【体験会レポート】オンラインビジネスゲーム研修体験会(2021年2月2日開催)
2021年2月2日に実施した、オンラインビジネスゲーム研修体験会の様子をお届けします。
オンラインで実施可能な研修コンテンツをお探しの方、自組織の研修でオンラインビジネスゲームを活用できそうか検討したい/している方、今後のビジネスゲーム体験会への参加をご検討されている方の参考になりましたら幸いです。
参加者情報
参加人数
10名(企業人事の方や学校関係の方など)
参加理由
・オンライン上で主体的に学べる研修の具体例を知りたい(Aさん :学校職員)
・ゲームを介してチームビルディングを行うことに興味がある(Bさん:メーカー役員)
・ゲーム研修の運営方法と研修効果について学びたい(Cさん:財団法人 人事担当者)
体験会の様子
イントロダクション
体験会は、参加者の皆様と目的・目標を共有するところから始まります。
そして、参加者同士でチェックインをした後に、グループワークを行いました。
「オンライン研修のどのようなところを理解したいのか?」
その答えは人それぞれに異なりますが、だからこそ、参加者同士が情報共有することに意味があります。
今回の参加者の方々からは、以下のような声(オンライン研修の●●を理解したいの回答)が挙がってきました。
コミュニケーションについて
・参加者のコミュニケーションの取り方
・人間関係の構築方法
オンラインならではの部分
・飽きさせないプログラムの作り方
・オンラインでどのようにゲームができるのか
・運営方法、ファシリテーション方法、Takeaway(得た学び)のまとめ方
・オンラインならではの問いの立て方
・オンラインツールの活用方法
・テクニカルサポートのやり方
オンライン研修の可能性・発展
・研修方法の可能性をどこまで伸ばせるか
・オンライン研修をどう高度化していくか?
ルール説明
グループワークの後は、オンラインビジネスゲーム体験のパートに入ります。今回は「The 商社 Online」を体験いただきました。
「The 商社 Online」は、参加者(プレイヤー)が3〜6⼈程のチームを組み、他のチームと様々な交渉を行いながらビジネスを設立し、自社を拡大していくビジネスゲームです。
リーダーシップ・クリエイティビティ・チームワーク・Win-Winのコミュニケーション等の “しごと” の原理原則が問われるゲーム設計になっており、あらゆる役職や立場のビジネスパーソンに対して学びと気づきを提供することが可能です。
<「The 商社 Online」はこんなニーズにお応えします>
・毎年実施する管理職研修や階層別研修で “しごと” の原理原則の重要性を伝えたい
・新入社員や新任のリーダー職に対してビジネスの基礎の大切さを腹落ちさせたい
・内定者や新入社員などの特定の層のチーム意識を醸成させたい
この「The 商社 Online」のルール説明をしっかりさせていただきます。
ルール説明のスライド例
オンラインに不慣れな方でも安心してゲーム体験をできるよう、コミュニケーションツール(今回はZoomを使用)とゲームシステムの説明も、お一人お一人の状態を確認しながら丁寧に行わせていただきました。
オンラインならではの説明スライド例
ゲーム体験
ルール説明を終えると、いよいよ待ちに待ったゲームの開始です。
体験会ということで短縮版でのゲーム実施ではありましたが、ゲームに熱中し活発にやりとりを行う過程で、初対面の参加同士が自然と打ち解けていく様子が伺えました。
ゲーム体験中の様子 ※イメージ
ゲーム体験中の様子(結果発表) ※イメージ
振り返り
ビジネスゲームは「ゲームに熱中する楽しさ」が特徴の一つですが、ただ楽しいだけではありません。ゲーム体験後の振り返りが重要です。
今回は、研修の場で用いることの多い代表的な問い2つに対し、まずは個人で振り返っていただき、チーム内で共有した後、全体でも共有いただきました。これは実際の研修と同様の流れです。
ゲーム体験(自身のゲーム中の経験)を振り返ることで知識を腹落ちさせ、実践的で深い学び・気づきを得ることができる。そのプロセスの一部を体験いただきました。
グループワーク
振り返りまで体験いただいた後は、再度グループワークを実施。今度は以下のことについて考えて話し合っていただきました。
この問いに対して、今回の参加者の方々からは、以下のような声が挙がってきました。
「オンラインの」ビジネスゲームについて
・オンラインゲームが研修として成立することが分かった
・PDのゲームの特長である「感情の揺れ動き」がオンラインでも表現されていた
・オンラインでも人柄が見える。何とか交渉を成立させようという思いも見られた。交渉術は難しい。これをどうオンラインで導いていくか
・カード版を会社でも使っていて、初めてオンラインだった。オンラインでもできるのが凄いと思った。社員よりも学生のほうがオンラインに慣れていると感じる。社員にも慣れてもらえるツール。同時に話せないという部分があるので、交渉ではコツが必要
・ゲーム要素があるものは、慣れてくると(ルールと操作さえしっかりと理解すると)、のめり込み集中できる研修だと思った。ただし、ルールや流れはタームを重ねるうちに理解していくので完全に理解するまでには時間がかかる(理解しながらタームごとに試行錯誤していくのが面白いところなのかもしれないが。PDCAの体験ができると思う)
オンラインの環境・操作について
・Zoom+ブラウザの操作力が必要(これも慣れかも)
・オンラインの場合、通信状況が悪かった場合の対応について不安も残る
————
ワークの後には弊社のビジネスゲームの特徴や実際の活用事例についてお話しさせていただき、最後には質疑応答の時間も設けました。
今回いただいたご質問とそれに対する弊社の回答を以下にご紹介します。
Q. コミュニケーションツールはZoom以外でも実施可能ですか?(会社でTeamsしか使えないため)
A. 可能です。Teams、Google meet、Cisco Webexなど、ご要望いただいたコミュニケーションツールを使って実施させていただきます。
Q. PC操作が不安です。サポートスタッフを派遣いただくことは可能ですか?
A. 可能です。まずはお気軽にご相談ください。
体験会のご案内
いかがでしたでしょうか。
「ビジネスゲーム研修は体験型研修であるからこそ、実際に体験いただくことでのみ、その価値がわかる」。
私たちプロジェクトデザインではこの考えを大切にし、体験会を開催しています。是非、一度、体験会への参加をご検討いただけますと幸いです。
募集中の体験会はこちらから確認いただけます。