企業名 :日本コンベンションサービス株式会社
業界業種:サービス
事業内容:コンベンション事業、語学サービス事業、人材サービス事業、まちづくり事業、MICE都市研究所
従業員数:319名(2019年3月時点)
研修の目的
- チームマネージャーという中間管理職に求められる力を知る
研修概要
研修実施日:2020年1月17日
研修参加者:30名
<研修内容>
ビジネスゲーム「The Team」の実施(2回)
ご担当者様インタビュー
今回の研修を担当された、人事部の齊藤様に話を伺いました。
齊藤様
ー 弊社の研修を導入しようと思ったきっかけや決め手は何ですか?
齊藤様:社内の者からビジネスゲーム「The 商社」というのがあることを聞いて、プロジェクトデザインに問い合わせたのが最初のきっかけです。
チームマネージャー層の研修を探していたのですが、チームマネージャーは社内で一番忙しい層で、人数も多いので、年に1回の研修が限度だなと。部署や年次がバラバラで普段あまり接点もないので、せっかく集まった時にはどんな層でも楽しめるような汎用性のある研修コンテンツがいいなと思っていました。
チームビルディングをして、チームマネージャー同士仲良くなってもらい、やったことを自分自身のチームに持ち帰ってもらう、というのも考えたのですけれども、それよりも「戦略立て」とか「人モノカネを駆使して商売をする」とか、そういったビジネス感覚を強化するような、より具体的な設定で楽しみつつ学べるものの方がいいかなと思い、プロジェクトデザインにお願いをしました。
また当社のチームマネージャーは、プレイングマネージャーとならざるを得ない場面が多く、部下に権限委譲するという文化が薄いので、ちゃんと上司と部下が役割分担するというスタイルのものがいいなと思い、ビジネスゲーム「TheTeam」を選びました。
ー 研修中の参加者の様子はどうでしたか。もしわかれば参加者の方の普段の様子との違いも教えてください。
元々人と何かをするのが好きな社員が多いので、コミュニケーション型の研修では比較的全員が積極的に参加してくれるのですが、昨年やった研修に比べても、より楽しそうにわいわいやってくださっているなというような印象を受けました。
また、この日がちょうど社員総会の日で、当社として初めて「カジュアルデー」を試みた日だったんですね。それで皆が普段着だったというところも、気楽に楽しめた後押しになったのかもしれません。特に男性は普段スーツにネクタイなので。
ー 実際に研修を依頼、実施してみての満足度はいかがでしょうか。
研修の準備をする中で、当社の組織課題というところからすごく丁寧にヒアリングしてくださって、私自身も当社の組織全体を見直す良いきっかけを与えていただいきました。
実施当日の運営も滞りなく、また実施後のフォローもここまで丁寧にしてくださるというのは非常にありがたいです。なかなか研修の企業様からこういうフィードバックは得られないので、非常に満足しています。
ー 研修受講後に参加者に現れた変化はありましたか? また、今後期待できる変化としてはどんなことがあるでしょうか。
研修当日は私も中に入って一緒にゲームをしたのですが、一緒のチームだったメンバーとは研修を通してすごく距離が縮まったという感覚を持ちました。おそらくそれぞれのチームでそういった変化が起こったとすれば、同じ課題に向かう仲間と一致団結する感覚は、共有されたのではないかと思っています。
研修ではチームマネージャーに求められる力として「ビジョンを持つ」ことの重要性を伝えましたが、 当社では長い間組織がフラットであり、管理職が部下に権限移譲するというよりはプレイングマネージャーというのを会社も求めてきていた部分もありますので「ビジョンを持つ」ことを一朝一夕にマインドセットするというのは難しいと感じます。
ただ、「ビジョンを持つ」ことが重要だと、管理職になりたての方や、若手層に早期に伝わることが大事かと思いました。研修を通してその重要性に気づいたマネージャーから、チームに変革をもたらせてもらえればいいなと思います。
ー ありがとうございました!
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「The Team」は上司と部下という立場の違いがあるからこそ起きる矛盾や問題、チームワークの違いをゲーム体験を通じて伝えるビジネスゲームです。