The Action!~SDGsカードゲーム~

「The Action!~SDGsカードゲーム~」はプロジェクトデザインが手がける第4弾のSDGsゲームです。

第1弾のSDGsゲーム「2030SDGs」が生まれたのは2016年5月。

SDGsは2015年9月の国連サミットで採択されたばかり。日本国内での認知度がほとんどない状況の中、SDGsの本質を学ぶための日本発のゲーム型研修ツールとして「2030SDGs」は世界20ヶ国に広まっていきました。

第2弾のSDGsゲームは「SDGs de 地方創生」。

世界を題材にした「2030SDGs」に対して「SDGs de 地方創生」では日本で実際に取り組まれているまちづくりや地方創生のプロジェクトを題材としています。

地方創生を実践する上での問題や対話と協働の必要性を理解し、自分たちが取り組むべきことを考える研修やワークショップに活用できます。

第3弾は「SDGsアウトサイドインカードゲーム」。

行政や教育機関などでも幅広く活用されるように開発されている「2030SDGs」や「SDGs de 地方創生」に対して、

「SDGsアウトサイドインカードゲーム」では、企業での利用に焦点を絞って開発しました。社会課題から新たな事業機会を見つける「アウトサイドイン」アプローチを学ぶことが可能です。

そして、第4弾となる「The Action!~SDGsカードゲーム~」。

2022年現在、日本国内のSDGsの認知度が8割に到達しようとする一方で、SDGsに取り組んでいる人は1割程度(SDGs認知度調査 第8回報告)。

いかにSDGsの行動者を増やしていくのかが求められるフェーズに入っている背景を踏まえ、私たちプロジェクトデザインでは、

社会課題の解決やSDGsの達成に繋がる取り組みを体験し、よりよい未来に向けて具体的なアクションを考えるコンテンツとして「The Action!~SDGsカードゲーム~」を損害保険ジャパン株式会社(以下、損保ジャパン社)と共同開発しました。

The Action!~SDGsカードゲーム~とは

SDGsの概念を理解し、私たちの生活や仕事の近くに潜む社会課題を実感し、よりよい未来に向けて1人1人がアクションを起こすことの大切さを自覚するカードゲーム。

それが「The Action!~SDGsカードゲーム~」です。

私たちの暮らしの周りには様々な社会課題が潜んでいます。CO2による大気汚染や地球温暖化。海を汚す海洋ゴミ。経済格差・災害・戦争を起因とする貧困や食糧不足。これらの社会課題は個人が解決するにはあまりにも大きすぎるがゆえに、自分1人が声をあげても意味がないように感じてしまいます。

また、日本という豊かな国に暮らす私たちにとって多くの社会課題は身近なものではありません。自らが主体的に関心を持たなければ社会課題の存在そのものに気づくことが難しい側面があり、社会課題をどこか他人事のように感じてしまう傾向があります。

しかし、社会課題について理解を深めると、実は、社会課題というものは私たち1人1人の行動に起因しているものであり、個人が自覚を持って社会課題の解決に向けた行動をできるようになることが非常に大切である事実が見えてきます。

「The Action!~SDGsカードゲーム~」は、世界規模の社会課題解決の取り組みであるSDGsについての理解を深めるとともに、私たちの生活の中でSDGsがどのように関わっているのか、社会課題が私たちの暮らしや仕事にどのような影響を与えるのかをゲームの世界でシミュレーションします。

シミュレーションの結果、私たちの目の前に訪れる未来は社会課題が解決されない “不都合な未来” になるかもしれませんが、その不幸を回避するために、よりより未来を引き寄せるためには私たちはどうすれば良いのでしょうか?

この問いの答えは様々に考えられますが、本ゲームでは「私たち1人1人がアクションを起こすことの大切さを自覚すること」を1つの答えとして伝え、現実世界で起こす具体的なアクションを考える機会をご提供します。

ゲームのポイント

SDGsの概念理解

SDGsを理解するうえで大切なことは、ゴールやターゲットの理解ではありません。

  • 問題は自分が思いもよらぬところで影響し合い繋がっていること
  • だからこそ、1つの視点に捉われない全体性を持った取り組みが大切であること
  • 問題は幅広いからこそ、多様な組織(ステークホルダー)が協力しあって取り組まなければならないこと

「The Action!~SDGsカードゲーム~」では、これらのことを体験を通じて腹落ちさせることができます。

“不都合な未来” の疑似体験

ゲームでは、日本企業で実際に行われている事業活動や私たちが私生活で行う活動が描かれた「プロジェクト」を実行することによって経済・環境・社会に様々な影響を与えていきます。

私たちは(現実世界と同様に)自分たちにとっての利益を重視したプロジェクトを実行しがちですが、SDGsが達成なされない・社会課題が解決されない未来にはどのような悪影響が生まれるのでしょうか。

