こんにちは。
プロジェクトデザインの広部です。

 

これからの研修のあり方やビジネスゲームの可能性を
弊社代表の福井へのインタビューというカタチでお伝えする「ブログ対談」シリーズです。

今回のテーマは「多様性」ということで、
前編では、40歳を迎えての人生観を「ジャネーの法則」の視点で語ってもらいました。

 

その中で挙がった、地域や社会へ効果的なスイッチを押すことで、大きくパラダイムがシフトするようなチャレンジをしていきたい、との思いについて、詳しい話をこの後編でご紹介します。

 

世界によい影響を与えたい

 

——地域や社会へのスイッチとしてとのことで、具体的にはどんなことにチャレンジしたいんですか?

 

fukui02

福井:全体的には「多様性」がキーワードだと思ってます。そしてチャレンジしたいことは3つ。

まず一つ目は「世界に良い影響を与えたい」ということです。

いわゆる「レバレッジ」って言うんですけど、テコの一手で大きな流れや仕組みに大きな変化を生み出すのっていいですよね。

それは100人の人間がいたら100人とも、なんらかのカタチで必ずできることなんです。
僕は人と話していると、いつも「あなたはどんな一手を打ちますか?」と問いたいと思っています。

 

——小さな自分が大きな世界に影響を与える。それって考えるだけですごくワクワクしますよね。

 

福井:そう。プロジェクトデザインで作った「2030SDGs」ってゲームが、いま環境省とか国際会議、そして世界的企業に注目されてきていて。

SDGsは世界の経済や社会や環境などの問題が絡み合っている状況を、持続可能になるようにどう解決していくかを考えないといけないんだけど、問題が複雑で大きすぎるから普通には考えにくい。

でもゲームで体感すると、夢中でやってるうちに問題の絡み具合やその糸口がすんなり身体に入ってくる。

それを企業や国のチームがみんなで共通理解すれば、大きなうねりが生まれて、必ず社会が動きだす。

 

——スケールが大きい話ですけど、一つのゲームから始まっている。まさにテコの一手な感じですね。

(※2030SDGsの詳しい内容はこちら[イマココラボ]

 

多様性を活かした雇用

 

福井:二つ目は、「雇用」です。

雇用問題って考えると、ブラック企業とかフリーターみたいな大きな社会問題に視点が行きがちだけど、僕はそう言うことも含めて「多様性」が鍵になるんじゃないかと思ってるんです。

まあ、まずは自社でいろんな人を採用していきたいって思いはずっとあって、いわゆる「Best of Brightest」的なエリートよりも、個性は強いけどすごいポテンシャルを感じる人を自然に選んでいます。

そういう人たちを「活かしきる」っていうとおこがましいけど、それがWin-winだと思うんですよね。

 

——世の中、優秀な人材を求める企業って多いと思うんですが・・・。

 

福井:「優秀」っていう基準は難しいと思うんだけど、少なくとも「超エリート」ばかり集めたところで、企業や世界がうまく回るの?って思いませんか。
エリートがどんどん集まってくる大企業はいっぱいありますけど、多様性がなかったら長期的な繁栄は望めないんですよ。だって世の中は多様性であふれてるんだから、いつまでも多くの人に使ってもらえるわけがない。
それは生物学的な視点でも、実証されている話なんです。

 

——それぞれの違いを組み合わせるからこそ、組織としての相乗効果も大きくなるってことですね。

 

地方から社会を動かす

 

福井:そして三つ目のポイントは、「地方創生」です。

リアルな意味での物質社会だった時代はともかく、情報化やオンラインでグローバル化した社会で、大都会に拠点を置いてビジネスを行う意義がどれだけありますか?

一億総介護時代なんてワードが出てきているくらい、地方では高齢化が進んでいて、地元で働かざるを得ない人もいっぱいいます。

僕は「地方創生」っていうのは、国の旗振りでできるもんじゃないと思うんです。

地方のチカラは、地元に住む人たちが地元で働いて土台ができていくものじゃないと続かない。

 

——雇用や経済力が生まれれば、そこにオカネもヒトも動き出しますからね。

 

福井:そう、地方にいながら日本全国や世界にサービスや商品を提供することは、可能な世の中なのに、まだまだ怖くてできない人も多いですよね。だからこそ、プロジェクトデザインはそのモデルになりたいんです。

 

=====

 

 

ライター:広部 志行
大阪大学卒業後、大手出版会社にて人材リソースや教育のコンテンツ制作を担当。IT企業に転職し、システム開発やデータベース構築を行う。その後、広島に移住し大手商社でソリューション提案、戦略マーケティングを担当する中で、異業種交流研修会も企画運営。その活動の中から、社会貢献事業への目標を見出し、医師らとともに在宅医療クリニックを設立。人事・スタッフ教育・研修企画・広報マーケティングなど広く手がけ、独自開発した地域創生に関する体験型研修が評判となり、全国の医療機関や行政にて実施。現在はプロジェクトデザインのマーケティング責任者として、制作開発も担当。福井県出身。