
ビジネスゲーム「The Team 2nd」
体験会レポート(2025年9月18日開催)
私たちプロジェクトデザインでは、ビジネスゲームの導入をご検討されている組織のご担当者様や、ビジネスゲームに興味をお持ちの方々を対象に、気軽に楽しくビジネスゲームを体験いただける場をご提供しています。
本稿では、2025年9月18日(木)にNEWONE社との共催で実施したビジネスゲーム「The Team 2nd」の体験会の様子や参加者の感想(一部抜粋)をお届けします。
体験会の様子





体験会の感想
Q. 本日の体験会にご参加いただいた目的はどのようなことでしたか。
- エンゲージメント向上施策の検討のため
- 自分たちのセッションへ活用の可能性があるかを、体験会を通じて確認する目的で参加しました
- 3-5年目研修への導入を検討していたため参加しましたが、どちらかというと、メンバーを抱えているライン長や部長にあてはまる内容だと感じました
- 講義のみの研修だけでなく、実際に「体験」を行うことで、受講者の納得感がより得られるのではないかと思っていたので、実感が得られればと思い参加しました
- 組織目標と個人目標の両立の難しさについて考えるため。人は特性として組織目標の奴隷になる。メンバーもどれだけワークライフバランスが大切とあっても組織目標には逆らえず、がむしゃらに走ってしまう。その中でマネージャーは組織集団の動きに逆らってでも立ち止まって人に意識を向ける必要があることを再認識できました
Q. 本日のゲーム体験会の感想を教えてください。
- 業績に心を奪われ、燃え尽きる部下と上司の体験。また、ロジカルに先を見ることが出来ずに業績が伸びない視点の低さ、意見を交わしながら、自分の価値を確かめる力、本当の効果を効率よくマネジメントするための自身の過不足が理解できました
- 組織の目標達成とチームメンバー全員のビジョン達成をどちらも重要視しなければいけないなか、どちらかに偏ってしまう状況はリアリティがありました
- 「売り上げ目標達成」の追求だけよりも、「部下育成」と「環境整理(広い視野で物事を見る)」ことを行ったほうが、より良い結果(売り上げも倍になる)ということが実感できました
- 組織の目標と個人の目標ビジョンの両方を達成するという視点が今の会社経営においてリアルでした。その中で、個人のビジョンも、例えば、ワークライフバランスとか分かっているけど実際に面談してみると成長を望んでいたり、表面的にわかる部分と心に秘めたことが乖離しているのもリアルに即していると感じました。そして、それを本人も知らずに上司からの対話によって明らかになる過程もリアルです
Q. NEWONEとプロジェクトデザインでは「一人ひとりの可能性を解き放つ(人材の価値の最大化)」をコンセプトに置いた研修サービスをご提供しています。今回、「The Team 2nd」を活用した「ビジョンを活用したマネジメント」の可能性はいかがでしたでしょうか?
- 会社目標の達成だけでは人は育たないこともある、と再認識できました
- とても有効だと思いました。他の施策との連携、すみわけ、必要な時間などとのバランスで考えていきたいです
- 仕組みとしてもゲームの品質もしてもハイレベルだと感じました。得られる気づきが多過ぎて、会社側が優先的に伝えたいこと以外を持って帰る受講生までいそうで、それが心配ではあります
- 「育成」を行う環境が整えば、「人材の価値の最大化」が可能になり、社員も会社もより良い結果を出すことができると感じました
体験会の講師より
「The Team 2nd」は、会社のミッションでもある「組織の可能性を解き放つ」「人の情熱と才能を解き放つ」を体験・体現するツールとして開発したビジネスゲームです。
現在、日本では、進む少子化、厳しさを増す競争環境、地球環境の悪化などを背景に、人的資本経営の重要性はますます増しています。にも関わらず、多くの組織が、人の能力を最大限引き出したいと願いながら、人の情熱や才能に蓋をしてしまう組織を自ら創っています。
体験会に参加された人事の方々も、同様の悩みをお持ちの方が多くいらっしゃいました。そして、人の力を引き出したいと願いながら、真逆の意思決定や行動をしてしまう現実に、ゲームの中で直面していきます。
- 個々人の願いを知る前に、組織の要求を押し付ける
- 対話と協働を通じて、本質的な解決策を導くべきところ、近視眼的な対処療法をしてしまう
- チームの方針に疑問を持ちつつも声を上げることができない
現実の組織の中でも起きがちなこれらの間違いを、ときに犯し、ときに乗り越えながらゲームは進んでいきました。
残念ながら本日の体験会では、ゴールを達成できたチームはごく一部に留まりましたが、難しい現実に直面したからこそ、多くの方に、人の情熱や才能を解き放つマネジメントの重要性に気づいていただけたのではないかと考えています。

福井 信英
富山県立富山中部高等学校卒業、私立慶應義塾大学商学部卒業。 コンサルティング会社勤務、ベンチャー企業での営業部長経験を経て富山にUターン。2010年、世界が抱える多くの社会課題を解決するために、プロジェクト(事業)をデザインし自ら実行する人を増やす。というビジョンのもと、株式会社プロジェクトデザインを設立。現在は、ビジネスゲームの制作・提供を通じ、人材育成・組織開発・社会課題解決に取り組む。開発したビジネスゲームは国内外の企業・公的機関に広く利用され、英語版、中国語版、ベトナム語版等多国語に翻訳されている。課題先進国日本の社会課題解決の実践者として、地方から世界に売れるコンテンツを産み出し、広めることを目指す。 1977年生まれ。家では3人の娘のパパ。
「The Team 2nd」とは
ビジネスゲーム「The Team 2nd」は、会社の成長と個人のビジョンの実現を目指すゲームです。
プレイヤーは架空の会社の一員として、上司役( 1名)と部下役(複数名)のチームに分かれ、他チーム(最大5社)と競い合います。プレイヤー個々人のST(ストレングス:総合的な能力)と保有するリソース(資源や資金)をもとに、さまざまなアクション(研究開発・生産製造・市場創造・課題解決などの)を実行し、リターン(原材料や製品、技術や資金など)を得ながら、目標達成を目指します。

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