コミュニケーション研修で使える面白いゲーム8選

コミュニケーション研修に使える面白いゲーム、盛り上がるゲームはないか?

そんなニーズにお応えするべく、本記事では「3つの効果別」にコミュニケーション研修に使える面白いゲームコンテンツをご紹介します。

1つ目は「アイスブレイク」の効果が期待できるゲーム。準備が簡単で短時間(所要時間30分以内)で実施できるゲームをご紹介します。

2つ目は「関係構築」の効果が狙えるゲーム。参加者同士の交流要素が強いゲームをご紹介します。

3つ目は「研修カリキュラム」そのものに使えるゲーム。盛り上がって終わり、仲良くなって終わりではなく、ゲーム体験自体にコミュニケーション研修の学びが含まれる。そんなゲームをご紹介します。

<目次>

  • コミュニケーション研修の「アイスブレイク」に使えるゲーム
  • コミュニケーション研修の「関係構築」に使えるゲーム
  • コミュニケーション研修の「研修カリキュラム」に使えるゲーム
  • まとめ
  • 監修者プロフィール

コミュニケーション研修の「アイスブレイク」に使えるゲーム

始めに紹介するゲームは「アイスブレイク」に使えるゲームです。準備が簡単で短時間(所要時間30分以内)で実施できるゲームをご紹介します。

「アイスブレイク」を研修の最初に行うことで、次のような効果が期待できます。

  • 緊張を和らげる
  • 軽く体を動かすことでリラックス・リフレッシュできる
  • 場が盛り上がる

1. 嘘つき自己紹介

噓つき自己紹介とは、3つのキーワードの中に1つだけ嘘を混ぜて話すゲームです。ほかの人は、話しぶりからどれが嘘かを当てます。果たして嘘を見破られることなく、流暢に話すことができるでしょうか?

【基本情報】

  • 実施形態:集合研修/オンライン集合研修
  • 準備するもの:A4の紙(1人1枚)、太めのペン(集合研修の場合)/パソコン、「Zoom」(オンライン集合研修の場合)
  • プレイ人数:4~30人(1チーム4~5人)
  • プレイ時間:30分

【ルール/ゲームの進め方】

  1. 参加者は、4~5人のチームに分かれます(チームは事前に決めておくか、その場で抽選で決めます)
  2. A4の紙を1人につき1枚ずつ配布します
  3. A4の紙を1/4に折って広げ、十字についた折り線の上からペンでなぞり、「4つの枠」を作ります
  4. 5分間で左上の枠に自分の名前を書き、残り3つの枠に自己紹介するキーワードを書きます。3つの内、1つだけ嘘を書きます
  5. チーム内で話す順番を決め、1人につき3分以内で紙に書いた内容を説明します(すべて本当のように話し、どれが嘘かはバレないようにします)
  6. 全員が話し終わっても時間が残っていれば、お互いに質問をします
  7. 最初に話をした人が再度紙を見せて、聞き手の人はどれが嘘かを当てます
  8. その後、どれが嘘か答えを発表し、「実は…」と1分以内で語ります
  9. 次の人も同じように紙を見せ、嘘がどれかを聞き手に当ててもらい、答え合わせをします
  10. 早めに終わったチームは、書いてある紙をみんなで広げ、互いに関心のある部分を質問します

【ワンポイントアドバイス】

  • 「うそほんと自己紹介」とも呼ばれます
  • 通常の自己紹介では自分が話すことに意識が向きがちですが、嘘つき自己紹介は相手の嘘を当てようとする過程で自然と相手の話に興味を持ち、集中して聞く姿勢になります
  • 初対面でも知り合い同士でも互いに新たな一面が発見でき、盛り上がります

2. 人狼ゲーム

人狼ゲームとは、村人に紛れ込んだ人狼を会話の中で推理し、処刑することで村の平和を守るゲームです。人狼役は巧みに嘘をつき、見破られないように村人のふりをしながら、夜になると村人を襲います。会話の駆け引きで、うまく生き残ることができるでしょうか?

