ブログBLOG

【事例紹介】LIFULL様:ビジネスゲーム「The 商社」研修で組織目標を「自分ごと化」する

2020/03/11


 
当社ではビジネスゲーム研修を数多く手掛けていますが、ゲーム型研修は「実際に体験してみないと効果がわかりづらい」という要素が多分にあります。
 
そこで、当ブログを通じて様々な目的・対象で実施したビジネスゲーム研修事例をご紹介しています。
 
本記事では、株式会社LIFULL様でビジネスゲーム「The 商社」研修を実施させていただいた際の様子をお届けします。
 
お読みいただいた方に研修の場の雰囲気や、得られる研修効果、ゲーム型研修が自社に合っているかなど、少しでもイメージを膨らませていただければ幸いです。
 

目次
1)企業紹介
2)背景・課題:新体制で『3つの組織目標』の再定着と実践を図る
3)研修概要
4)研修中の様子:1回目のゲームでは逆転劇が!2回目も予想外の展開に
5)受講者・依頼主様からの声
6)さいごに

1)企業紹介

株式会社LIFULL

事業内容: 不動産情報サービス事業
従業員数:1,511名(2019年12月31日時点・グループ)

1997年設立。日本国内で最大級の不動産・住宅情報総合サービス『LIFULL HOME’S(ライフルホームズ』を運営する他、不動産業界の業務支援のためのCRMやDMP等の事業者向けサービスにも注力している。2011年からは海外事業も開始し、2020年現在、63ヶ国で250を超えるサイトを展開、海外事業の収益も拡大している。2014年に暮らしにかかわるサービスブランド「LIFULL」の提供を開始し、2017年4月社名を株式会社ネクストから現社名へ変更。

2)背景・課題:新体制で『3つの組織目標』の再定着と実践を図る

LIFULL様の営業部では2019年に営業体制の変更があり、それに伴い営業部の業務内容や評価方法も変わりました。しかし以前から掲げていた営業部の『3つの組織目標』は変わりません。
 
・圧倒的目的意識
・圧倒的当事者意識
・圧倒的成果意識

 
今回、新体制においてもこの『3つの組織目標』が定着し実践できているかを、普段の業務とは異なる「ビジネスゲーム」を通して見ていきました。
 

3)研修概要

目的:営業部キックオフ研修
実施日:2019/11/13
研修概要:「The 商社」ゲーム2回実施、振り返り
参加者:46名(営業職、企画職、管理職)
カテゴリ:企業内研修
 

4)研修中の様子:1回目のゲームでは逆転劇が!2回目も予想外の展開に

<1回目のゲーム>
 
参加者の皆さんはお互い顔見知りということもあり、7チームに分かれ、ゲーム序盤から活発な行動をとりながら、個人単位、チーム単位のコミュニケーションにとどまらず、全体への呼びかけや、後半には交渉の仕方や情報の取り扱い方に各チームの個性が出ていました。最終4ターン目では、時間切れになる直前まで諦めることなく会場を駆け回る方の姿も。
 

全体へ呼びかける様子

 
そしてゲーム終了。結果は、スコアが大きく伸びる総合商社化に成功した黄色チームが、3ターン目の5位からトップに登り詰めるという、見事な逆転劇を見せました。
 

結果:「The商社」では資金と資産の合計で結果が出ます。一番右が各チームの最終スコア

 
<1回目のゲーム後の振り返り>
 
1回目のゲーム後には、講師から『3つの組織目標』と紐づけて以下のようなメッセージをお伝えしました。
 
●セルフリーダーシップという主体性は誰でも発揮することができる
 →目的意識
●「逆算」「G-PDCA」ゴールを仮置きし、そこに向かうために現状を正しく理解し、走ってみて修正することが大事
 →当事者意識
●win-winの可能性を広げるクリエイティブな取引・チームワークを発揮することが重要
 →成果意識
 
 
<2回目のゲーム>
 
1回目のゲームと振り返り、講師からのインプットを経て、2回目のゲームでは参加者一人一人の取り組み方や姿勢に変化が。
 
最初から「総合商社を目指す」「専門商社を目指す」というチーム内での明確なゴール設定を各チームが行い、研修の目的であった目標意識という部分を意識しながらの進行となりました。
 

それぞれのチームで戦略を練っている様子

 
1ゲーム目に比べて、皆さん一人一人が自分のできることに注力しており、誰も手持無沙汰な人がいなかったのが印象的でした。
 
ゲームを通して「主体性を発揮するポイント」や、「自分のできることから始めてみる」ということを体現されていたように思います。
 
しかし、結果をみると市場規模は全体として1回目よりも縮小。考えられる要因の一つは、各チームが目標達成を目指すあまり、目標達成に関係ない取引はあまりしないという場面が度々ありました。
 
終盤、総合商社化まであと一歩、1兆円を超える可能性を持ったチームもありましたが、あとわずかのところで成功ならず、非常に惜しい展開でした。
 

5)受講者・依頼主様からの声

受講者の声
 
研修後、受講者の方からは、営業部の『3つの組織目標』について、(ビジネスゲーム「The 商社」研修を含む)2日間の研修を通じて「3つを意識すると成果につながることがわかった」「3つの目標の意味が腹に落ちた」というお声をいただきました。
 
 
依頼主様からの声
 
研修後、今回の研修を依頼いただいたLIFULL HOME’S事業本部 賃貸事業部 営業推進ユニットに所属されている石塚様と、研修を受講された源田様にお話を伺いました。
 

