企業名 :三井不動産リアルティ株式会社
業界業種:不動産
事業内容:不動産仲介事業、駐車場事業
従業員数:単体4,468名、連結5,391名(2021年4月1日現在)
研修の目的
三井不動産リアルティのシェアリング事業本部は、以前よりボトムアップ(下からの意見の吸い上げ)という点で課題を感じられていました。ボトムアップで意見のあがる組織になるためには、社員へ意見をあげてほしいと伝えつつ、管理職やそれ以上の役職の方々もそのあがってきた意見を受け入れられる体制・雰囲気である必要があります。
そんな折、シェアリング事業本部で研修を担当されている酒井様がプロジェクトデザインのビジネスゲーム体験会に参加され、ゲーム型研修から得られる学び・気づきが「柔軟な思考ができる人材の育成」につながると感じてくださったことから、「The 商社」研修の実施に至りました。
ゲーム体験者を社内に少しずつ増やしていくことで、その共通体験をもって会社と社員双方の意識の変化を促そうというのが狙いで、昨年より次世代リーダー層に対して複数回に渡って全国的に実施しています。
ゲーム体験から自身の特徴や、会社でやりたいことを改めて見つめてもらうことも上記の狙いの達成につながると考え、今回は研修の目的として以下の3つを受講者の皆様へ掲げて研修を開始しました。
- 仲間との協働のポイントを掴む
- 「自分自身」の力と可能性に気づく
- 学びを明日からに活かす
研修概要
研修実施日:2019年9月10日
研修参加者:31名
<研修内容>
ビジネスゲーム「The 商社」の実施(2回)、ビジョン・メイキングワーク
ご担当者様インタビュー
シェアリング事業本部の酒井様に話を伺いました。
ー 今回の研修を実施した上での感想をお聞かせください。
酒井様:研修中の受講者の様子を振り返ってみて、やはり普段の業務内容に引っ張られている感じはありました。
営業系の部門で力を発揮しているメンバーは、今回の研修においても力を発揮していました。逆に、管理部門のメンバーは、今回の研修においてはなかなか力を発揮できていないような印象はありました。
弊社において本研修のようなメニューは無いので、とても新鮮であり、仕事の本質部分をとらえた内容で大変満足しています。改善点を挙げるとしたら、2回目のゲームのときはメンバーをシャッフルした方がよかったかもしれません。
今回の研修を経て、受講者の社員は今後は上席の言われた通りではなく自分の中で常に目的意識を持ち、やりがいや楽しみをもって業務に取り組むような社員に成長できると期待しています。
「The 商社」のご案内
「The 商社」は新入社員・次世代リーダー・管理職・経営層などの全てのビジネスパーソンにお勧めのビジネスゲームです。
経営資源を効率的に機能させる3要素・1+1を2以上にするチームワーク・自身の強みや弱みへの気づきを通じて、ビジネスパーソンがそれぞれの立場で活躍していくための能力を学ぶことができます。