【基本情報】

  • 実施形態:集合研修/オンライン集合研修
  • 準備するもの:役割を決めるカード(集合研修の場合)/パソコン、「Zoom」(オンライン集合研修の場合)
  • プレイ人数:3~100人(推奨人数は5~18人程度)
  • プレイ時間:10分(ワンナイト人狼)〜30分

【ルール/ゲームの進め方】

“人狼ゲームを行なう場合、ゲームマスター(GM)と呼ばれる、ゲームを進行する人が必要です。例えば6人が集った場合、ゲームを進行するゲームマスター1名、村人サイドは村人3名と占い師1名の計4名、人狼サイドは人狼1名、という配役になります”

参考:人狼ってどんなゲーム? | 人狼道

【ワンポイントアドバイス】

  • 会話がメインです。嘘をつくのが苦手な人や平気な人、論理的に説明できる人、騙されやすい人など、性格が表れるため、盛り上がります
  • 「ワンナイト人狼」という、10分程度で簡単にできるバージョンもあります

コミュニケーション研修の「関係構築」に使えるゲーム

次に紹介するゲームは「関係構築」に使えるゲームです。参加者同士の交流要素が強いゲームをご紹介します。

「関係構築」に使えるゲームを行うことで、次のような効果が期待できます。

  • 親睦を深められる(仲良くなれる)
  • コミュニケーションが円滑になる
  • 相互理解を深められる
  • 研修受講者の主体性(意欲的な研修参加)を促せる

3. 謎のサイバーテロからの脱出|リアル脱出ゲーム

謎のサイバーテロからの脱出とは、リアル脱出ゲームを提供している株式会社SCRAPが、研修・企業パーティ用にアレンジした対話型・体験型のコンテンツの1つです。

【基本情報】

  • 実施形態:オンライン集合研修
  • 準備するもの:パソコン、「zoom」や「Googleトーク」、「Teams」などいずれかを使用。PDFファイルを見られる環境が必要です
  • プレイ人数:4~200人以上(1チーム4人)
  • プレイ時間:1時間半

    ※ゲームのキットはこちらのサイト(株式会社SCRAP)にお問い合わせの上、準備する必要があります

【ルール/ゲームの進め方】

“あなたは会社のサイバーテロ対策室の一員。ある日、謎のハッキングチーム「ワルモーニ」がコンピューターウィルスをばらまき、会社のPCがウィルスに感染してしまった! ワルモーニのウィルスを駆除しないとあなたの気力が吸い取られてしまう! チームメンバーと協力して駆除プログラムを起動せよ!”

参考:リアル脱出ゲーム研修&懇親会 | SCRAP

【ワンポイントアドバイス】

  • ゲームに取り組む中でチームメンバーと協力することが必須のコンテンツのため、関係性を深めることができます
  • オンラインで参加できるため、離れた場所のメンバーとも結束力を高められます

4. マシュマロ・チャレンジ

マシュマロ・チャレンジとは、乾燥パスタやマシュマロ、マスキングテープなどを使って高いタワーを作るゲームです。世界記録の99㎝を目指し、チームで相談・協力しながら試行錯誤を繰り返します。

【基本情報】

  • 実施形態:集合研修
  • 準備するもの:
     乾燥パスタ(1.7mm推奨、20本×チーム数)
     マスキングテープ(90cm×チーム数)
     ひも(90cm×チーム数)
     マシュマロ(頂点に載せるもの1つ×チーム数)
     はさみ(1つ×チーム数)
     メジャー(記録測定用1つ)
  • プレイ人数:4〜100人以上(1チーム4人)
  • プレイ時間:30分〜2時間

【ルール/ゲームの進め方】

  1. 参加者は、4人のチームに分かれます(チームは事前に決めておくか、その場で抽選で決めます)
  2. 各チームにパスタ、マスキングテープ、ひも、マシュマロ、はさみを配ります
  3. それぞれのチームで、作戦タイムも含めて18分間でタワー作りを行います
  4. 自立可能なできるだけ高いタワーを立て、タワーの1番上にマシュマロを置きます(パスタに刺してもOKです)
  5. テープで足場を固定してはいけません
  6. パスタやテープ、ひもを切ったり貼ったりするのは構いません
  7. マシュマロは切ってはいけません
  8. 計測し、最も高いタワーを作ったチームが優勝です
  9. 計測タイム中もタワーが自立している必要があります

【ワンポイントアドバイス】

  • 「できるだけ高いタワーを作る」という共通目標に向かって力を合わせる過程で、自然と親睦が深まります
  • どの道具を使ってどんな形のタワーを作るのか、それぞれが持つビジョンを互いに共有することが、チームとして機能する第一歩です
  • 一人一人が主体的に活動に関わることで、チームのパフォーマンスが上がります
  • マシュマロもパスタも食べ物なので、研修後はみなさんで美味しくいただくか、学びを得られたことに感謝して処分します

