役割分担で、チームビルディングを学ぶ

富山YEGさまで、ビジネスゲーム研修「The Team」を実施致しました。
このビジネスゲーム研修の特徴は以下の点です。
 
1)1ゲームが20分と短い
2)反復して同じルールでゲームを行う
3)あらかじめ個人の役割、できる行動に制限がある
4)カードのみで行われるので、誰でも参加しやすく、活躍しやすい

ビジネスゲーム「The Team」2

チームビルディングに適したビジネスゲーム研修「The Team」

ビジネスゲーム「The Team」は、他のビジネスゲームと異なり、チーム内で明確に役割分担がされメンバーの行動に制限が掛けられます。

1人だけ上司役を決め、その人は自分のテーブルを離れることができません。他のチームメンバーは部下役となり、自由に他テーブルに移動することができ交渉を持ちかけることができます。
従って上司役が話をできるのはテーブルに戻ってきたチームメンバーと、他のチームから交渉役のみです。
 
上司役はこの限られた行動と情報の中で状況を整理し、自分のチームに指示を出し、チーム全体の意思決定をしなくてはなりません。
一方で部下役は、常に動き回り続けているためビジネスゲーム全体の構造や会場の状況を把握しづらく、きちんと上司役から行動指針を受け取らないと、チームとして効果的な活動ができなくなります。
 
上司役と部下役、それぞれの役割間、個人間で意思疎通が成立しているチームビルディングがこのビジネスゲームのキモとなります。

20分×3セット、短時間でPDCAサイクルを回す

PDCAサイクルビジネスゲーム「The Team」の1ゲームは、20分と非常に短い時間です。
ですが、第1ゲームからゴール目標である「手持ち現金5,000万円」を達成できることはほとんどありません。
そこで各個人で反省点や良かった点を振り返り、チーム全体、参加者全員で共有することで「次のゲームではどうすれば良いか」を考えます。
 
2回目のゲーム、3回目のゲームでも同じく振り返りを行い、成績は除々に向上していきます。3回目のゲームではすべてのチームがゴール目標を達成するということも度々あります。
 
これはきちんとPDCAサイクルが回っている証拠です。
Plan はもちろんゴール目標と戦略、Do は1回目のゲームです。それに対し振り返りを行う Check と2回目のゲームである Action を行うことで成績を改善し続けるのです。
このPDCAサイクルが自然に回ることで、チームビルディングとして重要なことに気づけるようにビジネスゲーム研修「The Team」はデザインされています。
 
より詳しい「The Team」の説明はコチラに記載してあります



1回目のゲームと振り返り:目標共有、情報共有の大切さ

ビジネスゲーム研修「The Team」YEG1では実際の富山商工会議所青年部さまでのビジネスゲーム研修はどうだったでしょうか?
結果から言えば1回目のゲームではゴールを達成できたチームは1つもありませんでした。
5チームずつ2グループに別れて、合計10チームが参加していたのに、どのチームもゴールに失敗したのです。
その理由として、次のような振り返りが挙げられました。
 
目的への道のりが共有できていなかった
チームビルディングでは「目標の共有」はいの一番に挙げられる要素ですよね。
その目標を達成するためには、個人がどう振る舞うべきか、全体としての意思統一ができていなかったためにチームとして効率的な行動が取れなかったそうです。
また『ルールを理解しないまま、チームメンバーがバラバラに動きはじめた』という声もありました。
これも同じパターンのチームビルディングの失敗ですね。
 
部下から情報収集できなかった
部下の意見を吸い上げなかった
上司役が情報収集する方法は部下役の意見を聞くことだけです。
また常に状況が変化している現場について、素早く正しい判断を下すためには、複数の部下役からそれぞれ意見を聞き出し、総合的な判断と意思決定をしなくてはなりません。
そうしなくはチームの指揮など取れないのです。
すなわち最前線いる部下の情報と意見を聞かない上司というは、耳を塞いでいるに等しいということです。
逆に上司にきちんと情報や意見を報連相しない部下は、頭脳を機能させていない状態に陥ってしまうのです。
「個人の力を高め合う」「チームがまとまる」という点でチームビルディングができていなかったのですね。

2回目のゲームと振り返り:上司と部下のコミュニケーション

ビジネスゲーム研修「The Team」YEG2それらの反省点を踏まえて、もう1度ゲームを行いました。2回では、それまでの失敗を繰り返さないように改善を積み重ねていくことができていました。
その証拠に、2回目のゴール達成チームは5チームにまで増えました。
その振り返りコメントを紹介します。
(本来は3回ゲームを行いますが、このチームビルディング研修では時間の都合で2回だけの実施でした)
 
