ビジネスゲーム「The 商社」体験会レポート(2025年6月26日開催)

私たちプロジェクトデザインでは、ビジネスゲームの導入をご検討されている組織のご担当者様や、ビジネスゲームに興味をお持ちの方々を対象に、気軽に楽しくビジネスゲームを体験いただける場をご提供しています。

本稿では、2025年6月26日(木)に名古屋で実施したビジネスゲーム「The 商社」の体験会の様子や参加者の感想(一部抜粋)をお届けします。

体験会の様子

ビジネスゲーム体験会の様子をスライド形式でお届けします(スライド内の左右の矢印ボタン(<>)より、自由にスクロールいただけます)。

体験会の感想

Q. 本日のゲーム体験会の感想(本日のゲーム体験会で気づいたこと、今後、具体的にやってみたいことなど)を教えてください。

  • 私自身このゲームへの参加は4回目で、ビジネスに関して非常に多くのことが学べる貴重な機会だと感じています。何回参加しても、チームメンバーや他チームの戦略・行動にバリエーションがあるため、今回も沢山のことを学ばせていただきました!
  • チームビルディングをする上で大切なことを知り、自身の会社、業務に活かせればと思い、参加しました。結果、自身の本来の姿を見直す場にもなり、チームにも持ち帰るものがありました
  • ゲームを通して他社の参加者さまと交流がしたかったので、参加しました。社内でも活用に関して提案したいと思います

Q. 本日のゲーム体験会の感想を教えてください。

  • ゲームは大変楽しく没頭することができました。チーム内外でコミュニケーションをとる過程で、困惑・葛藤・迷い・ストレス・喜び・楽しみなど様々な感情が発生しますが、ゲーム後にしっかりと内省し、対話を通じてふり返ることで様々な学びと気づきを得ることができました

  • ゲームとしても楽しい経験ができた上に、この体験をビジネスに置き換えることで、非常に多くの知識や経験を得ることができました。ありがとうございました!

  • ゲームだからこそなのか、自身の勝ちたいという欲求が結構強いのだなと認識できました。それ故に周りのビジョンまで理解しようとせずに突き進んでしまっていたのかなと反省し、これが日常で行われていたとしたら改めなければいけないと感じました。普段大切にしていることが今日の場で表に出てこないということは、大切にしてるけど行動に移せていないということでもあるので、考え方・行動の変化が必要です。自身だけでなく、チームとしてもより良くしていければと思います

  • 今回の環境下での自分の行動が、「自然とやってしまうこと」だと実感できました。チームメンバーの行動も、ふり返りを見るとそれぞれの才能と合っていて納得感がありました。普段の仕事でも自然とチームのために動いているので、今回の経験を今後に活かしていきたいです

  • 応用性・拡張性が高いゲームだと感じました。一部のルールを変えてゲームを行うことで、行動や思考が変わることが予想されることも含めて面白いと思いました。社内で実施する場合は現実の関係性や小規模と大規模の難易度も変わるので、導入する際は目的を明確にして慎重に検討したいです

Q. プロジェクトデザインでは「一人ひとりの可能性を解き放つ(人材の価値の最大化)」をコンセプトに置いた研修サービスをご提供しています。今回、「The 商社」を活用した「自分の強みを発見・活用するアプローチ」の可能性はいかがでしたでしょうか?

  • 自己分析チェックシートに記入することで、自分の未熟な点・強みを確認できて良かったです! このシートに関わらず、また自分における強みなどを模索して人間として成長していきたい(活用していきたい)と考えました

  • 自己分析チェックシートを通して強みやエネルギー源を可視化することで、自身が強みとして認識することができ、かつ周囲がその人の強みを活かすための動きが取れるようになる点が良いと思いました。一方で強みがレッテルになったり、ネガティブに目がいく社員には注意が必要だと感じました

  • フィードバックを含めて、その人その人の本質が表れるので、良い気づきになる場だと思いました

体験会の講師より

今回実施した「The商社体験会 × 自分の強み発見・活用プログラム」では、リアルなビジネスを想定した経営シミュレーションゲーム「The商社」を通じて、参加者の無意識下に潜む思考や行動特性を引き出すことを狙いとしました。

ビジネスゲーム「The商社」の大きな魅力は、参加者が夢中で取り組むうちに、日常業務では意識しづらい意思決定の傾向や他者との関わり方が自然に表出する点にあります。今回は、この「無意識下にある思考や行動特性」に焦点を当て、特に個人の強みやエネルギーの源を発見できるよう設計した特別ワークショップとして実施しました。

その結果、ビジネスに求められる基本的な思考・行動の特徴を体感していただくとともに、各自が自分の強みをどのように見つけ、どのように活かすかについても新たな気づきを得ていただけたのではないかと思います。

参加者からは「とにかく面白かった」「まさか自分がここまで夢中になるとは思わなかった」といった熱量の高い感想に加え、「強みを自覚する方法として非常に学びになった」「今後の人材育成研修の参考になった」との声もいただきました。ファシリテーターとして大変嬉しく、今回の成果を確信するフィードバックとなりました。

今後は、この「強み発見プログラム」をさらに体系化・標準化し、どこでも誰もが実施できる汎用性の高いプログラムへと進化させていきたいと考えています。

川下 俊輔

2000年3月に慶應義塾大学商学部卒業。トヨタ自動車株式会社に入社、調達本部に配属。二度の中国駐在を経て人事本部に異動し、全社の採用活動を担当しながら、社内講師として社員育成プログラムに従事。2021年にチャレンジキャリア制度を活用しトヨタを卒業。以降は人・組織をよりしなやかに強くする組織開発に取り組みながら、「適材適所」×「プランドハプスタンス創出」を生み出せる人事コンサルタント及びキャリアコーチとしての活動を開始。トヨタ人事時代に出会ったプロジェクトデザインのビジネスゲームに魅了され、より多くの企業様にその価値をお届けしたいと決意し、プロジェクトデザインに講師として参画中。妻、長男・次男、犬・猫の6人家族。息子たちから将来「父ちゃんの仕事かっこいいな」と言われるよう毎日全力で精進中。Gallup社認定ストレングスコーチ/所属:株式会社フリースタイルエンターテイメント

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