・森林税で普及啓発 カードゲームで保全の大切さ伝える|山梨日日新聞
山梨日日新聞14面で、 国から自治体へ配分される「森林環境譲与税」を活用したカードゲーム「moritomirai(モリトミライ)」体験会の実施例を取り上げていただきました。
カードゲーム「moritomirai(モリトミライ)」は、山梨日日新聞社とプロジェクトデザインが共同開発したゲームです。2023年3月のリリース以来、全国で4,000人以上の方にご体験いただき、ゲームの進行役である公認ファシリテーターは60名を超えています。
山梨県内では、SDGsの実現を目指す「やまなしSDGsプロジェクト」のメインアクションで、森林の持続的な活用を目的とするプロジェクト「moritomirai(モリトミライ)」の一環として、カードゲームが活用されています。
紙面には「森林環境譲与税」を活用し、山梨県富士河口湖町の河口小学校にてカードゲーム「moritomirai(モリトミライ)」が実施される様子が紹介されました。
国では2024年6月から、森林保全を目的に国民一人あたり年間千円を住民税に上乗せし、「森林環境税」として徴収しています。この税収を各自治体への配分額を決めて交付されたものが「森林環境譲与税」です。森林整備のほか、人材育成や担い手の確保、木材利用の促進などへの活用が可能です。
富士河口湖町では、これまで「森林環境贈与税」を森林管理や整備に充ててきましたが、住民税と併せて徴収されるようになったことから、身近な税金として住民の皆さんのために活用する方法について検討してきました。
カードゲーム「moritomirai(モリトミライ)」の体験を通じて、森林整備の重要性などを多くの人に知ってもらうため、町としては初めて、「森林環境贈与税」を普及啓発や意識醸成のための事業に活用したということです。
体験した児童からは、「森は私たちを生かしてくれる大事なところだということが分かった」「森に感謝の気持ちを持とうと思えた」などの感想が寄せられました。
ゲームの詳細はこちら:カードゲーム「moritomirai(モリトミライ)」とは
2024年10月2日 山梨日日新聞14面掲載
山梨県では、都留市でも「森林環境譲与税」を活用した市民向けワークショップで、カードゲームの実施事例があります。是非、こちらもご覧ください。