという具合に、「生産量」が生産機械の「台数」に間接的には影響します。

システム思考を構成する3要素

01 時系列グラフ

目に見える時系列の変化という出来事から、その出来事を産み出している構造(システム)を推察する。それがシステム思考の第一歩となります。

02 ループ図

システムを表すために、要素と線を用いて因果関係を示します。因果関係は閉じる(ループする)ように表現します。ループ図を書く際には「R/B/遅れ/逆」などの特有の表現を利用します。

03 対話と探求

ループ図に正解はありません。ループ図をベースに共通の土台に立ち、どこに力を加えれば小さな力で悪循環を好循環に変えられるのかを対話・探求します。

システム思考研修(1日間)
研修プログラム例

午前(9:30~12:00)

イントロダクション
 ・研修目的の共有
 ・自己紹介
 ・ビジネスゲームのルール解説

ビジネスゲーム
 ・ビジネスゲームの実施
 ・ビジネスゲームの振り返り

午後(13:00~16:00)

座学講義
 ・システムとは
 ・ループ図
 ・ゲームの世界をループ図で表す
 ・システム類型の紹介

グループワーク
 ・現実の課題をループ図に落とす
 ・対話を通じて解決策を探索する

クロージング
 ・学びの共有

本研修で実施可能なビジネスゲーム

ビールゲーム Online

「ビールゲーム Online」はコミュニケーション・報連相の不足によるチーム力の低下等の組織課題を解決するビジネスゲームです。自分自身のメンタルモデル・システム思考・対話の必要性について理解を深めることで、組織のコミュニケーションを改善し、チーム力の強化に繋げます。

2030SDGs

「2030SDGs」はSDGsの導入・浸透を図りたい組織にお勧めのビジネスゲーム研修です。SDGsの本質・トランスフォーム(変容)の重要性を理解する機会をご提供します。物事の因果関係を捉え、構造を理解する、システム思考のトレーニングとしてもご利用いただけます。

ご利用の流れ

STEP1. お問い合わせ

お電話、または、弊社サイトよりお問い合わせください。

東京:03-6380-9137|関西:075-754-6099|富山:076-482-4130

※研修実施日の2カ月前のお問い合わせを推奨します。スケジュール調整や研修準備にご協力いただける場合は最短2週間での研修実施も可能です。

STEP2. ご提案

お電話(またはオンライン面談)にて簡易的なヒアリングをさせていただいた上で、お打ち合わせを実施いたします。ご希望の研修内容や期待する研修効果をお聞きしながら、貴社に最適な研修プログラムをご提案します。

STEP3.研修準備

研修申込を確認次第、研修準備に着手いたします。

STEP4. 研修実施

弊社より派遣させていただく講師の主導で研修を実施します。

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問い合わせ

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お見積り依頼の他、ちょっと知りたい・聞いてみたいことへの相談にも対応させていただいております。是非、お気軽にお問い合わせください。

<相談内容の例>

  • 数あるビジネスゲームの中から自社に合うビジネスゲームが何かを知りたい
  • 自社が抱える組織課題に対してビジネスゲームでどんなことが出来るのかについて情報交換したい
  • ビジネスゲームの共同開発について興味があるので少し詳しい情報を提供してもらいたい
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私たちプロジェクトデザインの会社案内やビジネスゲームのサービス紹介資料をダウンロード可能です。興味のある資料をお気軽にご利用ください。

<ダウンロード資料の種類>

  • 会社案内資料(収録内容:ビジネスゲームとは/プロジェクトデザインの強み/ビジネスゲーム一覧/私たちがお応えできるニーズ等)
  • サービス紹介資料(収録内容:ゲーム概要/コンセプト/学習効果/活用例/料金プラン等)

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