【2023年10月30日13時15分】カードゲーム「moritomirai(モリトミライ)」(飛騨開催)

こちらは、山梨日日新聞社と株式会社プロジェクトデザインが共同で開発した新作カードゲーム「moritomirai(モリトミライ)」体験会のご案内です。

水、空気、木材など、森は私たちの生活に欠かせない様々な恩恵を与えてくれます。 しかし、昔と比べ、私たちの生活に木を使われなくなったことにより、今、森はどんどん荒廃しています。
カードゲーム「moritomirai(モリトミライ)」は、子どもから大人まで、楽しみながら森の問題を理解し、当事者意識を持つきっかけをつくるために開発されたカードゲームです。

カードゲーム「moritomirai(モリトミライ)」とは 

カードゲーム「moritomirai(モリトミライ)」とは、日本の森の現状と抱える問題や構造について楽しく学びながら、自分たちの街の森を豊かにしていくために、自分にできることを考えるきっかけにしてもらうためのシュミレーションゲームです。 

ゲームでは、参加者が山の所有者、猟師、行政職員、住宅メーカー、学校の先生など様々な仕事を持つ10種類のプレイヤーとして1~4人のチームを組みます。他のチームと様々な交渉を行い、森とわたしたちの未来が刻々と変化する中で「森の未来」について考えます。 

活用例 

カードゲーム「moritomirai(モリトミライ)」はニーズに応じて様々なシーンで活用することが出来ます。 

①学校・林間学校の授業で​ 

SDGsの授業や探究的な学習の授業のの導入で、カードゲームを用いることによって、「森林問題」という切り口から子どもたちが自分の住む地域の森の現状や問題の構造について楽しく理解することができます。

<よく聞かれる悩み>

  • 総合的な学習が「調べ学習」で終わってしまう。
  • テーマ設定に「知りたい!学びたい!」というわくわくした気持ちではなく、どこかやらされ感がある。
  • 調べ方がインターネットや本に偏り、自分の地域に目が向きにくい。

カードゲーム「moritomirai(モリトミライ)」では、授業の内容を受動的に聞くだけでなく、ゲーム中の自分の役割に応じて、また森やまちの状況から自分たちで取るべき行動を判断して実行に移していきます。ゲーム内で上手く出来たこと・出来なかったことにリアリティを感じ、 ゲームの世界の学びを現実の世界への学びとして自然と受け入れやすくなる為、以下のような効果が期待できます。

  • ゲーム中に自分の行動がまちや森に影響を与えた体験が現実社会でも行動しようする動機に繋
  • 驚きや発見など感情を伴う体験が、世の中への疑問や関心を高め、「調べてみよう」とする主体的な学習に繋がります。
  • 「友達に交渉する・連携する」など自分で考え勇気を出して行動した体験が、現実の世界でも行動するきっかけとなります。

参加者の声

・ぼくたちが「森への関心」を高めると、森についての知識が深まります。すると、土砂災害がおこる理由を理解できて、起こらないように対策が出来るようになるんだということを学びました。

・交渉が難しかったけど楽しかった。いろいろな人が森を守るためには協力しないといけないのだと感じた。森の仕事に就きたい。

・森が身近な地域なので、子どもたちの探究学習で個別具体の課題設定を行う前にこのゲームができると物事の繋がりや問題の全体像を理解することができ、視野が広がると感じた。

・このゲームを行った後にセカンドスクールなどで実際に森へ行くフィールドワークを実施すると、森の問題に当事者意識を持てるので、学習理解がより深まると感じた。

≪参考動画≫小学校での実施の様子はこちら

②企業・行政の研修で 

私たち消費者が意識して国内や自地域の資源を有効活用することが、林業経営者の収益に繋がり、経済面・環境面においても持続可能な状態が保たれることを体感することで、企業や行政のサスティナビリティ推進の取り組みの意義を理解しやすくなります。森林問題を我がごとと捉え、産官学民など多組織を巻き込みながら森林資源を効果的に活用する啓発セミナーなどにご活用ください。

<よく聞く悩み>

  • 国産材の活用を推進していきたいが、消費者意識が育っておらず、事業の意義が理解されない。消費者の関心を育てたい。
  • 気候変動の取り組みとして、森林保全活動を行っているが、社員は関心が少なく、意義や目的を理解してもらえない。

サスティナビリティ推進の方針を定めた上層部の想いを社員へ浸透させることは容易ではありません。日常の業務に追われ、近視眼的な視点で物事を考えてしまう結果、サスティナビリティ推進の取り組みは行っているが、社員の理解と協力が思うように得られず、取り組みが推進出来ない、ということはよく起こります。

カードゲーム「moritomirai(モリトミライ)」では、森林活用と経済循環を俯瞰して捉える事ができる構造になっている為、以下のような効果が期待できます。

  • 森林保全には、消費者1人1人の関心や行動が大切であること、当事者意識を育むことができる。
  • 地域資源を活用することは、地域貢献に留まらず、企業の売上増加や雇用を生み出すなど「地域経済を向上させる」ことを実感できる。
  • 環境保全活動はCSRではなく、企業も連携して活動することや、経済観念(企業活動)を取り入れるからこそ推進できることが腹落ちして理解ができる。

事例紹介

【研修事例】サステナビリティに関して「社員に理解されている」状態から「社員が “自分事化” している」状態へのステップアップを支援/株式会社アミューズ様

【実施レポート】環境省近畿地方環境事務所で職員研修として、カードゲーム「moritomirai(モリトミライ)」を実施!

