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Web会議システム「Remo」がオンラインの体験型研修に使えそうか、試してみた

2020/04/15

こんにちは!プロジェクトデザイン広報の武井です。

 

4月という時期は、通常は新入社員研修がオフライン(対面)や集合で行われている時期ですが、昨今の情勢を鑑みて、ほとんどの企業でオンラインに切り替えられているのではないかと思います。

 

しかし、オンラインでの研修は講師から受講者への一方通行の内容が多くなりがちです。講義型の研修やeラーニングを中心に実施されているところでは、

 

・PCの画面に向き合い続けることで、疲労感・ストレスを感じる
・話を聞くだけでは頭に入ってこない
・聞いた内容を理解はしても定着しない、実践できない
・受講者同士の交流がなく、お互いを知ることができない

 

といった受講者の様子を感じ取られている研修・教育担当の方も多いのではないでしょうか。

 

オフライン(対面)での研修、集合研修と同様に、もっと受講者同士がコミュニケーションを取り、体感で理解し、アウトプットを出すような、いわば体験型の研修をオンラインでするにはどうすればよいのか?

 

そこに一つヒントとなりそうなものがありました。

 

それが「Remo(リモ)」というWeb会議システムです。本記事ではRemoを実際に使ってみて感じた、オンラインでの体験型研修の可能性や課題についてご紹介していきます。

 

<目次>
1. Remoとは
2. Remoの使い方と使ってみた感想
3. Remoに感じたオンラインでの体験型研修の可能性
4. Remoをオンラインの体験型研修に使う場合の課題
5. さいごに

 

1. Remoとは

Remoはオンラインのバーチャルイベントスペースやオフィススペースを開発している会社です。

 

Remoが提供している2つのサービス、「Remo Conference」と「Remo Virtual Office」のうち「Remo Conference」では、Zoomなどと同様にオンラインでビデオ会議やイベントが開催できます。

 

最初にRemoを知ったのは、こちらのnoteがきっかけでした。

 

ZoomでできなくてRemoでできること(参考noteリンク追加)

 

この記事によると、RemoはZoomよりも雑談がしやすいUIになっているということで「面白そう!」と思うと同時にオンラインでの体験型研修にも使えそうと感じました。

 

そこで、早速社内でシェア。

 

社内のコミュニケーションツールに投稿

 

するとすぐに「Remoは別コミュニティでも話題になってます」「Remoは〇〇に使えそうですね」などのたくさんの反応が!

 

この投稿をした翌日、Remoのアカウントを作ってみたメンバーからの提案で、実際に「Remo Conference(以下、Remo)」を使ってみることになりました。

 

 

2. Remoの使い方と使ってみた感想

参加したのは、社内のメンバー4人。14日間の無料お試し版で、Hostプランを使用しました。

 

プランによって参加可能人数や上限時間が異なる

 

参加者は、招待メールに書かれたリンクをクリックし、場に参加します(参加にはアカウント登録が必要なのでGoogleアカウントがあるとスムーズです)。

 

 

すると、このような画面になります。

 

 

画面上には、テーブルと席が配置されており、まるでリアルのセミナー会場のようです!

 

そして参加者は、画面上のテーブルの席をダブルクリックすることで自由に移動が可能です。テーブルを移動すると他のテーブルの会話は聞こえなくなる(自テーブル内の会話のみが聞こえます)。これは、まるで…リアルのセミナーで本当に席移動しているかのような感覚です。

 

この感覚は……ただただ「楽しい!!」というのが率直な感想です。

 

 

3. Remoに感じたオンラインでの体験型研修の可能性

Remoを使うことでオンラインでの体験型研修が実現できそう!と思った点を挙げていきます。

 

自由なグループ移動

Remoの何よりも画期的な点、最大の特徴は「参加者がダブルクリックで自由にテーブルを移動できる点」にあります。

 

オフラインの体験型研修、特にゲームを用いたものでは、チームを越えた参加者間のコミュニケーションが盛んに行われることがあります。自分のチーム内で作戦を立て、それぞれが他チームのテーブルに移動して、様子を観察したり、交渉をしたりする…

