新入社員同士のチームビルディング

1.お互いに打ち解け合う

新入社員のチームビルディング研修で、いの一番に大切なのは、新入社員同士の仲間意識をしっかりと持たせることです。
 
同期の新入社員は、何かあったときに一番相談しやすい相手になりますから、この横の繋がりを強くすることで多くの問題に対して素早い対処が施される環境が出来上がります。何か悩みや問題を抱える人がいても、それを他の新入社員に相談することで、その問題が大きくなる前に解決することができるようになるのです。
 
対人トラブルや仕事上の課題を気軽に話し合える雰囲気を作ることで、新入社員が問題を一人で抱え込むことを避ける、新入社員の早期退職を防ぐ、新入社員のモチベーションを保つなどの効果が期待できます。

2.お互いの長所を知り、助け合う

入社直後の新入社員は、お互いのことをほとんど知りません。また会社側も新入社員の個性や能力については把握できていない状態がしばらくの期間は続きます。そのため新入社員に任せる仕事は、内容も結果も個人差が出辛く、お互いの長所が分からない状態になっています。漠然と「仕事のできる人」を見つけることはできても、「なぜその人は仕事ができるのか」までは理解できません。当然ながら、特定分野でのみ高い能力を持つ人の発見には非常に時間が掛かります。
 
こうしたお互いの個性や長所を知らないことで起こる問題とは?それは新入社員が仕事を進めていく課程で疑問や課題が生まれたときに、相談するべき相手が分からないという問題です。他の新入社員に聞けば分かるような疑問さえも逐一上司に相談していては、上司の負担が大きいですよね。そうした自体を回避するためには、新入社員社員同士でお互いの得意分野を理解しあい、「この課題については、あの人に聞けば分かる」という認識を持ってもらうと良いでしょう。
 
お互いの長所を知ることは、通常業務だけでは難しいので、グループで参加し協力しあう形式のチームビルディング研修を受講させることが理想的です。

3.企業理念を共通の目標にする

すべてのチームビルディング研修で重視されることは「共通の目標を持つこと」です。新入社員向けのチームビルディング研修の締めくくりとしては、会社が掲げている企業理念や経営方針を理解し、それらを新入社員全体の目標とすることが望ましいですね。企業理念への深い理解は、新入社員の職場態度はもちろん所作にまで影響を及ぼすことがあります。こうした理想的な組織では、新入社員でも非常に高いパフォーマンスを発揮してくれます。
 
新入社員でも企業理念を深く理解するためには、前段階として「共通目標を持つ組織は強い」という認識を持ってもらうことが必要です。ほとんどのチームビルディング研修ではこの「共通の目標の大切さ」を教えてくれますが、新入社員にその強力さを認識してもらうためのチームビルディング研修にはさらに2つの要素があると理解が深まります。一つは新入社員自身が自分の身体と頭を使って参加すること。もう一つは結果が数値として表れ、比較しやすいことです。



新入社員と先輩、上司とのチームビルディング

1.何を期待されているかを知る

新入社員が職務を始めるにあたって、「ただ与えられた業務をこなすだけ」というのは誰にとっても嬉しい話ではありません。新入社員自身も仕事の意義が分からないと楽しくありませんし、上司にしてみればアウトプットが常に期待値以下、こちらで設定しておいた基準が最大値では部下を動かしていてもストレスが貯まるだけです。
 
楽しく仕事をするためには、その仕事の意義と何を期待されているかを新入社員に知ってもらう必要があります。ですが新入社員にとっては「あらゆる業務には必ず意味がある」というのは非常に実感しにくいのです。新入社員は会社全体の業務フローが理解できておらず、目の前の仕事が全体の中でどう機能するのかが分からないためです。
 
新入社員向けにチームビルディング研修を行うときには、各受講者にそれぞれ役割が与えられ、自分が仕事をこなすことで全体が前進するという実感が持てる設計にしてあることが望ましいです。

2.報連相と命解援

新入社員と上司とのコミュニケーションの基本である「報連相」と「命解援」。言うまでも無く新入社員には素早く身に着けてほしいスキルですよね。
 
部下は上司や責任者に、仕事の進捗について「報告、連絡、相談」し、上司は部下に仕事について「命令、解説、援助」をしてあげなくてはなりません。新入社員と上司がお互いに「報連相」と「命解援」を適切に求め合うことで、仕事はスムーズに進みます。
 
しかしながら、言葉として「報連相」と「命解援」を知っていても、新入社員が業務の中で実践できるようになるにはかなりの経験を経た後になります。その原因の一つは、「報連相」と「命解援」を行う場合と行わない場合の差異をしっかりと認識できていないことにあります。
 
新入社員向けのチームビルディング研修では、「指示を出し、報告を受ける役割の人」を明確に設定しておくと良いでしょう。その役割が設けてあることで、「報連相」を行わないと状況把握ができなくなり、「命解援」がないと何をすれば良いのか分からなくなるという恐怖を実体験できます。一度研修で怖い目に会っておけば、実際の職務でも改善がされるようになります。

3.自律型人材を目指す

チームビルディング研修に限らず、現在の新入社員研修で求められるのは「自律型人材への成長」です。自分で考え、今の自分が何をすべきかを判断し行動に移せる人材になることが期待されています。代表的な自律型人材のキーワードは「G-PDCAサイクル」ですね。
 
もちろん、チームビルディング研修でも自律型人材は大きな成果を発揮します。チームビルディング研修ではあらかじめゴールだけは設定されていますが、そのゴールに到るためのプラン、ドゥ、チェック、アクションは自力で必要性を見つけて実践していかなくてはなりません。特にチームビルディング研修はチームになって行動するため、チームをリードできる自律型人材は目立った活躍をします。チームビルディング研修の後に受講者に「誰の、どのような行動がチームに貢献していましたか?」と問い掛けてみましょう。自律型人材に必要なファクターが、自然と受講者から聞けるはずです。それを全体で共有し、学びとして浸透させていけば、自律型人材の育成に大きく寄与することができます。

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ライター:【皇帝】竹島雄弥
富山県立富山中部高等学校卒業
東京大学農学部環境資源科学過程生物・環境工学専修卒業
大学卒業後、ふるさと富山に帰郷。プロジェクトデザインに新卒で入社。主に研修コンテンツのロジック開発および、研修用に使用するエクセルの計算表やマクロを構築している。またWebマーケティングも担当しており、サイトの管理運営、テキストの製作を行う。
大学時代には地球環境問題を積極的に学び、その中で学んだ「俯瞰的視点」「論理的思考」「系をモデル化する思考方法」「情報技術」などを活かして活躍している。
事務所内でのもっとも重要な仕事はおいしい紅茶を淹れることである。
 
Q:【皇帝】って?
A:ゲームこそ人生。社内ゲーム研修で決定された社内ランクです。
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