ビジネスゲーム「The Manager」体験会レポート(2025年8月27日開催)

私たちプロジェクトデザインでは、ビジネスゲームの導入をご検討されている組織のご担当者様や、ビジネスゲームに興味をお持ちの方々を対象に、気軽に楽しくビジネスゲームを体験いただける場をご提供しています。

本稿では、2025年8月27日(水)に東京で実施したビジネスゲーム「The Manager」の体験会の様子や参加者の感想(一部抜粋)をお届けします。

体験会の様子

ビジネスゲーム体験会の様子をスライド形式でお届けします(スライド内の左右の矢印ボタン(<>)より、自由にスクロールいただけます)。

体験会の感想

Q. 本日の体験会にご参加いただいた目的はどのようなことでしたか。

  • ビジネスゲーム「The 商社」を導入させていただいており、他のコンテンツにも興味関心があったため参加しました

  • 管理者層向けのゲーム型研修の可能性を体験したかったため

  • 自社グループに提供できる研修プログラムの導入を検討するために参加したところ、非常に参考になりました

  • 弊社の研修のインパクト、クオリティを上げるために活用させていただけるツールを知ること、コラボレーションの可能性を考えることを目的に参加させていただきました

  • 来期以降の社員研修の計画にあたり、管理職向けの実践型研修を検討しているため。社内にて導入を検討させていただきます

Q. 本日のゲーム体験会の感想を教えてください。

  • 外部環境分析の重要性を改めて感じさせられたとともに、状況変化への対応力もまさに重要なポイントだと感じました

  • リソース配分の重要性をあらためて理解できました

  • ゲームの結果に至る行動選択、意思決定が事業運営における戦略決定の過程と似ており、後からふり返って深い腹落ちができそうです

  • ゲームの内容がしっかり構成されており、戦略の考え方や他チームとの関係性など学びになると感じました

  • 経営者がどのような視点を持つことが大事なのか学ぶ良いゲームでした。多角的なデータから判断することや、社内でコミュニケーションを取ったりしながら進めることで、どの役割の方にも気づきが生まれるので、若手からベテラン、職種も多様な方に受講してもらえると感じました

  • これまで体験した中で一番難しいゲームではありましたが、経営判断を疑似的に体験して、より深く戦略の重要性を理解することができました。チームメンバーの考えを聞き「こういう見方もあるのか」「確かにその手段もあるかも」と知見が広がったこと、私の自身の考えがかなり保守的であることに気づけたことも大きな気づきでした

Q3. プロジェクトデザインでは「一人ひとりの可能性を解き放つ(人材の価値の最大化)」をコンセプトに置いた研修サービスをご提供しています。今回、「The Manager」を活用した「自らの視座を高めるために、長期最適・全体最適の意思決定などの経営者の視座を体験するアプローチ」の可能性はいかがでしたでしょうか?

  • 現在提供しているプログラムや対象としている人をどのように定義するか、集めるかという社内的な課題はありますが、職階の異なるメンバーでの議論の前に行うなど有効に活用できる場面がいくつもあると感じました

  • 視座を高めるには有効だと思いました。視座を上げる理由を明確にしたうえで、階層ごとの求められる人材像を明確にして、受講してもらうべき人を絞ることも大事かと思いました(若手はまだ自分の目標達成に邁進してもらいたい、中堅から経営についての視座を持ってもらいたいなど)

  • ゲームの中で実際にアクションを起こして成功や失敗を経験することで、会社の全体戦略の重要性を体験できると感じました

  • エンジニアから管理職になる社員は、プロジェクト遂行はできても、経営層としての活動はできない人が多いと感じています。今回のゲームでは管理職としての役割の最初の気づきは得られるのではないかと思いました

体験会の講師より

NEWONE様と共催で、「The Manager」の体験会を行いました。

「The Manager」は、ある急成長中のIT企業から「マネージャーの育成が追いつかないので、ゲームを通じて、マネージャーに知ってもらいたい、戦略・組織の要諦を端的に伝えたい」という要望をいただいて作成したものになります(依頼いただいたITベンチャー企業は、今では数千億円の売上をあげるまでになっています)。

制作は2015年と今から10年以上も前ですが、内容はますます洗練され、厳しい経済環境下での挑戦を求められる現代のマネージャー陣に不可欠な要素を伝えられるものになっていると感じます。

新任管理職というよりは、経験を積んだ管理職ではあるが取締役ではなく、経営へのタッチは限定的という方に、経営者への入口に立ってもらうためのツールとして活用いただくのが最も効果的でしょうか。

現在では、上場企業においても、経営トップや経営企画室が戦略を立てるのではなく、「事業本部ごとに現場の管理職を巻き込みながら戦略を描きたい」という声も多くいただきます。そのような時に、よく活用されるのが本ツールです。

「The Manager」とは(運営スライドの一部ご紹介)

このたびの体験会でも、

・後でよく見ればわかるのに、市場の選択を誤った。
・限られたリソースでどれだけ頑張っても3番手から逃れられないのに、こだわってしまった。
・いい人材がいれば勝てる、と思い、人的資本の活用意識が薄れ、生産性が落ちてしまった。

そのような声が、ゲーム終了後のふり返りの声として聞かれました。

経営視点を併せ持つ管理職の育成に。戦略・組織の要諦の理解を促し、チームの底上げを図るために。ぜひ、「The Manager」の活用をご検討ください。

福井 信英

富山県立富山中部高等学校卒業、私立慶應義塾大学商学部卒業。 コンサルティング会社勤務、ベンチャー企業での営業部長経験を経て富山にUターン。2010年、世界が抱える多くの社会課題を解決するために、プロジェクト(事業)をデザインし自ら実行する人を増やす。というビジョンのもと、株式会社プロジェクトデザインを設立。現在は、ビジネスゲームの制作・提供を通じ、人材育成・組織開発・社会課題解決に取り組む。開発したビジネスゲームは国内外の企業・公的機関に広く利用され、英語版、中国語版、ベトナム語版等多国語に翻訳されている。課題先進国日本の社会課題解決の実践者として、地方から世界に売れるコンテンツを産み出し、広めることを目指す。 1977年生まれ。家では3人の娘のパパ。

「The Manager」とは

「The Manager」は参加者がIT企業の経営者として2~6人のチームを組み、資金集めと人材採用、サービス開発を行うビジネスゲームです。他チームと売上を競い、利益が最も多いチームの勝利となります。

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