ビジネスゲーム「The 商社」体験会

人材を人的資源から人的資本に捉えなおし、人材の価値を最大限に引き出すための投資を通じて中長期的な企業価値の創造につなげる人的資本経営。従業員の身体的・精神的・社会的な充足感をつくるウェルビーイング。

これらの人材領域における新潮流の根底には、従業員が自分らしさ(働きがいやエンゲージメント)を発揮することを、組織としてどのように支援するのか?という課題認識があります。

ここで、新入社員という次代を担う従業員に注目すると、新入社員が初めに受ける伝統的な新入社員研修を「自分らしさを発揮する」観点でアップデートする発想が生まれます。それはビジネススキルや社会人マインドの習得=CANに重きを置いた研修プログラムに、自分らしさの発揮=WILLの要素の研修プログラムを重ねる発想です。

そこで、本体験会では、新入社員が自分らしさを発揮するための新入社員研修プログラム紹介と題して、ビジネスゲーム「The 商社」を体験いただきます。

新入社員が「自分らしさを発揮する」ことを支援するには、第一に、孤立しがちな新入社員の同期のつながりを強くすることが大切です。新しい環境で右も左も分からない不安な毎日を過ごす新入社員にとって、同期のつながりは自分を見失わないための精神的支柱の役割を担います(早期離職の抑止やモチベーションの維持・向上の効果が期待できます)。

この同期のつながりを強化するツールに、ビジネスゲーム「The 商社」が位置づけられます。一連のゲーム体験を通じたチームビルディングの効果を、体験会の場でご体感ください。

また、本体験会では、ゲームを体験いただいた後に、もう一つの新入社員が自分らしさを発揮するための新入社員研修プログラム「FindOut!」をご紹介します。

「FindOut!」は、個人ビジョン(未来の自分のイメージ、成し遂げたいこと、ありたい姿など)を明確にし、共有し合うためのツールです。新入社員が自らのビジョンを同期や配属先(上司や先輩、メンター)に共有することによって得られる他者からの応援や支援は、自分らしさを発揮する上での実務的支柱の役割を担います。

人的資本経営やウェルビーイングの潮流を踏まえた、よりよい形の新入社員研修をご検討されている方はもちろん、新入社員の定着に課題感をお持ちの方、ビジネスゲームというツールの価値を体験したい方のご参加をお待ちしております。

※本ページ下部の「体験会の開催概要​」に遷移します。

「The 商社」とは

「The 商社」は、参加者が1つの会社のメンバーとして3~6人のチームを組み、 他のチームと様々な交渉を行いながら、自分たちの事業を立ち上げて会社を大きくしていくビジネスゲームです。

新規ビジネスの種(ビジネスカード)と必要な資源(資源カード)・資金(キャッシュ)を組み合わせてビジネスを設立し、より多くの資金と資産を得ることが目標です。

ビジネスカード・資源カード・資金(キャッシュ)は他チームとの交渉・交換するか、新たにビジネスを設立することでしか手に入れることができません。

また、設立が難しいビジネスほど、得られるリターンも大きくなります。

ゲームは、4分間の計画タイム(チームで戦略や作戦を話し合う時間)と8分間の行動タイム(ビジネスの設立をする時間・他チームとの交渉をする時間)に分かれます。

計画を立て、行動し、結果を振り返る。このPDCAサイクルを4回繰り返し、4ターン目終了時点の最終結果によって勝敗が決まります。

「The 商社」で問われる能力

会社が創業期・成長期・成熟期・衰退期へと変化するように、「The 商社」の中ではターン毎に場の状況が変化し、ゲームのプレイヤーに問われる能力も変化します。

① ビジョンとチームワーク

1ターン目、ゲーム開始早々に経営資源を表すカード(資源カード・ビジネスカード・資金)が配られます。それらのカードを目の前にした参加者は、自分たちが持っているカードにどれだけの価値があるか分からない状況やどのように事業を立ち上げていくべきか分からない状況に戸惑います。

この時に必要になるものがチームとしてのビジョンです。ビジョンをもとにチームの進む方向性を定めて役割分担するチームで動く力と、答えのない中でも考え抜いてヒントを得ようとする考え抜く力が必要とされます。

② 共創的コミュニケーション

2ターン目は必要なカードを集めながら事業を立ち上げて会社を拡大していくことが求められます。しかし、自分たちが欲しいカードは他のチームが持っているケースが多いため、他のチームから必要なカードを買ったり交換したりする必要があります。

さて、どうすれば効果的に交渉をまとめることができるのでしょうか?

