皆様こんにちは。プロジェクトデザインの小森です。
今回の記事では、聖学院高等学校様にて弊社ビジネスゲーム「The商社」を実施した際の様子をレポートしたいと思います!

 

高校生も熱中!ビジネスゲーム「The商社」
社会で生きていくために必要なスキル・マインドとは?

弊社のお客様の多くは企業様で、新入社員研修やチームビルディングなど、さまざまな用途にてビジネスゲーム研修を提供しております。
今回は特別Verにアレンジして、高校生向けにビジネスゲーム研修をお届けしました!

 

今回の舞台は、中高一貫の男子校である聖学院高等学校
こちらの高校ならではの試みで、学校設定科目「現代の社会」の授業を通じて、『学び方を学ぶ』をテーマに、通常の講義型の授業とは少し違った、社会で生きていくための力を身につける試みを行っています。
内容を聞くと、毎回とても面白そうな授業のようで、私が通っていた高校にもこういった授業があれば良かったのに、、、とこの授業を受けられる生徒さんたちが羨ましく感じました(笑)
 

今回はその一環として、『コミュニケーション』と『チームワーク』の大切さを学ぶことを目的として、弊社「The商社」を実施してまいりました。

 

ビジネスゲーム「The商社」とは?

経営の3大資源である「ヒト」「モノ」「資金」を効果的に運用し、チームメンバーと協力しながらビジネスを設立させ、企業価値の最大化を目指していくゲームです。自分たちのチームだけではビジネスの設立は難しく、他チームとの交渉やコミュニケーションを通じてビジネスを設立し、ゲームを進めていきます。
このゲームは計画タイムと行動タイムという2つの時間でゲームを実施していきます。
計画タイムでは、参加者は席を立つことができず、次にどう動くかの作戦を立てます。
行動タイムでは実際に交渉したり、またビジネスを立ち上げたりする時間となります。

「The商社」の詳しい説明はこちら!

The 商社

 
 

では早速当日の様子をご覧いただければと思います!

 

男子校ならではの熱気!?白熱の序盤戦

まずは今回の授業の目的やゲームのルールを伝えます。

 

 
「The商社」は根幹のルールは非常にシンプルで、だれでも楽しんで実施できるという特徴があります。
しかしそこはさすが高校生。ルールの理解は人一倍早く、説明途中にもかかわらず戦略を立て始めてしまう生徒も!

早速作戦会議!友だちに負けないように本気です

 
 

戦いの火ぶたが切って落とされた!
 
さあ、いよいよ1回目の行動タイムです。皆一斉に立ち上がり、交渉スタート!
仲の良い友だちに交渉を持ちかける子、カードが揃ったのでビジネスを設立しに行く子、班に残って情報を整理する子・・・etc

 
ルールが完全に分かっていない中でもとりあえず動いてみよう!という姿勢が素晴らしいです!

席から立ち上がって他の班と交渉をします

 

1回目の行動タイムが終わり、中間発表です!
「The商社」では計画タイムと行動タイムのセットを4回繰り返して、最後に利益を1番多く獲得していたチームの優勝になります。
毎回の行動タイム終了後には中間発表を行い、その時点での順位が発表されます。
 
これも次の行動タイムでどう動くかの指標になるので、非常に重要です。
1ターン目に次々ビジネスを設立させたチーム、逆に1つもビジネスを設立できなかったチームと1ターン目から班の差が開きつつあります・・・!
これは後半で巻き返せるのか?!

 

貧富の差がゲームでも?!発展と停滞の中盤戦

2,3ターン目になると、ルールは把握し、欲しいカードをどう効率よく集めるか、という時期になります。

 

なんとか欲しいカードを集めようと交渉をします

 

写真のように人が集まってくる机とあまり人が集まらない机の両極端に分かれてきました・・・!
いったい何がこの差を生んでいるのか・・・?
はたまた、中々縮まらない上位との差を埋めることは出来るのか・・・?!
 

