チームビルディング研修を、やりっ放しにしない

チームビルディング_ホワイトボード_miniグループワークやアクティビティ、そしてビジネスゲームなどで盛り上がったチームビルディング研修。チームビルディング研修の狙いは共同作業を通じてチームとしての結束力を高めることなので、参加者に「楽しかった!」という感想を抱いてもらえれば大成功です。
ですが、研修である以上は「研修をやってそれでおしまい」にしたくはありませんよね。明日からのビジネスに活かせる学びをチームビルディング研修から持ち帰ってもらいたい、というのが研修講師としての望みです。
 
そこで、ゲームやアクティビティの後、チームビルディング研修の締めくくりとして次の4つの問いかけを行いましょう。研修効果を高め、チームとしての成長を促すためにうってつけです。
 
 
問いかけ1)なぜこの結果になり、どうすればもっと上手くできますか?
弊社のビジネスゲーム研修でも、必ず行っている問いかけです。研修の全体像を振り返り、自分で考えてもらうことで気づきと学びを得てもらいます。この問いかけへの答えは、自分の中で整理してもらってから、チーム内で共有し、全体に発表してもらいます。研修講師は全体発表の内容をホワイトボードなどに書き上げていけば、参加者は他チームの振り返りを比較することができるので、より学びが深くなります。このことでPDCAサイクルを回すことの大切さを学んでもらえます。
新入社員研修やインターンシップなど、学生に社会人の基本を学んで欲しい場合にはPDCAサイクルを伝えることは特に重要になりますよね。その場合は、研修の終わりに加えてゲームの中間でもブレイクタイムを設けて、この「どうすればもっと上手くできますか?」という問いかけと、答えの共有を行います。すると「情報を整理し、他者から学ぶ」というPDCAサイクルのCheckに当たる部分が自然とできますので、研修効果はより高まります。
 
 
問いかけ2)ゲームの中で、大切にしていたことは何ですか?
チームビルディング研修ではゲームやアクティビティのゴールは研修講師から与えられたものであり、明文化されたものになります。しかしゴールに至る過程、ロジックは人それぞれ異なっており、それらは目で直接見ることはできません。それだけに「考え方は人それぞれ違う」という価値観の差に気づけないことが多いのです。
そこで「ゲームの中で大切にしていたこと」を問いかけることで、人それぞれの価値観を明確にします。ある人は「事前に計画をしっかり立てることが大切だと思っていた」と答え、またある人は「試行錯誤を繰り返すことで実体験からフィードバックを得ることが大事だと考えていた」と答えるでしょう。もちろんどちらかが正解というわけではなく、そうした考え方と価値観が違うことを明らかにしておくことが大切なのです。
なお、この質問はチーム内で共有するのは必須ですが、全体発表は時間がある場合のみで大丈夫です。
 
 
問いかけ3)右隣りの人の良かったところはどこですか?
先述の通りチームビルディング研修の目標は、チームとしての結束力を高めることです。例え普段の業務ではあまり仲良くない人とでも、チームビルディング研修を通じてお互いを尊重し合う関係になってほしいですよね。お互いを尊重する関係作りにはには「長所を褒める」という手段がシンプルかつ効果的です。特に座席の配置をあらかじめ工夫しておいて、普段関係の薄い人を隣り合わせにするのは面白い試みです。
「きちんと言葉に出して伝える」のは、承認欲求と自尊感情を満たす上で非常に大切です。また唐突にこの問いかけを振られても答えを出せる人が多いということが分かると、「他人はきちんと自分の活躍を見てくれている」と思えるようになります。するとこれまで関係性があまりなかった人とも、お互いの目があることを意識するようになり、お互いに尊重するようになれます。
この質問はチーム内で共有してもらえば十分であり、全体発表の必要はありません。
なお、チームビルディング研修全体を通じて「他人に批判的な言動をするのは厳禁です」と徹底しておいてください。
 
 
問いかけ4)明日から始める具体的なアクションは何ですか?
最後にチームビルディング研修の総括として、具体的なアクションに落とし込みます。ここまでの問いかけを行ってきたことで、参加者は自分の長所や改善点、他のチームメンバーとのコミュニケーションの取り方などを学べています。それを忘れないように、1つだけ明日から取り組むアクションを設定し、宣言してもらいます。具体的なアクションを決めることでこそ、研修は定着するのです。そのアクションが良い習慣として定着すれば、チームビルディング研修を行った価値は一層増します。
他人に宣言すること自体が大切なので、チーム内で発表するだけで十分です。
 
 
以上4つの問いかけにより、ゲームやグループワークからの学びは深くなります。短時間で簡単にできることですので、ぜひ導入をご検討ください。
 
 

ビジネスゲームを使ったチームビルディング研修

達成感を共有できる「The 商社」

 

PDCAサイクルを学べる「The Team」


研修事例紹介
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パナソニック デバイスエンジニアリング株式会社さま
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富山商工会議所青年部さま
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納品実績
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ライター:【三等兵】竹島雄弥
富山県立富山中部高等学校卒業
東京大学農学部環境資源科学過程生物・環境工学専修卒業
大学卒業後、ふるさと富山に帰郷。プロジェクトデザインに新卒で入社。主に研修コンテンツのロジック開発および、研修用に使用するエクセルのマクロを構築している。またWebマーケティングも担当しており、サイトの管理運営、テキストの製作を行う。大学時代には地球環境問題を積極的に学び、その中で学んだ「俯瞰的視点」「論理的思考」「系をモデル化する思考方法」「情報技術」などを活かして活躍している。
事務所内でのもっとも重要な仕事はおいしい紅茶を淹れることである。
 
Q:【三等兵】って?
A:ゲームこそ人生。社内ゲーム研修で決定された社内ランクです。
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