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【事例紹介】三井不動産リアルティ様:ビジネスゲーム「The 商社」研修で次世代リーダー層の意識と行動に変化

2019/11/22

三井不動産リアルティ様の次世代リーダー研修として、「The 商社」を実施させていただきました。
本記事では研修実施に至った背景や研修中の様子、受講者様・依頼主様からの声をご紹介します。
 

三井不動産リアルティ
株式会社様

「The商社」次世代リーダー研修
会社名:三井不動産リアルティ株式会社
事業内容:不動産仲介事業、駐車場事業

研修実施日:2019/9/10
研修概要:「The 商社」実施、振り返り、ビジョン・メイキングワーク
参加者:31名
カテゴリ:企業内研修

 
 

目次
1)背景・課題
2)研修概要
3)研修中の様子
4)受講者・依頼主様からの声

1)背景・課題 - ボトムアップで意見のあがる組織へ

三井不動産リアルティのシェアリング事業本部は、以前よりボトムアップ(下からの意見の吸い上げ)という点で課題を感じられていました。ボトムアップで意見のあがる組織になるためには、社員へ意見をあげてほしいと伝えつつ、管理職やそれ以上の役職の方々もそのあがってきた意見を受け入れられる体制・雰囲気である必要があります。
 
そんな折、シェアリング事業本部で研修を担当されている酒井様がプロジェクトデザインのビジネスゲーム体験会に参加され、ゲーム型研修から得られる学び・気づきが「柔軟な思考ができる人材の育成」につながると感じてくださったことから、「The 商社」研修の実施に至りました。
 
ゲーム体験者を社内に少しずつ増やしていくことで、その共通体験を以て会社と社員双方の意識の変化を促そうというのが狙いで、昨年より次世代リーダー層に対して複数回に渡って全国的に実施しています。
 
ゲーム体験から自身の特徴や、会社でやりたいことを改めて見つめてもらうことも上記の狙いの達成につながると考え、今回は研修の目的として以下の3つを受講者の皆様へ掲げて研修を開始しました。
 
1. 仲間との協働のポイントを掴む
2. 「自分自身」の力と可能性に気づく
3. 学びを明日からに活かす

2)研修概要

31名の方が参加され実施した今回の研修では、ゲーム中 チームを越えた活発なコミュニケーションや、クリエイティブな交渉が行われていました。
 
開始当初は「自分たちのチームでやる、完結させる」という意識が強かったものの、2回のゲーム体験を通して「チームを越えて協力することで、より大きな成果を生み出す」という方向へ考え方や動き方がシフトしていく様子が伺えました。

3)研修中の様子

「The 商社」はチームを会社に見立てて、他のチームと交渉を行いながら、ビジネスの設立を通して自社の拡大を目指すゲームです。「リーダーシップ」「チームビルディング」「交渉、コミュニケーション」「信頼を得ることの大切さ」「創造性」といった要素を伝えるのに効果的な研修で、新入社員研修から営業力強化研修、次世代リーダー研修、全社員参加型の研修まで、様々な目的で幅広くお使いいただいています。
 
今回は受講者が次世代リーダーの皆様ということで、ゲーム1回目の序盤からダイナミックな交渉が行われていました。チームごとの交渉のみならず、場全体へ交換可能なカードを示すなどオープンな取引も行われていましたが、一方で他のチームに頼ることなく、自分たちのチームで何とかビジネスを設立しようと試みるチームが多く見受けられました。
 
印象的だったのは、ゲーム開始当初より総合商社を目指しカードを集めていたチームが、途中最下位となったものの、最終的に逆転し1位を獲得したことです。「戦略的に考え行動する力」の重要性については振り返りでもよくお伝えしていますが、まさにその強さが証明された瞬間でした。
 