コミュニケーション研修の「研修カリキュラム」に使えるゲーム

最後に紹介するゲームは「研修カリキュラム」に使えるゲームです。ゲーム体験自体に学習効果が期待できるゲームをご紹介します。

5. The 商社

The 商社(ザ・しょうしゃ)とは、世界のビジネスマーケットを舞台にし、カードを使って事業設立を体験するビジネスゲームです。シミュレーションを通して、ビジネスパーソンがそれぞれの立場で活躍していくための能力を学ぶことができます。

【基本情報】

  • 実施形態:集合研修/オンライン集合研修
  • 準備するもの:ゲームのキット(集合研修の場合)/パソコン、「Zoom」(オンライン集合研修の場合)
  • プレイ人数:10~150人(1チーム2~5人目安)
  • プレイ時間:3~6時間

※ゲームのキットはこちらのサイト(株式会社プロジェクトデザイン)にお問い合わせの上、準備する必要があります

【ルール/ゲームの進め方】
“「The 商社」は参加者が1つの会社のメンバーとして3~6人のチームを組み、 他のチームと様々な交渉を行いながら、自分たちの会社の事業を立ち上げて会社を大きくしていくビジネスゲームです。ゲームは計画→行動→決算という3つのプロセスを1ターンとしてカウントし、合計4ターン実施します。参加者に問われる能力が各ターン毎に変化する中、参加者は自身の強みや弱み(伸ばしていくべき能力)に気付くことができます”

参考:ビジネスゲーム「The 商社」|株式会社プロジェクトデザイン

【ワンポイントアドバイス】

  • ビジネスゲームを通じて対人関係における情報や感情のやり取りをより良くするコミュニケーションを学びます。また、その過程でゲーム参加者間の関係の質を高めることができます
  • 自分のチーム内での話し合いはもちろん、他チームの交渉にも積極的なコミュニケーションが必要です
  • 相手の納得を得るにはどんな交渉材料が良いか、互いにWin-Winになる方法など、仕事上の人間関係に生かせる考え方を理解し、身に付けることができます

6. The Team

The Team(ザ・チーム)とは、鉄道・自動車のメーカーと販売店を舞台に、カードを使って製造・販売を体験するビジネスゲームです。シミュレーションを通して、上司と部下の立場の違いによる矛盾や問題、チームワークの違いを学ぶことができます。

【基本情報】

  • 実施形態:集合研修
  • 準備するもの:ゲームのキット
  • プレイ人数:15~36人
  • プレイ時間:3~6時間

※ゲームのキットは、こちらのサイト(株式会社プロジェクトデザイン)にお問い合わせの上、準備する必要があります

【ルール/ゲームの進め方】

“「The Team」では参加者が1つの会社のメンバーとして3~5人のチームを組み、上司役( 1名)と部下役( 2~4名)に分かれて、他チーム(最大5社)と競い合います。上司役ができることは「部下に指示を出す」「予算の配分を決定する」という意思決定のみ。意思決定以外の全ての仕事を部下に任せることになります。いかに部下と情報を共有するのか、やるべき活動を決めて指示を出すのかが問われます”

参考:ビジネスゲーム「The Team」|株式会社プロジェクトデザイン

【ワンポイントアドバイス】

  • 部下と上司が会社の中でチームで動いているからこそ起きる矛盾や問題、両者の視座の違いやコミュニケーションギャップを、一連のゲーム体験を通じて実感できます
  • 途中で上司と部下の役割を入れ替えることで、視座・視野・視点の転換を経験し、研修後の現場に活かしていくことができます
  • 組織が成長するために重要な、チームで意見を交わし合い新たな知恵を産み出す共創的対話を、ゲームを通して自然に体験することができます
  • ゲームのプレイ中には、組織のメンタルモデル(価値観・考え方)が非常によく出ます。ゲーム後の振り返りの時間に「自分たちはチームとして何をどうすれば良かったのか」を話し合うことで、現実の組織におけるコミュニケーションやチームワークの改善点を発見します

7. The Infinite Loop Online

The Infinite Loop Onlineとは、オンライン上でチームメンバーが分断された情報を共有し、協力して様々な暗号や謎を解くゲームです。コミュニケーションの食い違いや、パフォーマンスへの影響を体験します。

【基本情報】

実施形態:オンライン集合研修
準備するもの:パソコン、zoom(オンライン集合研修の場合)
プレイ人数:10〜20人程度(100人以上も可)
プレイ時間:2時間~

