自覚している性格と臨床の性格検査での性格が180度違う!?

臨床の性格検査とビジネスゲームThe商社と比較

臨床の性格検査とビジネスゲーム「The 商社」で分かる性格の違い

現在、株式会社プロジェクトデザインでインターン生として働いています。プロジェクトデザインとは、2年生の夏季休暇中に富山県上市町地方創生プロジェクトに参加し、そこでビジネスゲームThe商社を体験したことです。


私は、大学で心理学を勉強しているため、今まで9つの性格検査を受けてきました。

臨床の性格検査の結果では、

・消極的
・堅実的

です。

一方、自覚している性格は、

・積極的

・行動的

です。

なぜ、自覚している性格と臨床で行った性格検査とで性格が

180度異なるのでしょうか?

実際に社会やビジネスシーンで発揮される性格はどちらなのでしょうか?

性格検査の目的と経緯

性格検査は、性格を把握するために行います。

性格検査が誕生した経緯は、始めに英国人F.ゴールトンが、生物の個体差の研究を行い、人間にも個体差があるという考えから、個体差の数値化が始まり、本格的に性格検査の開発が行なわれて来ました。

性格検査の特徴

性格検査の特徴は、3つあります。


・検査結果は、検査時の体調や感情的な状態、雰囲気によって変化してしまう

・質問紙検査の場合、自分に当てはまらない項目がある場合でも、解答が「はい」か「いいえ」の2択しかないため、強制的に選ばなくてはいけない

・被検者の行動的な性格を見ることができない

自分の性格を知る方法はないのか?

体調や感情的な状態、雰囲気に左右されることなく、性格を知る方法はないのか?

答えは、ビジネス体験を行うことです。

なぜ、ビジネス体験なのでしょうか?

一般的にビジネスシーンは、自分の考え方や性格、行動がそのまま鏡のように映し出されると言われています。


つまり、ビジネス体験を行うことによって、本当の性格が自然と表れるのです!!

ビジネスシーンを体験ができるゲーム!?

ビジネス体験で自分の性格が分かると言っても、ビジネスシーンを体験できる場所なんて、中々ありませんよね?

ですが、体験できる場面として私は、夏期休暇中に上市町で行われた地域創生プロジェクトに参加し、株式会社プロジェクトデザインが製作している体験型ビジネスゲーム「The 商社」に出会いました。

ビジネスゲームThe 商社とは?

ビジネスゲームThe 商社は、株式会社プロジェクトデザインが開発した経営シミュレーションです。架空の会社を3~8人で経営します。資産の合計額と、手持ちの現金の合計額を他のチームと競い、経営に必要な知識や能力を理解し、磨くことができます。同時に、主体的・行動的な性格やコミニュケーション能力が備わっているかを見ることができます。

ビジネスゲームThe 商社を通じて私が気付いたこと

私がビジネスゲームThe 商社を体験して気付いたことは、

・臨床の性格検査とビジネスゲームThe 商社でそれぞれの特徴

・自分に足りないと感じた能力

の大きく2つあります。

臨床の性格検査は、周囲への働きかける力や主体的・積極的に動く力、計画性はわかりませんが、「今、どのように感じているか」、「普段からどのように感じているか」などの心の状態などを数値化して、明らかにすることができます。

一方、ビジネスゲームThe 商社は、「今、どのように感じているか」、「普段からどのように感じているか」などの心の状態は分かりませんが、リーダーシップやコミュニケーション能力、戦略思考を備えているかを見ることができます。

臨床の性格検査とビジネスゲームThe商社と比較

臨床の性格検査とビジネスゲーム「The 商社」で分かる性格の違い

※キャプション【見ることのできる性格】

臨床の性格検査とビジネスゲームThe 商社で共通して見ることができる能力は、

・性格

・知能

・思考力

です。


自分が足りないと感じた能力の一つが、計画性です。

1ターン目から目先のビジネス設立に集中してしまい、キャッシュや交渉材料としていた資源カードを早めに交渉材料として使ってしまったことと交渉して得た資源カードで設立したいビジネスがあったことが重なり、4ターン目で他のチームと交渉する機会が少なかったことです。

ゲームの振り返りの際に、ビジネスでは目先の利益だけでなく、長いスパンで計画を行うことの必要性を感じました。


次に、柔軟な発想を持つことです。

2ターン目時に、自分のチームがビジネスを設立する際に必要である資源カードを保有していた状態で、相手チームのAが、自分達が持っているカードを所有すると、新しいビジネスが設立できる状況でした。

しかし、自分達は、カードを守ることに専念してしまい、Aチームと協力するという発想ができませんでした。


もし、自分に足りないと感じた能力を持っていれば、最下位ではならなかったと思っています。

自分の性格

ビジネスゲームThe 商社を振り返ると、実際のビジネスで出て来る性格は、臨床の性格検査結果ではなく、自覚している性格の

・積極的

・行動的

だと思います。


積極的であると言えるのは、1ターン目から4ターン目に置いての行動です。

1ターン目ではルールが理解できず、周囲のチームを見ながら動いていたため、積極的に情報収集や営業を行うことできませんでした。しかし、ルールが徐々に理解できた3ターン目から積極的に情報収集や営業を行うことができたと思います。

次に、行動力があると言えるのは、2ターン目時です。

1ターン目の行動タイムの時に、チームでコミニュケーションが取れていないため、全員で他のチームと交流や交渉を行っていて、計画タイムの時しか情報共有ができていませんでした。

しかし、2ターン目の計画タイムで、ファシリテータから自分達のグループは役割を決めていないことを指摘され、3ターン目の計画タイムで役割を定めました。役割を決めてからは、引き続き情報収集や営業の役割を担い、他のチームと何度も情報収集を行い4ターン目の行動タイムで連携プレーが生まれ2つの新しいビジネスを設立に繋がったと思います。

まとめ

ビジネスゲームThe 商社は、実際のビジネスに似ているゲームのため、性格検査ではわからない、次の性格を見ることができます。

・協調的

・積極的

・社交的


性格検査は、個人個人がそれぞれ与えられた設問に回答していくペーパーテストのため、お互いに関係を持つことができません。

一方、ビジネスゲーム「The 商社」では、1人で行うことはできませんが、1チーム(3~8人)で行うため、

一斉に大人数の「他人との関わり方」に必要な性格や行動を見ることができます。

したがって、ビジネスゲーム「The 商社」では性格検査で見えない、実際のビジネスで重要となる「他人と関わるときの性格」を見ることができます。


ライター:林田脩平
出身地:兵庫県神戸市
兵庫県私立報徳学園卒業
石川県金沢工業大学情報フロンティア学部・心理情報学科在籍
趣味:マラソン(金沢マラソンにも出場)
2年生の夏季休暇中に富山県上市町地方創生プロジェクトに参加し、そこでビジネスゲームThe商社を体験し、「論理的思考」を学びたいと思い現在修行中。
関西人のノリツッコミで社員メンバーから冷笑されながらも打ち解け、楽しく真面目に仕事をしている。