ここで必要になってくるのがコミュニケーション能力です。他のチームとWin-Winな関係性を築くために相手の立場に立った提案をしていく、あるいは、相手のニーズを引き出す、共創的コミュニケーションが問われます。

③ 戦略的思考

3ターン目、参加者はコミュニケーションを通じて事業を立ち上げ、会社を拡大していくことに面白さを感じ始めます。

しかし、事業を持続的に発展させることはできても、それだけでは2倍3倍の飛躍的な成長を望むには足りません。そこで、今までやってきたビジネスのやり方を一旦横に置き、どうすれば事業を2倍3倍にできるのかということを考えることが大事になってきます。

足し算のビジネスから掛け算のビジネスへと事業を飛躍的に発展させる。あるいは、ゼロベースで物事を考える。そんな戦略的思考が必要になります。

④ 創造性(クリエイティビティ)

最終ターンとなる4ターン目では、市場(ゲーム内)の経営資源が枯渇していきます。

自社の経営資源が不足する中において参加者に求められることは、いかに新たな事業を作り上げるのかという創造性の発揮です(「The 商社」では取引のやり方一つ、アイデア一つで、今まで考えてみなかったような事業を生み出すことができます)。

「The 商社」の活用例

ビジネスゲームとは、飛行機のパイロットが訓練を積む「フライトシミュレーター」のようなものです。

ビジネスゲームでは、現実の世界における経済活動や社会活動のエッセンス(本質的要素)を抽出し、繰り返しトレーニングできるようにゲームとして表現しています。

現実の世界では、活動の結果と経験を得るためには多くの時間と労力が必要になりますが、ビジネスゲームでは、短時間で活動の結果と経験(成功体験や失敗体験)を得ることができます。

この「高速経験学習」がビジネスゲームの最大の特長です。ゲーム体験という【経験】をした後に、振り返りの場で【省察】と【概念化】を行うことで【実践】への橋渡しを行います(研修という短期間の学習の中で経験学習モデルに沿ったプログラムをご提供します)。

「The 商社」を活用した高速経験学習の事例については、下記の内容をご確認ください。

「The 商社」で問われる能力(ビジョンとチームワーク・共創的コミュニケーション・戦略思考・創造性)はあらゆる階層のビジネスパーソンに求められる汎用的な能力であるからこそ、様々な用途に活用することができます。

体験会ファシリテーター紹介

松原 駿

富山大学理学部生物学科卒業。大学在学時にプロジェクトデザインでのインターンを経験。卒業後は上京し、都内のITベンチャー企業に入社。エンジニアと企業をマッチングするSES営業として活動する。2016年の冬、プロジェクトデザイン東京支社の立ち上げを行うにあたり、代表福井からの誘いを受けて加入。その後は東京支社のマネージャーとして営業、マーケティングのほか、特に人材育成に携わる。その後転職し、転職者支援事業、階層別研修支援に携わったのち、娘の誕生を機に働き方を見直し、2024年6月にプロジェクトデザインに再合流。現在は東京オフィスにてコンサルタントして活動中。茨城県城里町出身。動物が大好きで、家にはビーグルとフェレットがいる。

体験会の開催概要

【東京開催】2024年9月26日(木)13:30~16:30(13時受付開始)

<会場>
LMJ東京研修センター「3L」会議室(東京都文京区本郷1-11-14 小倉ビル)

<アクセス>
JR水道橋駅東口 徒歩6分
都営三田線「水道橋駅」A6出口  徒歩3分
東京メトロ南北線・丸ノ内線「後楽園駅」1・2番出口 徒歩8分
東京メトロ丸ノ内線「本郷三丁目駅」1番出口 徒歩8分
都営大江戸線「本郷三丁目駅」3番出口 徒歩9分

<定員>
20名

<料金(参加費)>
無料

<お申込み締切日>
2024年9月25日(水)10:00

<申込方法>
下記フォームよりお申込みをお願いいたします。

当日ご参加いただく皆様へのお願い

  • 体験会の様子は写真・ビデオ撮影し、弊社HPなどでの発信に活用する場合があります。撮影NGの方は、当日会場にてスタッフにお伝えください。
  • 体験会終了後は、ゲームコンテンツのブラッシュアップのため、アンケート回答へのご協力をお願いいたします。

みなさまとお会いできることを楽しみに心よりお待ち申し上げております。

お問い合わせ先
株式会社プロジェクトデザイン
メール:support-team@projectdesign.co.jp

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  • 数あるビジネスゲームの中から自社に合うビジネスゲームが何かを知りたい
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