金持ち父さん貧乏父さん「金持ち父さん貧乏父さん」

前回

④教え4:会社を作って節税する

「お金について知らないと大損する」金持ち父さんは口を酸っぱくして繰り返す。

特に金持ち父さんが大嫌いなのは、税務署だ。
働けば働くほどより多くの税金が取られていくことが我慢ならかった。なので、前回の教えで獲得した、自分が儲けを出してくれるビジネスを税金から守ることを悲願としていた。リスクのある資産運用をしてやっと手に入れた、自分が働かなくても収益をもたらしてくれるビジネスという「資産」を何とかして税金の魔の手から逃してやりたかったのだ。

税金から資産を守ってくれる効果的な方法が、ビジネスを会社にしてしまうということだ。

会社を作るということはあまりにも我々一般人には馴染みがなく、想像しづらい。
だが、金持ち父さんが教えてくれるその効果は非常に大きい。
ビジネスを会社にしてしまうことで、納税上の優遇や保護を受けることができるようになるのだ。

それが「経費」という魔法の言葉だ。
会社を持たず、自分の職業から収入を得る人は、まず収入から税金を支払い、残されたお金を自分のものにする。
だが、会社が稼いだお金の場合は、まず経費という名目で自分の好きにお金を使って、後から税金を納める。誰もが一度は考える、「給料から税金を支払わずに、お金を丸々自分の好きに使えたらいいのに」という夢を、毎日実践できるようになるのだ。

また、資産を保護するうえでもメリットがある。
訴訟大国であるアメリカでこそ真価を発揮するのだが、訴訟や請求を受けても純資産に勘定されない会社という形に資産を作り変えていれば、合法的に多くの保護を受けられるので支払いの額はグッと少なくなる。
『金持ちはすべてを動かしているが、所有しているものは何もない』という言葉に象徴されるように、貧乏父さんたちは資産をお金のまま保持しようとしているために多くの取り立てを受けてしまうのだ。

今回の話は、自分のビジネスを未だ持たない私にはピンとこなかった。
資産運用と自分のビジネスを持つことのライフプランにおける重要性までは認識できた。しかし、実際に税金で搾り取られる恐ろしさも知らず、会計の知識でそれを逃れられる喜びも経験不足ゆえに分からない。
いつか自分のビジネスが確立された折に、もう一度読み返すことになるだろう。

次回

ライター:竹島雄弥
富山県立富山中部高等学校卒業
東京大学農学部環境資源科学過程生物・環境工学専修卒業
大学卒業後、ふるさと富山に帰郷。プロジェクトデザインには新卒で入社し、主に制作するコンテンツのロジック開発および、開発したコンテンツのシステム化、webマーケティング等を中心に担当。
事務所内でのもっとも重要な仕事はおいしい紅茶を淹れることである。