「The Engineers」理系学生の得手不得手

有能だからこその、理系学生の採用選考での不幸

理系学生の採用でもっとも面倒なところ。
学生にとっても、企業にとってもデメリットにしかならない共通した弱点。
理系学生は、絶望的に口下手!


この弱点の厄介なところは、「有能な学生ほど持ちやすい」というところです。
知識は十分、思考力も鍛えられており、文章に起こさせると中々に良いものを書いてくれる。そんな理系学生でも、いざ採用・面接の段階となると一気に口下手になります。
なぜ?
それはこれまでの理系学生の人生が「与えられた課題に正確に答える」ことにのみ力点が置かれてきたことにあります。有能であればこそ、その一点のみを集中的に強化してしまいます。それがこれまでの人生では最も効率的だったから。そのために「企業側が学生に何を求めているか、何を知りたいのかが分からない」という採用選考の特色に対処法を備えていないのです。だから自分の実力を十分に発揮できずに、不採用となってしまいます。


もし数ヶ月でも企業で働いていたら才能を開花させたかもしれない学生を、口下手という理由だけで逃してしまう。
これは企業にも学生にも不幸な話です。


ならば与えてやればいいのです。
本当に企業で活躍できるだけの実力を内包しているかを暴き出せるフィールドを。
それが今回制作したビジネスゲーム「The Engineers」です。

理系学生の本当の実力を図れるように、設計されたビジネスゲーム

このビジネスゲーム「The Engineers」では、企業が理系学生に求める能力である次のような能力を確認できます。


・論理的思考
・自発的な行動力
・情報収集
・情報整理
・仮説立案
・仮説検証
・状況判断
・周囲との意思疎通



これらの能力を「絶望的に口下手である」という理系学生の弱点を差し引いて、その真価を確かめることができます。
なぜならばビジネスゲーム「The Engineers」には次の特徴があるからです。


1)ゴールが最初に明示される。
多くの理系学生が採用選考で縮こまってしまうのは、何をしていいか分からないからです。そこでビジネスゲームでは最初から何がゴールなのかを明示しておきます。そのため「何を求めているか分からない」状況が発生しません。障害が取り払われ、真の実力を発揮できるようになります。


2)シンプルなゲームシステム。論理を組み立てて行動すれば、必ず活躍できる。
このビジネスゲームでできることは到ってシンプルです。プレーヤー同士のカードと情報の交換、そして運営者へのカードの提出のみ。上手く行けば運営者から報酬がもらえます。
そのため無計画に動けばすぐに破綻してしまいますが、論理的、合理的に行動順序を組み立てることで大成功を収められるのです。


3)不完全公開ゲームならでこそ求められる推測力。
ゲームが進行するほど、会場全体の情報は増えていきます。その情報を集めて整理することで、最短距離で成功へと近づくことが可能です。


4)あらかじめトライ・アンド・エラーを重要視するゲームバランス。
仮説立案と検証の重要性を伝えるため、失敗してこそ得られるものがあるという設計になっています。だからこそ行動力のある学生ほど活躍できます。ただし、行動のリスクヘッジとコスト管理は必須になっています。


5)本当は口下手ではないことが分かる。
先述の通り、理系学生は口下手です。しかしそれは「何を話していいか分からない採用選考」の場であるからこそ。自分が何を話すべきか、何を聞き出すべきかが明らかであるビジネスゲームでは、本当のコミュニケーション能力が発揮されます。

ビジネスゲーム「The Engineers」の概略

このゲームは凄いですよ~、理系採用のパワーバランスが変わります!


基本的には弊社の主力商品であるビジネスゲーム研修「The 商社」と同じです。
「The 商社」では土地や食料、放映権などのビジネスの資源となる「資源カード」数枚と、ビジネスのアイデアである「プロジェクトカード」を組み合わせて提出します。
すると報酬として追加のカードとお金がもらえます。
ビジネスゲーム研修「The 商社」の詳細はコチラ


「The Engineers」技術カードと製品カードmini

情報(紫)を集めて、技術(青)を組み合わせ、製品(白)ができるか、挑戦!(クリックで拡大)

ビジネスゲーム「The Engineers」では、ビジネスの資源となるカード「技術カード」を2~3枚を組み合わせて提出し、報酬のお金をもらいます。
「The 商社」との違いは、その組み合わせがプレーヤーに公開されていない点です。プレーヤーは正しい組み合わせのヒントが書かれた「情報カード」を集め、正解と思われる組み合わせで挑戦していかなくてはなりません。
正解すればお金と、開発された製品として「製品カード」がもらえます。ですが失敗すれば、提出した技術カードは没収、丸損となってしまいます。技術カードはお金を払って購入するので、その購入費用を失った形となります。従って、実際の理系研究・開発と同じく、研究への効率的な労力と資金の投資が肝心なのです。




行うことはシンプルですが、その前に考えなくてはならないことが沢山あります。そして行動することでしか得られない情報も多々あります。
「The Engineers」は、理系学生を実際の研究開発の環境でどれだけ活躍が見込めるのか、それをゲーム中の行動で示してもらうためのビジネスゲームなのです。このビジネスゲームで、始めてその実力が評価されるようになる学生が多数いることでしょう!



ライター:【元帥】竹島雄弥
富山県立富山中部高等学校卒業
東京大学農学部環境資源科学過程生物・環境工学専修卒業
大学卒業後、ふるさと富山に帰郷。プロジェクトデザインに新卒で入社。主に研修コンテンツのロジック開発および、研修用に使用するエクセルの計算表やマクロを構築している。またWebマーケティングも担当しており、サイトの管理運営、テキストの製作を行う。
大学時代には地球環境問題を積極的に学び、その中で学んだ「俯瞰的視点」「論理的思考」「系をモデル化する思考方法」「情報技術」などを活かして活躍している。
事務所内でのもっとも重要な仕事はおいしい紅茶を淹れることである。
 
Q:【元帥】って?
A:ゲームこそ人生。社内ゲーム研修で決定された社内ランクです。
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