 

オフラインのゲーム型研修の様子

 

そんなリアルと同様の動きが、Remoを使えば直観的に行えます

 

Zoomのブレイクアウトルーム機能でも「少人数グループに分かれる」「グループを移動する」ことは可能ですが、全てホスト側で操作・管理する必要があるため、Remoのように参加者が自由に移動することはできません。

 

全体と各グループとのスムーズな切り替え

Remoではプレゼンテーションモードを使うと、ホストだけでなく参加者も、また同時に複数人でも、前のステージに立つようなイメージで全体に向けて話をすることが可能です。

 

プレゼンテーションモード中は、各グループ(テーブル)内での会話はできないため、参加者はプレゼンターの話に集中することとなります。

 

プレゼンテーションモードの状態

 

複数人でのプレゼンテーションモードの状態

Remo Onboarding Step 5より

 

また、プレゼンテーションモードの切り替え操作は1クリックで簡単にできるため、 オフラインの体験型研修でよく行われる一連の動作(下記1~3)をスムーズに行うことができます。

 

(1)テーブル毎にディスカッション
(2)各グループの代表者が順番に全体に対して発表
(3)席に戻り再度テーブルごとにディスカッション

 

Zoomでも同様の操作は可能ですが、全体⇔各グループの切り替えを代表者のみに対して行えばよいRemoの方がよりスムーズです。

 

また、代表者が(複数名いる場合であっても)視覚的にわかりやすい点にもRemoに分があるように感じました。

 

 

4. Remoをオンラインの体験型研修に使う場合の課題

Remoをオンライン体験型研修に使うことを想定した際には課題もあります。

 

帯域幅(回線速度)の確認・検証

Remoに必要な帯域幅(回線速度)は、8Mb/s(上り/下り)が推奨されています。一般的に使われる「bps」の単位に変換すると64Mbpsです。低速のインターネット回線ではRemoは利用しづらい可能性があります。

 

We recommend a minimum of 8 Mb/s download speed and 8 Mb/s upload speed to maintain a high quality and stable connection

 

参考:What are the bandwidth, firewall, proxy and network requirements for using Remo?|Remo Conference

 

ちなみに、Zoomで必要とされる帯域幅は負荷のかかるグループビデオ通話で1.5Mbps/1.5Mbps(上り/下り)です。

 

 

<補足情報>
回線速度はネットで簡単に測定が可能です。測定方法は以下のページでご紹介しています。

 

Zoom/Google Meet/Microsoft Teamsに必要なOS・ブラウザ・帯域幅(回線速度)まとめ

 

テーブルのオペレーション

Remoでは、ワーク中にテーブル間を移動して参加者同士がコミュニケーションを取る場合、各テーブルには意図的に空席を作っておく必要があります。

 

テーブルの席に空席がないと、他チームのテーブルに参加できない、あるいは、自分のチームのテーブルに戻れなくなるなどの支障が生じるのです。

 

このテーブルのオペレーションには工夫が必要です。ちなみに、Zoomの場合は、はそもそも「席」の概念がないため、こういった心配は不要なのですが…

 

 

5. さいごに

いかがでしたでしょうか。

 

弊社で開発しているようなカードゲームを使った体験型研修については、「カードの情報をどう共有し、やりとりするか」という部分と、帯域幅(回線速度)の問題さえクリアすれば、十分にRemoを使ったオンライン研修の実施が可能だと感じました。

 

現在、弊社ではこれまで100以上のビジネスゲームを作る中で培ってきたノウハウを元に、オンラインでも体験型の学びをお届けできるよう、急ピッチでコンテンツの開発を進めています。

 

現在は2つのコンテンツを体験いただけるセミナーを定期的に開催中です。

 

『働き方改革ゲーム Online ~After COVID-19~』
『健康チェックカード-心技体- Online』

 

ご興味のある方はぜひご参加ください♪

 


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