
「パーパスカードゲーム」体験会レポート
(2025年5月30日開催)
私たちプロジェクトデザインでは、ビジネスゲームの導入をご検討されている組織のご担当者様や、ビジネスゲームに興味をお持ちの方々を対象に、気軽に楽しくビジネスゲームを体験いただける場をご提供しています。
本稿では、2025年5月30日(金)にNEWONE社との共催で実施した「パーパスカードゲーム」の体験会の様子や参加者の感想(一部抜粋)をお届けします。
体験会の様子







体験会の感想
本日のゲーム体験会の感想(本日のゲーム体験会で気づいたこと、今後、具体的にやってみたいことなど)を教えてください。
- パーパスについて、ゲームを通じて難しさを除いて身近に考えることができ、貴重な体験でした。マイパーパスについても改めて考えてみたいと思います
- 自分のリソースだけでは限界がある、外のチカラも必要というのがわかりやすく体験できた。体験するのがやはり重要
- パーパスが人の行動の動機付けに大きく影響することが身をもって体験した。人財開発に携わり、まさに今研修を設計する立場として弊社でもこの観点を取り入れていきたいと思う
- 人を知る、コミュニケーションをとる、パーパス軸に考えるということを短時間に体験でき、とてもおもしろかった。新入社員から、部門、チームとやってみたいと感じました
- 会社でやってみたいと思いました。良さは体験しないと分からないですね
プロジェクトデザインが制作するビジネスゲームには「ゲームの中で経験したことを現実の学びとして持ち帰りやすい特長」があります。今回のゲーム体験を振り返った際に、ゲーム中の経験を現実の学びとして持ち帰ることができたと感じましたか?
- マイパーパスを持つとどう自分が考えるようになるのか、を体感することができた
- パーパスがなぜ必要か、他者へ説明するために一定の理解が得られた
- 自分の変化がわかりやすく体験できた
- 会社都合だけでなく、本人主語で考えられるのが良い
NEWONEとプロジェクトデザインでは「一人ひとりの可能性を解き放つ(人材の価値の最大化)」をコンセプトに置いた研修サービスをご提供しています。今回、パーパスカードゲームを活用した「個人と組織のパーパスをつなげることによる、個人の働きがいやエンゲージメントを向上させるアプローチ」の可能性はいかがでしたでしょうか?
- 体験とロジックの両輪が良かった
- いくら文章や言葉で発信しても浸透していかないパーパスの必要性やマイパーパスの効能を感じることができた
- 個人的には大変共感しております
体験会の講師より
今回、SOMPOホールディングス様のご了承を得て、パーパスカードゲームの体験会を実施しました。
パーパスカードゲームは、SOMPOホールディングス様が何年もかけて実践してこられたパーパス浸透や活用の取り組み、効果をゲームを通じて体感的に伝えるツールです。
本ゲームでは、パーパスが「心のうちにある状態」と「ない状態」を体験いただきます。面白いもので、自分自身のパーパスが出来上がっても、それがすぐに活用されるわけではありません。
ゲームも現実世界同様に、
- パーパスを活かして挑戦や創造を行い、その価値を実感する人
- パーパスがあっても、活用しない人、効果がイメージできない人
- その両者の狭間にあって、揺れ動く人
が1/3ぐらいずつ、発生します。自分自身のメンタルモデルがどこにあるかによってパーパスを活用するかどうかも決まってくるようです。
パーパス浸透や活用は、大きく以下の4ステップに従って進んでいきます。
- 企業のパーパスに加えて、自分自身のMYパーパスを創ること
- MYパーパスを周囲と共有すること
- MYパーパスを意識して行動し、成果につなげること
- MYパーパスの価値を周囲に伝えていくこと
3番に関しては、個々人が取り組むほかないわけですが、その他の、1・2・4番に関しては、企業側できっかけをつくりサポートできることがたくさんあります。企業側がサポートすることでMYパーパスを意識して行動し、成果につなげる事例も増えていきます。
そういった体験や価値を本ゲームでも感じていただけると、大変うれしく思います。

福井 信英
富山県立富山中部高等学校卒業、私立慶應義塾大学商学部卒業。 コンサルティング会社勤務、ベンチャー企業での営業部長経験を経て富山にUターン。2010年、世界が抱える多くの社会課題を解決するために、プロジェクト(事業)をデザインし自ら実行する人を増やす。というビジョンのもと、株式会社プロジェクトデザインを設立。現在は、ビジネスゲームの制作・提供を通じ、人材育成・組織開発・社会課題解決に取り組む。開発したビジネスゲームは国内外の企業・公的機関に広く利用され、英語版、中国語版、ベトナム語版等多国語に翻訳されている。課題先進国日本の社会課題解決の実践者として、地方から世界に売れるコンテンツを産み出し、広めることを目指す。 1977年生まれ。家では3人の娘のパパ。
「パーパスカードゲーム」とは
パーパスカードゲームは、カードゲームと講義、グループワークを組み合わせたSOMPOグループオリジナルのワークショップです。
現実社会を模したゲームの中で、参加者が様々な業種の企業の一員になりきって課題を解決していくシミュレーションゲーム形式となっており、自分の心の内にMYパーパスを持つことによって、自身の考え方や行動、周囲との関係性、さらにはビジネスの結果までが、どのように変化するのかを体感することができます。
ゲームでは、プレイヤーは数名単位の企業(チーム)に分かれ、企業の社員としてさまざまな課題解決にチャレンジする中で、【企業のパーパス】の実現と【企業の成果目標】の達成を目指します。

それぞれの企業には、異なる【企業のパーパス】と【企業の成果目標】があります。
企業には、企業固有の強み・能力の強みがあり、それがカードとして表されています。企業を発展させていくために、また、事業課題や社会課題を解決するために、この強みを利用していく必要があります。

強みは、全20種類。開始時に各企業は複数枚の強みを持ってスタートし、(現実同様に)企業の発展に伴い新たな強みも入手していきます。
ゲーム内には、さまざま課題が存在しています。これらの課題を解決することで新たな収入や強みを手に入れることができます。

【社会課題】は社会全体が直面している課題、【事業課題】は企業が直面している固有の課題を表しています。
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