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【事例インタビュー】「企業の本質を短時間で俯瞰的に理解し、自分に合ってるかを確認・納得したい」という学生のニーズに応えるためのビジネスゲーム(トヨタ自動車様)

2021/05/20

“世界中の人々の『移動』に関わるあらゆるサービスを提供する会社になること”

 

このミッションを実現するために『自動車をつくる会社』から『モビリティカンパニー』への変革を遂げるべく挑戦を続けているトヨタ自動車。

 

同社のキャリア教育を目的としたオンラインセミナーでは、私たちプロジェクトデザインが共同開発させていただいた2つのビジネスゲーム、事務系の仕事体感ワークショップ「Global Impact」と技術系の仕事体感ワークショップ「One Professionals」を活用されています。

 

同社が「Global Impact」や「One Professionals」を開発するに至った背景と、実際の効果について、人事部 人材育成室 採用G グループマネージャーの山口様にお話を伺いました。

 

 

山口 勇気(やまぐち ゆうき)氏
トヨタ自動車株式会社 人事部 人材育成室 採用G グループマネージャー

 

2005年にトヨタ自動車入社。国内販売事業本部にて販売店収益・財務管理を担当。2011年にトヨペット店営業本部(当時)へ異動し、マークX、ハリアー、アルファード等の車種担当として、需給、販促を担当。その後、全販売店全車種併売化プロジェクトの企画を担当。2020年から人事部にてキャリア(中途)採用に従事。ソフトウェア人材採用に向けた新規施策を企画、実行。2021年からは現部署にて採用関連を取り纏める業務に従事。

 

 

「企業の本質を短時間で俯瞰的に理解し、自分に合ってるかを確認・納得したい」という学生のニーズに応えるためのビジネスゲーム

ーーはじめに、御社が採用活動で大切にされていることをお聞かせください。

 

山口様:今、トヨタ自動車は『自動車をつくる会社』から『モビリティカンパニー』への変革を遂げるべく、会社のモデルチェンジを模索しています。それは、自動車業界の中に限らずに様々な業界とアライアンスを組み、世の中を変えていくことを意味します。

 

色々な仲間を巻き込むためには、トヨタで働く人材が「一緒に頑張りたい」と周りから思ってもらえるようになることが必要ですから、採用においても人間力を持った人材やトヨタで働く情熱を持った人材に出会いたいと考えています。

 

そういう意味で、僕らが採用で大切にしているのが「入社後にイキイキと活躍・成長していただくこと」であり、そのためには『本人がやりたいこと』と『トヨタの会社の風土や仕事内容』とのマッチングを高めていくことが重要になると捉えています。

 

 

ーー『本人がやりたいこと』と『トヨタの会社の風土や仕事内容』とのマッチングを高めていく上ではどんな課題があったのでしょうか?

 

山口様:トヨタは事業領域がかなり幅広いこともあり、学生からは「トヨタは具体的に何をしているのか」が分かりづらい側面が昔からありましたが、今後はモビリティにも事業領域が広がっていくこともあり、分かりづらさに拍車が掛かっている状況です。

 

そんな状況下で会社説明で一方通行的にトヨタの価値観である「産業報国」や「チームワーク」の話を伝えても、学生にはなかなか実感してもらいにくい課題がありました。

 

 

ーーこの課題をクリアする上で、事務系の仕事体感ワークショップ「Global Impact」と技術系の仕事体感ワークショップ「One Professionals」、2つのビジネスゲームを活用されているのですね。

 

山口様:その通りです。学生がインターンシップを受けるのは拘束時間が長くなるので大変ですから、「企業の本質を短時間で俯瞰的に理解し、自分に合ってるかを確認・納得したい」というニーズが学生にあると認識しています。

 

それゆえ、トヨタではキャリア教育活動の一環で、インターンシップとは別に、短期間(1Day)で幅広いトヨタの職種理解と企業理念を学べる「Global Impact」や「One Professional」を実施しています。

 

 

インターンシップをやる選択肢もあるが、もっとトヨタ全体のことを俯瞰的に見ることができる機会を用意することが「学生の企業選び」の入り口では重要ではないか?

ーー「Global Impact」や「One Professional」の導入の決め手についてお聞かせください。

 

山口様:企業理念や仕事内容を伝えること自体は会社説明会でもできることです。しかし、会社説明会では企業側から1Wayで発信するので良い所ばかり伝わってしまう懸念があります。学生側も「会社説明会の場でどんなことを聞いたら企業の本質が分かるのだろうか?」と悩んでしまうことが多いと思います。

 

実際の仕事内容が理解できるインターンシップをやる選択肢もありますが、大多数の学生全てにインターンシップをやるのは現実的ではありません。また、インターンシップで分かることは、あくまでも、その職場限定の仕事内容や風土です。

 

もっとトヨタ全体のことを俯瞰的に見ることができる機会を用意することが学生の企業選びの入り口では重要ではないか?

 

そんな思いから、学生のキャリア教育・就活支援に繋がるコンテンツ、トヨタという会社を短期間で俯瞰的に疑似体験できるコンテンツとして「Global Impact」や「One Professional」を御社と一緒に開発させていただきました。

 

 

ーー「Global Impact」や「One Professional」を体験された学生の反応はいかがですか?

 

山口様:学生の満足度は毎回高いですね。アンケートでも「トヨタの『チームワークで仕事をする』というのは、こういうことなんだという点が実感を持って分かりました」といった肯定的な回答をほとんどの学生からいただけていますので、会社説明会等では伝わりづらいトヨタのことが伝わっている実感があります。

 

また、「Global Impact」や「One Professional」はビジネスゲームという名前の通り、ゲーム性があるので「楽しく最後まで集中して取り組めた」「同世代の仲間といろんな議論ができて非常に刺激を受けた」という感想もいただいています。

 

 

ーー実際に「Global Impact」や「One Professional」のワークショップを体験している最中の学生の様子はいかがでしょうか?

 

山口様:学生はトヨタ社員として部門単位に分かれてワークに取り組みます。例えば「Global Impact」では企画部門に3人、販売促進部門に3人、調達部門3人といった具合に6つの部門に分かれます。

 

そして、各部門が「自分たちの会社の収益を最大化するためにどうしたらいいのか」「他の部門とどう連携していくか」を議論していく中で、学生間同士の絆みたいなものが自然と生まれているように感じます。

 

ワークは、学生同士の自己紹介から始まるので若干ぎこちなさがありますが、時間が経つにつれてゲームに馴染んでいき、学生のやる気・表情・発言が良い方向に変化していく様子は、私も見ていて楽しくなりますね。

 

 

ーーオンラインセミナーのプログラム構成は「Global Impact」や「One Professional」のワークショップ→振り返り→質問会の流れになるとお聞きしていますが、この質問会における学生の質問に変化はありますか?

 

山口様:会社説明会の場合は、学生はどこの会社にも同じような総花的な質問をする傾向がありますが、オンラインセミナーの質問会では、学生はワークショップでトヨタの仕事や価値観を疑似体験しているので「実際の会社もこうなんですか?」という質問が多くなります。

 

やはり、体験を通じて質問の深さが変わるんだろうなと思います。

 

 

ーー最後に一言お願いします。

 

山口様:トヨタとしては「入社後にしっかりと活躍して欲しい」と心から思っています。だからこそ、トヨタに興味のある学生には、トヨタでの働きぶりや価値観が自分に合ってるのか合ってないのかが本当にすぐ分かる「Global Impact」や「One Professional」をまずは体験していただきたい。そう願っています。

 

 

ーーありがとうございました!

 

 

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