【記事紹介】カーボンニュートラルな社会への移行を、デザインはいかに支援しうるのか(BIOTOPE・山田和雅さん)

私たちプロジェクトデザインは、カーボンニュートラルに取り組む行動者を増やす目的のもとに、カーボンニュートラルに関するオウンドメディアを運営していきます。

今回は、株式会社BIOTOPEのストラテジックデザイナー、山田和雅さんの記事をご紹介します。

この記事では、人類が気候変動問題に直面することになった原因の一つに「常に進化し続けたい」というヒトの根源的な欲求があると捉え、デザインがヒトの行動変容をどのように促しうるのかが紹介されています。

本稿でご紹介する内容は一部ですが、興味のある方はぜひ元記事をご覧いただければと思います(元記事へのリンクは本ページ下部にございます)。

カーボンニュートラルな社会への移行を、デザインはいかに支援しうるのか

昨今、「気候変動問題」や「カーボンニュートラル」といったワードは、目にしない日は無いほど、社会的な関心・ニーズが高まっています。戦略デザインファームである我々BIOTOPEのもとにもこうしたテーマでご相談いただくことが増え、共創させていただいた案件実績も増えてきました。

本記事ではBIOTOPEで同領域のサービス提供を担当している戦略デザイナー・山田和雅が「カーボンニュートラルな社会への移行を、デザインはいかに支援しうるか」というテーマでの議論をまとめました。

――続きは下記の元記事をご覧ください――

著者プロフィール

山田 和雅(やまだ かずまさ)

Strategic Designer/ Carbon Neutral System Transition Designer

早稲田大学政治学研究科卒。イリノイ工科大学デザイン学科(Master of Design Methods)修士課程修了。総合商社にて、インフラストラクチャ―事業を担当。海外大型案件の事業買収(M&A)後、自ら事業会社に経営メンバーとして出向し、PMI、組織変革、企業価値向上等を牽引。その後、オセアニア地域でのスマートシティやスマートキャンパス等のカーボンニュートラル化新規事業開発を担当。

「人」に寄り添う「デザイン」のアプローチが、ビジネスと組織のポテンシャルを最大化する、との信念に基づきコンサルティングを行う。サステイナブル建築認証LEED Green Associate保有。

編集者コメント​(記事の感想)

気候変動問題を生み出した原因には「常に進化し続けたい」というヒトの根源的な欲求があるのだと知ること。それが、自分自身が持っている前提や価値観といった「あり方」に自覚的になるきっかけとなることを改めて感じました。

山田さんの記事では、実際に行動変容を起こしていく際の条件に「行動している自分自身を具体的にイメージできること」が挙げられています。そして、行動変容後の未来そのものをプロトタイピングし、イメージできる解像度までに高めることで、新しい行動のイメージを形作ることができ、実際の行動変容を促すことができると説いています。

このことは、国立環境研究所研究員でIPCC執筆者でもある江守正多さんが「カーボンニュートラルに向けて行っている具体的な行動をシェアしよう!」と仰っていることと通じます。

確かに、近年ではカーボンニュートラルに向けた機運が高まっている一方で、個人はもちろん、企業や行政などの組織からも「具体的に何を考えてどんな行動をしたら良いか分からない」という声をよく耳にします。

こういった悩み・課題感に対して、私自身はプロジェクトデザインという組織の中でカードゲーム「2050カーボンニュートラル」を活用したワークショップを世に拡げるプロジェクトを実施し、人と組織のカーボンニュートラルに関する行動変容に繋げる活動をしています。

その上で、所属する組織の中での活動に留まらずに、カーボンニュートラルな社会への移行を掲げて活動されている山田さんのような行動者の方々と共に活動していきたいと思っています。

山田さん、素敵な記事をありがとうございました!

編集者プロフィール

株式会社プロジェクトデザイン 竹田

竹田 法信(たけだ のりのぶ)

富山県立富山中部高等学校卒業、筑波大学第三学群社会工学類卒業。大学卒業後は自動車メーカー・株式会社SUBARUに就職し、販売促進や営業を経験。その後、海外留学などを経て、地元・富山県にUターンを決意。富山市役所の職員として、福祉、法務、内閣府派遣、フィリピン駐在、SDGs推進担当を歴任。SDGsの推進にあたり、カードゲーム「2030SDGs」のファシリテーションを通して、体感型の研修コンテンツの可能性に魅せられ、プロジェクトデザインへの転職を決意。ファシリテーターの養成、ノウハウの高度化などを通して社会課題の解決を目指す。富山県滑川市在住。

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