問題の本質を捉えてスタートした
最初に方向性を決め、協力する
1回目では「最初に目標を決め、意思統一をしておく」ことができなかったチームがほとんどでした。
そこで2回目のゲームでは「どうすれば目標の5,000万円に到達できるか」をあらかじめ計画立てておき、チームの採るべき基本戦略を共有していました。
実はビジネスゲーム「The Team」では短期的な戦略だけでは決してゴール目標に到達できないように研修がデザインされています。チームビルディング研修としての効果を高めるためにも、共通した長期目標を始めに設定しておくことに重点が置かれています。
2回目のゲームでは、すべてのチームがそのハードルに見事に気づいて、対策を講じました。そして目標と戦略の2つが共有できため、チームビルディングが見事達成できた事例となったのです。
 
途中で戦略を変更して部下役が混乱した
最初の方針をチームで再検討し、上手く方針転換した
「戦略の方向転換をした」という点ではまったく同じ課程を経ながら、成功と失敗、まったく逆の感想が出てきました。
この違いこそ、チームビルディングができていたかどうかの違いなのです。
失敗してしまったチームの方針転換は、上司役と一部のチームメンバーでのみ決定し共有していたものでした。つまり方針転換がされた経緯や理由を知らない、中には方針転換があったことさえ知らないチームメンバーがいたのです。これは実社会で行うと相互の不信感を生む原因になってしまいます。
一方、成功したチームでは、方針転換をする際に一度全員に招集をかけ、意見を募りました。そして全員が合意して、目標と戦略を変更したのです。このチームはその後も戦略の再度見直しを行い、上手く資源や資金が不足する難局を乗り切っています。
チームビルディングができているチームは、目標が変更されてもきちんと機能することを証明してくれた例となりました。ビジネスゲーム研修という短時間だからこそ発見できた事例であり、実際のビジネスの場では中々こうした成功や失敗の原因にチームビルディングがあることには気づけないのではないかと思います。

チームビルディング研修、ビジネスゲーム「The Team」を終えて

ビジネスゲーム研修らしく、参加された方には実社会で起こりがちな問題をシンプルに捉え直し、その課題と解決方法に気づいていただくことができました。
もちろん、ビジネスゲーム研修後には参加者さまからも主催者さまからも、非常にご好評を頂きました。
「The Team」は開発してまだ1年ほどのビジネスゲームですが、研修として汎用性は高い仕上がりになっています。今後もチームビルディング研修、新入社員研修、初級管理職研修などに使用し、高い組織改善効果を上げたいと考えています。


ビジネスゲームを使ったチームビルディング研修

達成感を共有できる「The 商社」

 

PDCAサイクルを学べる「The Team」


研修事例紹介
株式会社リクルートキャリアさま
パナソニック デバイスエンジニアリング株式会社さま
株式会社タニタさま
富山商工会議所青年部さま
富山新川青年会議所さま
※クリックすると、個別ページへジャンプします。



納品実績
・トヨタ自動車さま
TOYOTA Global Impact
(トヨタ自動車の公式サイトにジャンプします。)

・オムロンさま
+Action omron(営業職向け)
+Think omron(技術職向け)
(オムロンさまの公式サイトにジャンプします。)



お問い合わせ

電話メール
会社名*
担当者名*
電話番号*
メールアドレス*
お問い合わせ件名*
お問い合わせ内容*

弊社からの News Letter が不要の方はチェックを入れてください





ライター:【皇帝】竹島雄弥
富山県立富山中部高等学校卒業
東京大学農学部環境資源科学過程生物・環境工学専修卒業
大学卒業後、ふるさと富山に帰郷。プロジェクトデザインに新卒で入社。主に研修コンテンツのロジック開発および、研修用に使用するエクセルの計算表やマクロを構築している。またWebマーケティングも担当しており、サイトの管理運営、テキストの製作を行う。
大学時代には地球環境問題を積極的に学び、その中で学んだ「俯瞰的視点」「論理的思考」「系をモデル化する思考方法」「情報技術」などを活かして活躍している。
事務所内でのもっとも重要な仕事はおいしい紅茶を淹れることである。
 
Q:【皇帝】って?
A:ゲームこそ人生。社内ゲーム研修で決定された社内ランクです。
クリックすると社内ランク決定戦を含む、オリジナルゲーム製作に関するブログ一覧が表示されます。