【ルール/ゲームの進め方】

“The Infinite Loop Onlineは、オンライン上でチームメンバーが分断された情報を共有し、協力して様々な暗号や謎を解くアクティビティです。ゲームを通じて、それぞれの持つ情報の偏りや、思い描く完成イメージの違いから、コミュニケーションの食い違いや、パフォーマンスへの影響を体験します。ゲームを振り返りながら、自分たちのチームにとってより良いコミュニケーションを体験で学習できる、ゲーミフィケーションラーニングの手法を採用しています”

参考:新人若手のオンボーディングを加速させる、テレワーク下のコミュニケーションプログラムThe Infinite Loop | 株式会社ワークハピネス

【ワンポイントアドバイス】

  • テレワークでのコミュニケーション・チームビルディングを体験できます
  • 自分と相手とのコミュニケーションスタイルの違いを自覚し、ミスコミュニケーションによる勘違いがなぜ起きるのかを、楽しみながら学ぶことができます

8. アッパーランド

アッパーランドとは、カードを使って赤字続きの遊園地をチームでV字回復させる経営体験ができるボードゲームです。ゲーム上で様々な役割があることから、どのような業種でも自分の仕事に置き換えて考えることのできる汎用性があります。

【基本情報】

  • 実施形態:集合研修/オンライン集合研修
  • 準備するもの:ゲームのキット(集合研修の場合)/パソコン、zoom(オンライン集合研修の場合)
  • プレイ人数:4人~(1チーム4~6人)
  • プレイ時間:3時間以上

    ※ゲームのキットはこちらのサイト(株式会社スマイルガーディアン)にお問い合わせの上、準備する必要があります

【ルール/ゲームの進め方】

“赤字の遊園地をV字回復させるための手段(アトラクション建設やメニュー開発、資金調達や市場調査など)を各プレイヤーはカードとして持っています。プレイヤーはお互いに協力しなければアッパーランドをV字回復させられませんが、カードをお互いには見せることができません。自分はどういったことができるのか、言葉で相手に伝えなければならないのです”

参考:アッパーランド|株式会社スマイルガーディアン

【ワンポイントアドバイス】

  • 複数チームで参加すれば、チーム間で競うことが可能となり、チーム内・チーム同士のコミュニケーションが活性化します
  • 自分の情報を伝えながら相手の情報も引き出す過程で、どのように聞けば求めている情報を引き出せるのか、互いにコミュニケーションする能力が高められます

まとめ

コミュニケーション研修にゲームを取り入れる目的は何なのか?

社員のアイスブレイク(緊張の緩和)ができれば良いのか。社員同士の関係性を強化したいのか。それとも、ゲーム体験自体に学習効果を求めるのか?

貴社の目的に合ったゲームコンテンツ選びに本記事が役立つことがあれば幸いです。

ちなみに、私たち株式会社プロジェクトデザインでは、コミュニケーション研修を検討する上で必要になる考え方やノウハウをご紹介する「コミュニケーション研修検討マニュアル」をご用意しています。是非ご覧ください。

また、私たちはコミュニケーション研修のカリキュラムもサービスとしてご提供させていただいています。貴社の社員の方々に深い学びをご提供できるようにヒアリングを行った上でご提案いたします。よろしければ、是非お問い合わせください。

〈文=古野知晴(chiharu.furuno)〉

監修者プロフィール

亀井 直人

鳥取県立鳥取東高等学校卒業、福岡工業大学情報工学部情報通信工学科卒業。SE(インフラエンジニア)として長く経験を積む。プロジェクト遂行におけるチームのパフォーマンスを引き出すためにファシリテーション技術の習得・実践を続ける。特定非営利活動法人日本ファシリテーション協会では役員(2016年~2021年理事、2019年~2021年副会長)を務める。富士ゼロックス福岡在籍中にSDGsとビジネスゲーム“2030SDGs”に出会う。ビジネスゲームが持つ力の素晴らしさに触れ、2020年に研修部マネージャーとしてプロジェクトデザインに合流する。博多駅前“fabbit hakata ekimae”に福岡オフィスを構え、関わり合う方々との対話を楽しみにしている。鳥取県鳥取市出身。蟹と麦チョコが大好き。

  • 経済産業省認定情報セキュリティスペシャリスト
  • PMP(Project Management Professional)
  • NPO法人 SDGs Association 熊本 監事
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