ホーム > ブログ > ゲーム型研修に積極的な参加を促す工夫(ファシリテーターのお悩み相談室)

ゲーム型研修に積極的な参加を促す工夫(ファシリテーターのお悩み相談室)

ファシリテーターのお悩み相談室では、ファシリテーターの方々の様々な悩み相談に対して、プロジェクトデザイン社の “中の人” が悩み解決のヒントをお届けします。

ファシリテーターのお悩み相談室

<質問>

私はファシリテーター(研修講師)としてゲーム型研修に登壇する際に、消極的な参加者に対して、もっと積極的にゲームに参加してもらうためにはどうすれば良いのか悩んでいます。何か工夫できることがあれば知りたいです。

<回答1>

こんにちは、竹田です。

僕がゲーム型研修のファシリテーターとし、参加者の方々に対して積極的な参加を促す際には、以下のようにお伝えしています。

“とにかくゲームに楽しんでください。汗を流して大きな声をあげて走り回って熱狂してみてください。そうすると、そこには皆さん自身の価値観や考え方(メンタルモデル)が自然に顕れます。

現実世界でも、皆さんはメンタルモデルを自覚的に、または無自覚に持って生きています。

ゲーム体験で表出したメンタルモデルからゲーム中の行動と結果を振り返ることによって得られた学び。それを現実世界と紐づけて考えることによって座学では得られない腹落ちがあります。まぁ、難しいことは今は置いておいて、とにかく楽しんでください!”

上記の言葉をお伝えしたとしても、消極的な場になったり、消極的な参加者が多くいることはあり得ますが、積極的になっていない場(または、積極的になっていない受講者)を鼓舞することはしないです。

なぜなら、参加者の方々に対して、積極的ではない状態から作り上げられる行動や出来事をそのまま見つめて振り返ってもらうことが重要であるからです。

ちなみに、積極的ではない場があったり、積極的ではない人が一定程度混じっているのは、ゲームも現実も同じです。ファシリテーターとして「参加者がゲームに積極的になってくれない……」という悩みに拘り過ぎる必要はないと思います。

<回答2>

こんにちは、亀井です。

私の場合は、参加者の方々が「自分で選んでもらえる機会」をなるべく増やす、ということをやっています。例えば…

  • 座席の場所を自由に選んでもらう
  • 名札の名前は自由に書いてもらう
  • 仲の良い方同士で参加されている際は一緒にいるか離れるかは本人に任せる
  • 休みたい時は自ら周囲の人に断って休みを取ってくださいと伝える
  • 周囲の人との間隔で居心地が良いと感じる距離をとってもらう(自分で動いてもらう)

などです。

主体的に選択していくことに慣れていっていただくことと、この場には自分にとって自由がある場であること、そこを場づくりから伝えていきたいと考えています。

また、竹田さんの回答と近いのですが、私も参加者を煽るようなことはしないです。「頑張ってください!」も言わない。疑似的な世界の中ではおのずと起こることが起きるので、積極的であろうがなかろうが、特に気にしません。

「頑張ってください!」というと「あ、これは頑張らなきゃいけないんだ」となってしまいますよね。その時点でその人自身のいつもの姿が失われてしまうと考えています。

いつもの自分自身を改めてふりかえってみると、その時にその方が意識していないことが認識できるようになります。客観視した自分自身を発見するところから、人の変容は始まっていくものと捉えています。

執筆者プロフィール

株式会社プロジェクトデザイン 竹田

竹田 法信

富山県立富山中部高等学校卒業、筑波大学第三学群社会工学類卒業。大学卒業後は自動車メーカー、株式会社SUBARUに就職し、販売促進や営業を経験。その後、海外留学などを経て、地元・富山県にUターンを決意。富山市役所の職員として、福祉、法務、内閣府派遣、フィリピン駐在、SDGs推進担当を歴任。SDGsの推進にあたり、カードゲーム「2030SDGs」のファシリテーションを通して、体感型の研修コンテンツの可能性に魅せられ、プロジェクトデザインへの転職を決意。ファシリテーターの養成、ノウハウの高度化などを通して社会課題の解決を目指す。富山県滑川市在住、地元・富山県滑川市総合計画審議会委員。

Facebookアカウントはこちら

亀井 直人

鳥取県立鳥取東高等学校卒業、福岡工業大学情報工学部情報通信工学科卒業。SE(インフラエンジニア)として長く経験を積む。プロジェクト遂行におけるチームのパフォーマンスを引き出すためにファシリテーション技術の習得・実践を続ける。特定非営利活動法人日本ファシリテーション協会では役員(2016年~2021年理事、2019年~2021年副会長)を務める。富士ゼロックス福岡在籍中にSDGsとビジネスゲーム”2030SDGs”に出会う。ビジネスゲームが持つ力の素晴らしさに触れ、2020年に研修部マネージャーとしてプロジェクトデザインに合流する。博多駅前”fabbit hakata ekimae”に福岡オフィスを構え、関わり合う方々との対話を楽しみにしている。鳥取県鳥取市出身。蟹と麦チョコが大好き。

  • 経済産業省認定情報セキュリティスペシャリスト
  • PMP(Project Management Professional)
  • NPO法人 SDGs Association 熊本 監事
  • Facebookアカウントはこちら

関連情報

ビジネスゲーム体験会

ビジネスゲームは体験型の研修ツールです。お客様自身が参加者としてビジネスゲームを体験いただくことで、その本質的な価値を理解することができます。是非、ビジネスゲーム体験会にお越しください。

Contact Us

サービスの見積り依頼や相談は
お気軽にお問い合わせください。

会社案内や各種サービス資料は
資料請求をご活用ください。