こんにちは。
プロジェクトデザインの広部です。

 

私はマーケティング責任者という仕事柄、もっとお客様のニーズに近づきたいと思い、日頃から人材育成や社会情勢について興味を持って取り組んでいます。

最近特に興味があるのは「少子高齢化と優秀な人材の不足」についてで、日本の企業文化の歴史や、欧米との違いから読み解くというところに、非常に面白みを感じています。

 

 

システム思考で学習する組織

学習する組織

さて、最近読んだ本の中で非常に面白かったのは、ピーターMセンゲのベストセラー「学習する組織」です。

 

「システム思考」を学ぶ上ではバイブルとも言える本なので、今更と思う方もいらっしゃると思います。

しかも、内容を語れば軽く2時間のレクチャーができるほどの中身なので、詳しい紹介はここでは控えますが、いくつかこれまでずっと感じていた悩みが晴れたような、驚きがあったので是非ご紹介させてください。

 

合意は重要か?

 

私は以前、地域医療に関わっていたことがあるので、地域での多くの職種や立場の人たちを集めて話しあう機会が多かったのですが、まあ意見はいっぱい出るけどいっこうにまとまりません。

 

そんな場合には、様々な研修でも学んできたように、ファシリテートやディベートなどを活用して「合意」に導くことを目指して必死にまとめようとしたものでした。

でも、結局お互いが自分の意見を言うだけ言って、新たな方向へはなかなか進むことはできませんでした。

 

なので、このような利害のベクトルが違う人たちが集まって話し合うことは「結局意味がないことなのではないだろうか?」と、ずっと悩んでいたのですが、この本の中で「合意することが重要ではない」というのを読んで衝撃を受けました。

 

そもそも「合意」は誰かの意見、もしくは複数の意見を合わせて、議論の答えとする行為です。

しかしこの本では、大事なのは答えを決めることよりも、意見を出し合うことで事実や真実を見出して互いが取るべき行動を決めることであり、それこそが、真の「協力」につながっていく、とあります。

 

言われてみれば当たり前なのですが、「意見」とは、事実を自分の持つ前提(メンタルモデル)を通して捉えたものであり「自分がそう思っているだけ」ともいえます。

 

かつて私が商社で営業していた当時の自分の経験でも思い当たりますが、自分が良かれと思うことを理解してもらいたくて話すことは、どんなに周りに気を使って話してもそれは単に押し付けに過ぎないということなんですね。

お互いの意見を出し合った上で、全員がいったん自分の立場や意見を「保留」して、Win-winで客観的に考えてみることが大切だということを、ぜひ実践していきたいと思っています。

 

創造的緊張(クリエイティブテンション)

 

これは私は初めて聞いた言葉だったのですが、簡単にいうと「ビジョンと現状との間の距離(GAP)に対して、それらを近づけようとする自然な力」とのこと。

よく目標設定などで適切にストレッチした目標にすることが重要と言われるのも、この創造的緊張をうまく利用している例でしょう。

 

しかし多くの方がそうであるように、今まで様々な組織やチームで、当然のように目標を決めてきたはずです。

なのに「なぜ目標を決めたところでなかなか達成できないのは何故なんだろうか?」と、以前から悩んでいました・・・。

でも、この本を読んでそのワケが分かりました。

 

この創造的緊張を効果的に機能させるためには

1)ビジョンや目標が、自分やチームの「本当に望んでいる結果」であること

2)自分やチームの置かれている現状を正しく理解すること

の二つが必要とあり、まさしく目からウロコ!な気分でした。

 

弊社の研修コンテンツにも「ビジョンの浸透」や「G-PDCAサイクル」を組み込んでいます。

当然チームビルディングに必要な要素であるので、大事にしているのですが、まさにこの「創造的緊張」を生み出して目標達成や持続的な成長へとつながる、という直接的な解であることがわかりました。

 

 

あとがき

さて、長文となりましたが、お忙しい中ご一読いただき誠にありがとうございます。

 

これからも日々気づいたことや新しい情報などを、織り交ぜてお送りできればと思っています。

ぜひみなさまの、お役に立てる情報となれば幸いです。

 

ビジネスゲームを使ったチームビルディング研修

達成感を共有できる「The 商社」

 

PDCAサイクルを学べる「The Team」


研修事例紹介
株式会社リクルートキャリアさま
パナソニック デバイスエンジニアリング株式会社さま
株式会社タニタさま
富山商工会議所青年部さま
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納品実績
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ライター:広部 志行
大阪大学卒業後、大手出版会社にて人材リソースや教育のコンテンツ制作を担当。IT企業に転職し、システム開発やデータベース構築を行う。その後、広島に移住し大手商社でソリューション提案、戦略マーケティングを担当する中で、異業種交流研修会も企画運営。その活動の中から、社会貢献事業への目標を見出し、医師らとともに在宅医療クリニックを設立。人事・スタッフ教育・研修企画・広報マーケティングなど広く手がけ、独自開発した地域創生に関する体験型研修が評判となり、全国の医療機関や行政にて実施。現在はプロジェクトデザインのマーケティング責任者として、制作開発も担当。福井県出身。