最右列が4ターン目のスコア。黒チームが逆転勝利

 
1回目の振り返りでは、受講者の方から以下のような意見が出ました。
 
「戦略への落とし込みが甘かった。もっと早くから戦略を立てるべきだった。」
「もっと他チームと協力すればよかった」
「もっと場に情報を公開すればよかった」
「役割分担はしたが、場当たり的に動いてしまっていた」
 
ゲーム中の様子や挙がった意見やをふまえて、レクチャーでは
 
「チームの中だけでなく外へも意見を発信して、関係を築くことの重要性」や、
「普段当たり前に行っていることの中にも、新たな発想で考え、声に出したり行動することで状況を打開するような『イノベーションの芽』がある」
 
といったことをお伝えさせていただきました。
 
そしてその後すぐにゲーム2回目を実施。「The 商社」研修では、このようにゲームを2回実施させていただくことが多いです。
ゲームから得た気づきや学びを実務に持ち帰る前に、再度ゲームの中で活かそうと試みることで、実際にできること・できないことを明確化するのが目的です。これによって、すぐに実践できたことはそのまま実務でも活かしてもらい、実践できなかったことはその理由をゲーム後に振り返ることができます。
 
2回目のゲーム開始前、勝敗の喜び・悔しさからか、早速作戦会議をしているチームもありました。
開始後は早々に役割分担をはじめるなど、1回目からの学びがしっかりと活かされていました。中盤では他のチームと一緒にビジネスを設立するといった、チームを越えた協力体制がとられており、結果として市場全体の売り上げは1回目から大きく伸びました。
 
しかし、「広い視野を持ち全体にプラスになるような動き」という点では劇的な変化は見られませんでした。研修を通して気づきを得て、すぐに変化した点と変化しなかった点。双方に目を向けることで、個人や組織が変わっていくための道筋が見えてくるのではないでしょうか。
 

 

また、今回の研修ではゲーム後にビジョンメイキングのワークもあわせて実施させていただきました。
個人ビジョンを持つことの大切さや、周囲と共有することで支援も得られやすくなることをお伝えし、ゲーム中の行動から自身の強み・弱みを、その後仕事とプライベートの現状、そして1年後の理想の姿、とビジョンシートを書き進めていっていただきました。
最後にその理想の姿にむけた具体的なアクションをチームに宣言し、研修は終了となりました。

4)受講者・依頼主様からの声

受講者の方からは、研修後のアンケートで以下のようなお声をいただきました。
 
「多角的な物事のとらえ方や、チームワークの必要さなど色々勉強になった」
「情報提供前と後に同じグループワークを行ったことで、結果が全く違い、主体的に取り組むことができて良かった
通常業務と異なる、メンバーとの協調や気づきを発見することができ、参考になった」
 
また、ゲームからの学び・気づきをより深くするための以下のようなアイデア・ご要望もいただきました。
 
「世代や部門をさらに混合することで、自身の長所や短所がより明確に把握できるような気がした」
「メンバーの人数が少ない方が役割を全うできるのではないかと感じた」
「全体的に戦略的行動というよりも戦術的行動がメインになってしまったため、思考フェーズは増やしたい」
 
研修後、昨年に引き続き研修の実施をご依頼いただいたシェアリング事業本部の酒井様にも感想を伺いました。

”研修中の受講者の様子を振り返ってみて、やはり普段の業務内容に引っ張られている感じはありました。営業系の部門で力を発揮しているメンバーは、今回の研修においても力を発揮していました。
逆に管理部門のメンバーは、今回の研修においてはなかなか力を発揮できていないような印象はありました。
 
弊社において本研修のようなメニューは無いのでとても新鮮で、仕事の本質部分をとらえた内容でとても満足しています。改善点を挙げるとしたら、2回目のゲームのときはメンバーをシャッフルした方がよかったかもしれません。
 
今回の研修を経て、受講者の社員は今後は上席の言われた通りではなく自分の中で常に目的意識を持ち、やりがいや楽しみをもって業務に取り組むような社員に成長できると期待しています。”

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