左:石塚様 右:源田様

 
―まず、研修を導入しようと思ったきっかけや、弊社を選んでいただいた一番の決め手を教えてください。
 
石塚様:同僚が前職で「ビジネスゲーム『The 商社』研修がためになった」と聞いたそうで、今回の研修内容に合致しそうなものとして挙げてくれたのがきっかけです。
 
その後自分でも調べたり、プロジェクトデザインから直接お話を伺う中で「ゲーム感覚でビジネス意識を定着させることができそう」「ゲームからの学びを現場での業務にもつなげられそう」と感じたのが、ビジネスゲーム「The 商社」研修を選んだ一番の決め手です。
 
今回の研修では、営業部で掲げている『3つの組織目標』を定着させるため、ビジネスシーンに近い状況で、しかし業務とは関係ない(通常業務の経験や知識がなくても活躍できる)形で落とし込みができないかと考えていたので、ピッタリなものを見つけることができました。
 

 
―研修を依頼、実施してみて、研修全般(講師、教材、プログラムなど)への満足度はいかがでしょうか。
 
源田様:研修を通して『3つの組織目標』を意識できた点は非常に良かったです。普段使わない部分の脳みそを使った感じがしました。参加者も盛り上がり、講師の話も真剣に聞いていました。
 
石塚様:次期マネジャー育成のため、今後「意思決定をする意識」を強化したいと考えていますが、今回の研修を受講してみて次の実施イメージが見えました
 
源田様:懸念点としては、主なコミュニケーションがチーム内にとどまってしまったことは残念でした。参加者の中には部署が異なり、普段あまり話したことない人もいたため、全体でコミュニケーションをとれる時間がより長く持てると良かったです。
 
 
―研修中の参加者の様子はどうでしたか。普段との違いや、もし分かれば満足度なども教えていただきたいです。
 
石塚様:終始、エネルギー値が普段よりも非常に高かったかもしれません。
 
源田様:休憩時間中にもそれぞれのチームから「あれってどうしたら一番いいんだろう」とゲームのことが話題に上がっており、熱中して取り組んでいる様子が伺えました。
 
また、ゲームを通して、これまでその人に対して持っていたイメージと違う部分がたくさん発見できました。普段はあまり喋らないタイプと思っていた人にゲーム中、積極的に話しかけてもらえて、仕事をするうえでは知りえなかった一面、能動的な部分なども知ることができました
 
共有目標に向かって「楽しみながら取り組む」という普段の業務ではなかなか機会がない体験ができたことで、優秀な仲間と共に働いているんだということを再認識しましたね。
 

 
―研修前と比較して、研修後の参加者の様子はいかがでしたか。
 
源田様:当初の研修目的であった『3つの組織目標』の定着には成功したと思います。
研修前も『3つの組織目標』に対して積極的に取り組む雰囲気はありましたが、研修後は自分が当事者であるというところに意識がより近づいたと思います。
 
 
―今回の研修を踏まえて、今後参加者にどのような変化が期待できそうですか。
 
源田様:これまでは目標設定をして戦術・戦略を練るよりも先に「とりあえずやってみよう」という意識が強かったように思います。
 
この研修を通して、そこから一段階のぼって部署に共通の指標、共通言語ができたと感じています。
 
石塚様:あとは今回得た気づき、「変化の芽」を今後の業務できちんと活かせるよう、フォローやサポートをしていきたいと思っています。
 
 
―研修当日から2週間が経ちましたが、その後期待通りの変化は出ていますか。
 
源田様:正直、「『楽しかった』で終わってしまった」「2週間経って風化してしまい、あまり業務に活かせていないのではないか」という課題感を持っています。
こういった研修は数値化しづらく、売り上げに転化できないというのが難しいところです。
 
―おっしゃる通りです。「意識変容」に大きく働くような内容なので、その変化がすぐに数字に表れる訳ではないですし、変化をよりスピーディーで確かなものにするには、先ほどおっしゃっていただいたように、会社側からの定期的なフォローも必要です。
 
源田様:良い変化としては、異なる拠点間でのコミュニケーションは増えているように思います。研修で話したことを機に、社内でのコミュニケーションやメッセージも送りやすくなった、という声がありました。
 
―たしかに、関係性の改善は即効性のある、本研修の一つの効果ですね。
 ありがとうございました!

 

6)さいごに

いかがでしたでしょうか。
今回は「部署の意識定着」という目的でビジネスゲーム「The 商社」研修を実施した例を紹介しました。
ビジネスゲーム「The 商社」研修にはこれ以外にも様々な活用方法がありますので、もしご興味がありましたらぜひ他の事例紹介もご覧ください。
 
 
研修事例紹介
※クリックすると個別ページへジャンプします
 
▼社内チームビルディング研修:ワブコジャパン様
▼次世代リーダー研修:三井不動産リアルティ様
▼リーダーシップ研修:松戸青年会議所様
▼チャレンジリーダー研修:富山県中小起業家同友会様
 
▼営業力強化、組織力強化研修:タニタ様
▼営業力強化、組織力強化研修:ロフト労働組合様
 
▼新人研修:JSOL様
▼新人研修:三井ホーム様
▼内定者研修:第一実業様
 
▼高校の「現代の社会」授業:聖学院高等学校様(2018年)(2019年
▼高専の授業でビジネス体験:金沢工業高等専門学校様
 
▼英会話能力の向上:ランプット様(富山県唯一の社会人向け自習室Lita Club) ※英語版「The Shosha」を実施
 


ビジネスゲーム体験会・関連情報

PAGETOP

お問い合わせ・ご相談はこちら