こんにちは。
プロジェクトデザインの広部です。

 

採用ご担当者のお話を伺っていると、仕事ができるだけじゃなく、本当の意味で「考える」ことができる人材が欲しい、という声をよく聞きます。

今回は、この「考える」ことの意味と大切さがテーマです。

 

仕事がうまくいかなくて頭を抱える部下

考えること

 

「考えることと悩むことは違うんだぞ!」

 

私が商社で営業を始めた頃、部長に言われたことです。

 

まだ経験も浅い中、新戦略商品を大企業相手に売り込むという大役を任され、もがく毎日だったのですが、
当たって砕けろと訪問しても、門前払いを食らってばかりでした。

 

行き詰まった私は、どうすれば話を聞いてもらえるかと
デスクで頭を抱えてウンウン唸っていたところ、
部長に出くわし、冒頭の言葉を食らったわけです。

 

「何も話してないのになんて頭ごなしなんだ!人の気も知らずに・・・。」なんて
むくれた気持ちが、顔に出たのでしょう。

部長は、やれやれと言わんばかりの顔で僕に言いました。

「何かいい方法なんて思ってても意味がない。あればもう誰かがやってるんだから、それは考えてないのと同じだ。じっとしてるより、お客さんのとこに行って聞く方がよっぽどいいだろ!」

 

納得いかないまま、オフィスから追い出される私でした・・・。

 

 

「考えること」ってどういうこと?

 

さて「考えること」とはどういうことでしょうか?

 

仕事がうまくいかない時に、多くの人がまずやるのは「なぜうまくいかないのか?どうすればいいのか?」ですね。

失敗の分析や、成功事例の収集は仕事の基本でもあると思います。

 

しかし、何度やってもうまくいかないことは、次の2点が無いもしくは間違っていることが多いのです。

 

1)仕事の目的(ゴール)

 

何のためにそれをやろうとしているのか?

前述の例であれば、何のために「お客様に会えるようにする」のか?と問われると、当時の私なら「商品を買ってもらうため」と答えたでしょう。

 

でも本当はその先があって、いい商品を使ってもらうことでお客様に喜んでもらったり、世の中が便利になったり、というのが目的であるはず(あるべき)です。

 

2)必要な情報(事実や背景)

 

仕事を達成し目的を実現するには、多くの情報を集める必要があります。

当時の私もそうでしたが、うまく進んでないことや、結果を急ぐ気持ちによって、手持ちの情報で何とかしようとしてしまうことがほとんどでした。

 

情報が足りなければ、1の目的ですら見えてこないことも多いですよね。

 

 

「カイゼン」の本質は、ゴールを見出すことがポイント

 

日本が誇るトップメーカーであるトヨタの取り組みとして、世界的に有名になった「カイゼン」ですが、各現場で起きたことや状況に対して改善していくのではありません。

 

その本質は、会社が「今どの方向に向かっているのか?」「何を成し遂げようとしているのか?」を理解し、そこに向かって「自分たちの現場が何ができるのか?」「どう変わるべきなのか?」を考え続けることにあります。

 

この「会社が進む方向」を理解することこそ、仕事の目的(=ゴール)を見出すことなのです。

 

それぞれ違う仕事をしている部門や現場ごとにただ効率化しても、その効果は他の部門や会社全体の成果には直結することはありません。

しかし、すべての部門がひとつの目的をしっかり持つことで、それぞれの現場で生まれる効率化が、まるで生き物のように連結して、まるで竜巻のような相乗効果を生み出すのです。

 

必要な情報を増やすことが、目的達成への近道

 

もはや古典とも言えるベストセラー「思考は現実化する(ナポレオン=ヒル)」には、「知識には二つの種類がある」と書かれています。

 

一つは「一般的知識」であり、誰でも調べれば簡単にわかるような情報と言えるでしょう。

もう一つは「専門的知識」。これは経験や人のつながりを通して得られるような深く精通した情報です。

 

ヒルは、この専門的知識を深めることと、その活用方法について語っています。

「知識が力になりうるのは、知識が、目標に向けた行動プランの中で活用された時だけである」

 

逆説的ではありますが、目標や目的をハッキリさせ、その行動プランを計画した時こそ、知識の豊富さがその結果を大きく左右するということなのです。

 

「考える」チームを育てる「G-PDCAサイクル」

 

よくPDCAが大事、と言われますが
Plan(計画) > Do(行動) > Check(確認) > Analyze(分析)
という4つの順番でサイクルを重ねることで、仕事の質と結果を高めていく手法です。

 

弊社の研修では、これに「G」を加えたG-PDCAサイクルをお話ししています。

 

GはGoalを意味していて、目的を指します。

単純にうまくいったかどうか?次は何をするか?を決めるだけのPDCAでは、冒頭の「悩んでいるだけ」とあまり差がないことをご理解いただけますでしょうか。

 

G(ゴール=目的)を見い出すこと。

A(分析=足りていない情報を追加する)に時間をかけること。

 

これこそが「考える」人であり、「考える」チームと言えるのです。

 

ビジネスゲームを使ったチームビルディング研修

達成感を共有できる「The 商社」

 

PDCAサイクルを学べる「The Team」


研修事例紹介
株式会社リクルートキャリアさま
パナソニック デバイスエンジニアリング株式会社さま
株式会社タニタさま
富山商工会議所青年部さま
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ライター:広部 志行
大阪大学卒業後、大手出版会社にて人材リソースや教育のコンテンツ制作を担当。IT企業に転職し、システム開発やデータベース構築を行う。その後、広島に移住し大手商社でソリューション提案、戦略マーケティングを担当する中で、異業種交流研修会も企画運営。その活動の中から、社会貢献事業への目標を見出し、医師らとともに在宅医療クリニックを設立。人事・スタッフ教育・研修企画・広報マーケティングなど広く手がけ、独自開発した地域創生に関する体験型研修が評判となり、全国の医療機関や行政にて実施。現在はプロジェクトデザインのマーケティング責任者として、制作開発も担当。福井県出身。