参加者の声

・「住民の森林への関心が上がっても、経済が回っておらず、会社の売上がたたなければ廃業になってしまうなど、リアルな仕組みが巧妙だと感じた。特に、私自身は行政の立場であり、『お金を稼ぐ』知識に疎いので勉強になった」(環境省職員)

・会社が山梨につくった拠点はもちろんのこと、山梨の自然景観の事も考え、自分の立場から出来ることを考えていきたい。まずは、消費者として国産材を活用した製品を購入するところから始めたいと思う。

・参加した市民からは、「一人一人の行動で森林の環境を変えられる」との声があり、市内の森林について考えるきっかけとなる会が開催できたと思う。(都留市産業課農林振興)

・森は誰か一人の活動で変わるわけではなく、林業従事者や行政、民間企業、一般市民などそれぞれの関わりがあるからこそ変えられることを実感した(不動産 常務)

・気候変動問題やカーボンニュートラルの取り組みの中で、社員が当事者意識を持って取り組む最初のステップとして、木の取り組みから入ると身近に感じやすく、導入しやすいと感じた(金融機関 サスティナビリティ推進室)

開催概要

<開催日時> 
2023年10月30日(月) 13:15~15:30(13:00受付開始) 

※開始早々にゲームのルール説明に入ります。ルール理解がないとゲームへの参加が難しい設計になっているため、30分以上の遅刻となる方は見学のみとさせていただく場合がありますことを予めご了承ください。 

 <会場>
岐阜県立 木工芸術スクール

<アクセス>
〒506-0057 岐阜県高山市匠ケ丘町1-123
地図はこちら

<定員> 
7名

<参加費>
一般チケット 2,000円

<お申込み>

※お申込み締切日 10月23日 (月)12:00 

<タイムテーブル> 
13:15~14:00 イントロダクション、ルール説明 
14:00~15:00 ゲーム実施
15:00~15:30 振り返り、アンケート記入 

※タイムスケジュールは目安であり、当日の状況により前後いたします。 

<キャンセル規定> 
・キャンセルされる場合には、必ず事務局(support-team@projectdesign.co.jp)までご連絡ください。 
・開催前日までにご連絡をいただいた場合には、手数料を差し引いて返金いたします。 
・当日のご連絡は返金いたしません。

<当日ご参加いただく皆様へのお願い> 
・体験会の様子は写真撮影し、制作過程をHPなどで発信していきます。撮影NGの方は当日会場にてお教えください。
 ・体験会終了後は、アンケート回答へのご協力をお願いいたします。

ファシリテータ―紹介 

長瀬めぐみ(ながせ めぐみ) /㈱プロジェクトデザイン

岐阜県高山市出身、富山県滑川市在住。実家が150年続く老舗和菓子屋を営む背景から、幼少期よりまちづくりや地域資源×教育に関心を持ち、NPOや高校の探究学習コーディネーターを行う。

※ファシリテーターは当日変更する可能性がございます。ご承知おきください。 

皆様とお会いできることを楽しみに心よりお待ち申し上げております。 

<お問い合わせ先> 

株式会社プロジェクトデザイン 
メール:support-team@projectdesign.co.jp 

関連情報

Contact Us

問い合わせ

お問い合わせ

お見積り依頼の他、ちょっと知りたい・聞いてみたいことへの相談にも対応させていただいております。是非、お気軽にお問い合わせください。

<相談内容の例>

  • 数あるビジネスゲームの中から自社に合うビジネスゲームが何かを知りたい
  • 自社が抱える組織課題に対してビジネスゲームでどんなことが出来るのかについて情報交換したい
  • ビジネスゲームの共同開発について興味があるので少し詳しい情報を提供してもらいたい
資料請求

私たちプロジェクトデザインの会社案内やビジネスゲームのサービス紹介資料をダウンロード可能です。興味のある資料をお気軽にご利用ください。

<ダウンロード資料の種類>

  • 会社案内資料(収録内容:ビジネスゲームとは/プロジェクトデザインの強み/ビジネスゲーム一覧/私たちがお応えできるニーズ等)
  • サービス紹介資料(収録内容:ゲーム概要/コンセプト/学習効果/活用例/料金プラン等)

Official Site

公式サイト

※ロゴをクリックいただくと、公式サイトへ遷移します。

Copyright © 2016 Project Design Inc. All Rights Reserved.