財務研修・応用編
ビジネスゲーム「The 財務諸表」を活用した、体験型研修。
ビジネスゲーム「The 財務諸表」を活用した体験型の研修です。財務諸表とROICの統合理解、数字に基づく戦略的マネジメント力み、次世代リーダーとしての経営感覚の醸成を図ります。
研修のねらい
20代後半〜30代前半のリーダー候補は、実務経験を通じて成果を創出するための能力には磨きがかかっている一方で、事業全体を数字で捉える体系的な訓練機会が不足している傾向にあります(近年においては、ハイブリッドワークの影響で上位者の意思決定の思考に触れる機会も減少していることもあります)。
その結果、リーダー(や管理職)としてステップアップしていく上で必要になる財務知識について、以下のような課題が生じています。
- 財務諸表理解に関する課題
-貸借対照表(B/S)と損益計算書(P/L)の構造と関係性の理解不足
-会計用語や数字に対する苦手意識による学習への消極性
-理論的な知識と実際の経営判断を結び付けることの困難さ - 経営指標活用に関する課題
-ROIC等の経営指標の理解不足
-経営指標を自部門の業務改善や意思決定に活かせない
-投資家視点と経営者視点の違いを理解した指標解釈ができない - 業務と経営方針の連携に関する課題
-自身の業務が会社全体の経営目標にどう貢献するか見えない
-現場オペレーションと財務数値の関係性を理解できない
-短期的な成果重視による持続的な収益性改善の視点の欠如
本研修では、これらの課題を解決していきます。
1. 財務諸表とROICの統合理解
B/S(貸借対照表)・P/L(損益計算書)の関係性とROIC(投下資本利益率)の構造を体系的に理解し、経営者視点で企業の収益性と効率性を総合評価できるようになる。
2. 数字に基づく戦略的マネジメント力
財務指標を活用した部門運営・投資判断・業績改善の具体的手法を習得し、論理的で説得力のあるリーダーシップを発揮できるようになる。
3. 次世代リーダーとしての経営感覚の醸成
現場業務と経営戦略を結び付ける視点を養い、全社最適を考慮した意思決定と部下の指導を行うための経営マインドを身に付ける。
研修の特長
ビジネスゲーム「The 財務諸表」を活用した、体験型研修。
「The 財務諸表」は、新規に立ち上げるカフェを舞台に店舗の経営方針(ビジョン・戦略)を定め、その実現に向けてカネを調達し、ヒトやモノに投資をしながら、店舗を育てていくビジネスゲームです。
ゲームでは、はじめに店舗タイプ(立地・設備・店舗面積)を選択し、その後、経営の意思決定を行います(経営の打ち手を示すカード20数種類の中から最大3枚まで選択します)。
経営の意思決定内容は毎ターン財務諸表(BS:貸借対照表、PL:損益計算書)に反映されるため、「仕入れ変更」「新商品開発」「広告キャンペーン」など、自分が行った経営の意思決定がどのように財務諸表を変化させるのかについて、目に見える形で具体的に学ぶことができます。


4つの学習スタイルを統合した経験学習プログラム
研修プログラムは、4つの学習スタイル(講義、議論・対話、行動、観察)を効果的に組み合わせて設計します。人によって得意な学習スタイルに異なりがあるからこそ、複数の学習スタイルを統合した経験学習プログラムがマインドやスキル、知識の定着につながります。




経験学習の流れ

名称 | 財務研修・応用編 |
対象 | 中堅社員・リーダー候補、初級管理職 |
実施時間 | 6時間 |
受講人数 | 12~30名 推奨人数はゲーム用キット1セットで実施できる人数です。受講人数が推奨人数を越える場合は、キットの追加によって最大700名程度まで実施可能です。 |
実施形態 | 集合研修(講師派遣)、オンライン研修 |
料金 | サービス紹介資料の内容をご覧ください(本ページよりダウンロードいただけます) |
研修プログラム内容
導入
■オリエンテーション
研修を受講する体制を整え、受講者同士が話しやすい土壌をつくります。
■導入講義:財務諸表と経営指標
財務諸表とROICを正しく理解し、自身の業務と会社全体の経営戦略を結びつける視点を養います。単なる用語の理解や計算式の暗記ではなく、数字の背景を読み解き、現場施策と財務指標を関連付けて考える力を育成し、この後のビジネスゲーム体験で経営者視点の意思決定を学ぶ準備を整えます。
ビジネスゲーム体験
■ビジネスゲーム「The 財務諸表」のルール説明
ゲームのルール説明を行います(同時に、一度しか行われないルール説明に集中していただくことで、ゲームに参加する準備を行います)。
■ビジネスゲーム「The 財務諸表」のゲーム体験
知識の実践場として、カフェ経営の体験を通じて現場KPIと財務指標、そして経営判断を一本の線で結び付けることで「数字を使って戦略を語る力」を体系的に身に付けます。
ふり返り
■個人演習+グループワーク
個人でゲーム体験をふり返ります。その後に、グループでの対話を行い全体に共有することで多角的な視野からのふり返りを行います(ゲーム中のROICの動きと自チームの行動の関連についてふり返ります)。
※ゲーム体験時の熱中から離れ、結果につながった行動と、その行動を導いたメンタルモデルを紐解いていきます。ゲームへの熱中が高いほどに「なぜうまくいった/いかなかったのか」といった内省・省察の質が上がり、経験学習サイクルが自然に機能します。
レクチャー(講義)
■講義:追いかけるべき指標
ゲーム内の選択肢と戦略を解説しながら、追いかけるべき指標を見定める方法を理解いただきます(指標を活用して各事業部門が行うべきことについて学びます)。
クロージング
■チェックアウト:学んだことの共有
学んだことを言語化して共有し合うことで、研修の学びや気づきを明日からの仕事にどう活かすのかをしっかりと認識し、行動変容の第一歩を踏み出します。
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