不動産投資×スゴロク×カードゲーム

The 不動産投資1東京オリンピックで活気づく不動産業界から、ビジネスゲーム研修の制作依頼が続いています。今回のビジネスゲームのコンセプトは「誰でも楽しめる不動産投資、資産運用」です!ゲームタイトルはズバリ「The 不動産投資」です。
 
 
今回のビジネスゲームは、不動産投資にスゴロクとカードゲームの要素を兼ね備えています。以前の社内研修ブログで体験したモノポリーに近い構成です。サイコロの出目やカード効果のランダム性があるので、予想外の利益を得られたり、損失を被ったりします。ですが、それらの不確定要素の幅を考慮して、全体的な戦略を練る=資産運用の基本であることを認識してもらうのが狙いです。
 
(1)サイコロの役割
自分のコマを進めていきます。止まったマスに応じて、不動産物件を購入できます。
『購入する権利をやろう!』
 
(2)カードの役割
「イベントカード」が物件の価値を上げ下げします。また「市場カード」がローン可能額やローン金利を変動させます。変動の幅を予測するのがゲームのキモになります。
『せっかくだから、俺はこの赤のカードを選ぶぜ!』
 
(3)不動産投資と資産運用の要素
景気の変動に応じて、不動産価格も変動します。また不動産ローンの可能額や、ローン金利も変動します。不景気で金利の低い間に不動産を購入し、好景気で不動産価格が高騰した時に売却して利益を得るのが、最も基本的な戦略です。
『金利を上げて、札束で殴ればいい』
 
 
 

スタンドアップ THE 不動産投資

The 不動産投資2社内ビジネスゲーム研修としては久々に私もゲームに参加しました。現在、私の社内ランクは「三等兵」で社内最底辺の人間に位置しているので、なんとしても勝利して成り上がりを目指します!
 
だが!いきなり運ゲーに賭ける羽目に!
このゲーム、ゲーム開始直後は高価格帯物件を購入し辛いので、初動としては低価格物件で資金力を蓄えるのが良かったようです。ですが、私はいきなり高価格物件を購入しようとして入手に失敗、他の人が不動産投資で着々と資産を蓄える中、追いていかれてしまいました・・・
 
こうなったら現段階で買える限りの高価格物件を入手して、金利の高騰に賭けるしかない!
ハズしたら、その時点で負け覚悟!だがジリ貧よりは、勝利の可能性を信じた玉砕の方がいい!
 
 
チェック THE 市場カード・・・
 
 
 
 
 
 
ゲット!好景気トリガー!
 
市場カード『景気の上昇』
 
よっしゃー!
後は売却益を元手に資産運用していけば勝てる!
 
 
 

ローンは第2の財布

懐があったかいのは、いいもんですな!
資金の余裕が精神の余裕にも繋がります。
落ち着いて、資産価値が下落しそうにない優良物件のみをピックし、蓄えていきます。
 
また、ローンの活用も忘れません。
基本的な考え方はローンはレンタル料が掛かる、第2の財布です。手持ちの資金だけでなくローン額の限度額まで借り、その上でキャッシュフローをプラスにするのが大切です。
簡単な計算式にすると
 
収入+ローン返済額 > 生活費+不動産収入
 
を成立させておくことが大切です!
 
キャッシュフローを正常化しておけば、何もしなくともどんどん資金が溜まっていく資産運用が可能になります。
 
 
The 不動産投資3ただ、トラブルにはご用心!
「台風直撃」のようなイベントがあると、不動産物件を修繕するための突発的な支出があり、また不動産収入も低下してしまいます・・・
トラブルに対処するためにも、きちんと一定以上のキャッシュは手元に置いておくのが大切ですね。
 
 
 

振り返り、勝敗の要因

最終結果は次の通り。
1位 池田 1億5100万円
2位 竹島 1億610万円
3位 古野 9970万円
4位 坂本 7540万円
5位 嶋田 6630万円
 
私は2位、1位を逃したのは残念ですが、何とか社内ランク最下位からは脱出できました。よかった!
 
 
でも1位になれなかったのは、なぜでしょうか?
1位になった池田さんのコメントから、勝因を分析します。
『一つには、物件を買う時には「利回り」に注目した。購入価格に対して、不動産収入の多い物件を揃えるようにした。もう一つは、ローンを積極的に返済していったこと。現金があるのにローンを返済していないと、利子を支払わなくてはならない分、損失がでてしまう。現金 > ローン可能残額という考え方を大切にした。』
 
私は資産の安定を求め、利回りは軽んじていました。また、ローンの返済はほとんど行うことがなかったので、その分の損失の勝敗に響いてしまったようです。下位の坂本さんと嶋田さんもローンの積極的な活用が無かったために、得点の増大をできなかったようです。
『ローンの重要性を伝える』というビジネスゲーム研修の目的は達成できていますね。
 
ただ、ビジネスゲームの設計としては「利回りの多い物件は、不動産収入が低下するリスクも大きい」という現実に則したバランス調整を行う意図がありました。その点が上手く生きていないようでしたので、そこは修正が必要になりますね。
 
 
 

今月の称号–女帝健在–

皇帝  古野(維持)
元帥  福井
大佐  池田(2階級昇進)
一等兵 上野、坂本(1階級降格)
二等兵 稲村、竹島(1階級昇進)
三等兵 桑原、嶋田(維持)
 
女帝の古野さんが安定しています。そのため首位争いは起こらず、中堅で競い合っている状態です。誰が行き抜き、誰が沈むのか。今後の展開に注目です。
『人は流れに逆らい、そして力尽きて流される』
 
 
 
ライター:【二等兵】竹島雄弥
富山県立富山中部高等学校卒業
東京大学農学部環境資源科学過程生物・環境工学専修卒業
大学卒業後、ふるさと富山に帰郷。プロジェクトデザインに新卒で入社。主に研修コンテンツのロジック開発および、研修用に使用するエクセルのマクロを構築している。またWebマーケティングも担当しており、サイトの管理運営、テキストの製作を行う。大学時代には地球環境問題を積極的に学び、その中で学んだ「俯瞰的視点」「論理的思考」「系をモデル化する思考方法」「情報技術」などを活かして活躍している。
事務所内でのもっとも重要な仕事はおいしい紅茶を淹れることである。
 
Q:【二等兵】って?
A:ゲームこそ人生。ビジネスゲームで決定された社内の序列です。