「The Action!~SDGsカードゲーム~」ではSDGsや社会課題が解決しない場合に訪れる “不都合な未来” を実感する機会をご提供します。

振り返りを通じた具体的アクションの検討

SDGsや社会課題が解決しない場合に訪れる “不都合な未来” を回避するためのヒントはゲーム内での自分の行動に隠されています。

ゲームを実施して終わりではなく、ゲーム実施後に自分の行動が与えていた影響を自分視点や他者視点で振り返ります。そうすることでゲーム内での自身の行動やメンタルモデル(自身の行動の前提となる価値観や考え方)を自覚することが可能になります。

その上で、現実世界で起こす具体的なアクションを考えていきます。

このようなお悩みを持つ
組織や団体におすすめです

SDGsや社会課題に対して、
どこか他人事に考えてしまっている

    • 世の中の社会課題といわれるものに社員が関心がない
    • SDGsのアイコンやターゲットを理解できているが会社としての取り組みは既存事業にアイコンをあてはめただけになってしまっている
このような状況に対して「The Action!~SDGsカードゲーム~」ではSDGsの本質的なポイントの理解を促し、SDGsに取り組む必要性について、ゲームを楽しみながら納得することができます。

自社(や自身の生活)の
具体的なSDGsの取り組みをつくりたい

「The Action!~SDGsカードゲーム~」ではゲームによるシミュレーションを通じて自分の何気ない行動が社会課題に悪影響も好影響も与えていることに納得感を持って理解いただけます。

その上で、自分自身が生活や仕事の中でどんなことができるのかを個人もしくはチームでワークを行い、具体的なアクションを考えていきます。

SDGs研修を実施したい

「The Action!~SDGsカードゲーム~」には様々な企業のSDGsの課題を解決するためのSDGs研修に活用できる汎用性にも大きな特長があります。ぜひ体験会に参加いただき、貴社のSDGsの検討・推進段階に合わせたSDGs研修での利用可能性をご判断ください。

SDGsに取り組むことを決めていない段階

<企業のSDGsの課題>

  • SDGsの基礎知識の理解
  • SDGsに取り組む価値があるかの判断材料集め

<SDGs研修でできること>

  • SDGsの基礎知識の学習をする
  • 自分たちがSDGsに関連してどんなことができるのかを考える中で、自組織でSDGsに取り組むことが現実的かどうかを確認する

SDGsの取り組みの目標を詰める段階

<企業のSDGsの課題>

  • 17の目標・169のターゲットの優先課題選定
  • SDGs推進の体制づくり

<SDGs研修でできること>

  • 自組織にマッチするSDGsの目標やターゲット検討
  • 候補メンバーのSDGsに対する意欲を評価し、主要メンバーの抜擢に活かす

SDGsの具体的な取り組みを進める段階

<企業のSDGsの課題>

  • 組織的なSDGsの取り組みの推進
  • 社外・地域を巻き込んだ活動の推進

<SDGs研修でできること>

  • 組織的なSDGsの取り組みを推進する主要メンバーのチームビルディングを行う
  • 自組織のSDGsの取り組みを広める目的での社外・地域向けSDGsワークショップを開催する

料金プランの詳細は、サービス紹介資料にてご案内させていただいております。

※資料は株式会社プロジェクトデザインのサイトにてダウンロードいただけます(ボタンをクリックいただくと該当サイトに遷移します)。

体験者の声

現在自分を取り巻いている社会にはどんな課題が存在するのか、またその課題を解決していくためにはどのようなアクションが求められているのか、それらは自分にできることなのか、それとも他者を巻き込んで協働的に進めていかなければ解決できないのか、といったこれらすべてのことを考えていかないと、「SDGsの目標を達成する」にはほど遠い、という気づきを得ることができました。周りの人たちをもっと巻き込んでいくためのアクションを起こしていきたいと思います

SDGsと社会課題、そして今後のアクションが体験できる、とてもよいゲームだと思いました。また、SDGs達成への自分のアクションを今一度よく考えてみたいと思います

対話することや先を読むこと、目指す方向性を明確にすること、原因と結果を予測することの大切さが身に染みる結果でした。行動しないと始まりませんが、方向性の間違った行動だと(学びは得られるかもしれませんが)、八方ふさがりの状況に陥ってしまうこともあるので、やみくもに行動するのは違うかなと思いました

個人、1組織の単位ではなく、他社、他組織との連携が必要であること、全体を俯瞰して、物事を進める必要性、自ら行動を起こす必要性などを感じました。いざ、現実に戻ると難しいですが、SDGsを推進する立場上、これら視点を社内に浸透させていきたいと思います

体験会/養成講座

※体験会の申し込みは株式会社プロジェクトデザインのサイトにて承ります。
(上記URLをクリックいただくと該当サイトに遷移します)

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