目的を果たせる?最後の攻防

さあ、泣いても笑っても最終ターン!なんとか少しでも利益をあげようと皆最後の追い込みに必死です。
このゲームには「役」のようなものがあり、成立することで大きく利益を伸ばすことが出来ます。

 
上位チームは「役」の完成を目論みあの手この手で交渉に臨みます。
各チーム最後のターンにハイペースでビジネスを設立します。

 

最後の追い込みに受付は大混雑

 
そんな中とうとう1位のチームが最後のビジネスを立ち上げ、総合商社(役の1つ)化に成功!!
最後のビジネスが立ち上がった瞬間班全員がハイタッチ!とても盛り上がっていました!

 

ついに総合商社に・・・!

 
そしていよいよ終わりの時間が・・・。
 
タイマーが鳴り、無情にも終了の時間に。
運命の結果発表となります。

 
さあ、結果はどうなったのでしょうか!

 

 
なんと、1位のチームは1兆6千億円もの金額に!
2位を2倍以上離すハイスコアで終わりとなりました。

 
ゲームが終わって喜びの表情を浮かべる子、悔しそうな表情を浮かべる子など終わった後の表情は班ごとで様々でした。
しかし、終わった後「楽しかった!」という声が聞けて、やはりゲームが人を夢中にさせる力はすごいものだと改めて実感しました。

 

楽しかった!で終わっては意味がない。きちんと振り返りも行います!

さて、ゲームが楽しかった、で終わってしまってはせっかくの体験も活かしきることができません。
この体験をしっかりと振り返り、学びに変え、次につなげていくことこそが「The商社」の「The商社」たる所以です。

 
各自ゲームを振り返って、自分の反省や改善点などをワークシートに記入していきます。
それを班内でも共有し、こうすれば上手く行ったよね、というような話し合いを行いました。

ゲームの振り返りをワークシートに記入します

 

また、それを全体でも共有し、自分たちがゲーム中の順位に終わってしまった原因を見つけていきます。
今回高校生から出た意見はとてもよく考えられていて、普段実施いただいている大人と遜色ないくらい、レベルの高い生徒たちでした。

 

出てきた意見は黒板に書き出します

 
ワークの最後には今回一緒に戦った班のメンバーを全力で褒め称える時間も設けました。
少し照れながらも最後には班員から全員が褒められ、非常に雰囲気が良かったです。

コミュニケーションとチームワーク

今回は高校での実施ということで、学生生活でイメージしやすいように、「一人ひとりがクラスの雰囲気を良くするためにできることはなんですか?」という問いをワークの中で設定しました。
 
その中で、「自分ひとりでやるのではなく、他の人と協力して取り組む」、「相手の意見をちゃんと聞く」という意見が出てきました。
他の人と協力する際、その根底にはやはり「Win-Winの関係」という双方に得のある関係性を築くことが重要なのではないでしょうか。
自分ひとりだけが得をする、それでは他の人は中々協力したり、助けたりしてくれません。
かと言って相手だけが得をする、という関係も良くはありません。

 
お互いがお互いを尊重しあい、双方の得を考えながら協力して物事に取り組むことができれば、クラスの雰囲気はもっと良いものとなるでしょう。

 

学校でのビジネスゲーム研修の導入

普段は企業様の新人研修やインターンシップのコンテンツとして、チームビルディングやリーダーシップの向上を目的にご利用頂いておりますが、今回、高校とのコラボレーションが実現致しました。

 
今回の授業を通して学生に伝えたいことは、社会の中で人と人とが円滑に付き合っていく上で必要な「コミュニケーション」と「チームワーク」、そして不安定な状況の中でも立ち向かっていける「リーダーシップ」の重要性です。

 
これらはこれからの時代、誰しもが必要になる重要なスキルであると私たちは考えます。
ぜひこういった学びを学生のうちから得て、社会に出てからも活躍して欲しいと思っております。

 
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