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社内ゲーム研修:自社ゲームで学ぶ「マーケティングと投資タイミングの見極め」


マーケティングとセールスを学ぶ分譲住宅販売ゲーム

CIMG1135 (2)今回の社内ゲーム研修は自社で制作したビジネスゲームを使用しました。
株式会社リブ・コンサルティングさまからのご依頼で制作した、分譲住宅の企画と販売を学べる「BUNJO WINNER」というゲームです。マーケティングとセールスについて学びを深めるビジネスゲームになります。
 
 
マーケティング=売れる仕組み作り
セールス=個別顧客へのアプローチ
であり、この2つは全くの別物です。
そして「分譲住宅の企画、つまりマーケティングに失敗するとその損失をセールスで取り戻すことは非常に難しい」というメッセージを伝えるのがゲームの目標になります。
 
 
 

ゲームの基本的な進行

ゲームは次のような流れで進行します。
1.資金調達
2.土地カードを手に入れる
3.土地カードに企画カードを組み合わせ、分譲住宅を設立
4.分譲住宅を市場に出し、売上を獲得する
5.市場に出しても売れ残り物件が出た場合、顧客カードで販売する
6.得られた利潤を元に、資産を増やす
資金調達→マーケティング→セールス→資金調達・・・
のサイクルを繰り返して、資産を拡大していきます。
BW基本ルール_150910-2
 
 
 

BUNJO WINNER, Ready….GO!

早速ゲームの始まりです。
他のビジネスゲームでもそうですが、開始当初からルールを明確に把握し、勝ち筋を見つけられる人はほとんどいません。チュートリアルのようなものも設けていません。
「ゲームとして不親切では」と思われるかもしれませんが、実際のビジネスではどうです?ビジネスの勝ちパターンを始めから明示されていることなんてありません。「実際のビジネスをモデルとして再現する」ことが目的であるビジネスゲーム研修では「ルール」がはっきりと分からないままスタートすることも大切な再現テクニックの一つなのです!
 
 
そうした中で参加者たちの動きは2つに大別されました。
動と静。
CIMG1133 (2)
片や、開始直後から分譲住宅の設立に走る参加者。
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片や、他プレーヤーの観察やカードの情報収集に回り、資産には手を付けない参加者。
 
 
果たしてどちらの選択が功を奏すのでしょうか?
 
 
ゲーム結果は・・・
1位 62億8千万円 坂本
2位 37億円    古野
3位 34億5千万円 稲村
4位 25億2千万円 池田
4位 25億2千万円 嶋田
6位 23億7千万円 桑原
1位の坂本さんが圧倒していますね。なぜこのような結果になったか、振り返りから考察してみましょう。
 
 
 

「走りながら考える」という危険

ゲーム終了後に振り返りをしてもらいました。
失敗した事例として次のような振り返りがありました。
・土地カードの入手にリスク・リターンを考えないで購入してしまった。
・一度マーケティングで成功したと思って、立て続けに提案したら売れ行きが悪かった。
・他参加者と情報交換しなかったので、できることが限られてしまった。
・情報収集を続けるつもりが周りの動きに流され自分を見失いつい住宅の設立に走ってしまった。
・土地の情報を集めようとせず個別の顧客カードばかり見て、マーケティングができなかった。
 
 
一方良かった点としては次のような振り返りが出ていました。
・担保が保障されている取引のみを追うようにした。
・顧客カードを使い個別顧客にセールスを行うことで、赤字にはならないようにした。
・失敗しておおきな損失を出しても、めげずに実践できることを整理し、チャンスを狙った。
・売れ残り物件を処理する「不動産代理店」のような新しいビジネスを始めた。
・方針や戦略が明確になるまで動かず、情報収集に専念し、マーケティングに成功した。
 
 
「勝利者の戦略」を見てみると方針をきちんと固めるまで無駄使いしないことと利益を予測して、集中的な投資を行うことが特徴として挙げられます。
CIMG1136 (2)
 
 
この振り返りを聞いたとき、「走りながら考える」という戦略が思い出されました。ですがその戦略が推奨されるのは走ることで一定の利潤が確保できるときのみです。走ることには資金はもちろん労力や時間といった経営資源を投入し損失が出ていることを自覚しなくてはなりません。「走りながら考える」で成功している人は、走り出す前にきちんと目的地を設定し、投資のペース配分も計画しているものなのです。
 
 
「目的地をあらかじめ明確にしておく」ことと「投資のリスク・リターンを考慮する」ことは弊社のリーダーシップ研修でも必ず伝えているメッセージです。ビジネスの金科玉条と言えるでしょう。
リーダーシップ研修「The 商社」はコチラ
若手管理職研修「The Manager」はコチラ
「方針、ビジョンを明確にする」ことの他、リーダーに必要な積極性や経営資源の運用についても体験を通じて学ぶことができます。
 
 
こうして無事に勉強会を兼ねたテストプレイは終了しました。
テストを通じてきちんと伝えたいメッセージである「マーケティングの重要性」が伝わっていることが確認でき、運営上の改善点も発見できました。ここまでくれば間もなく完成です。しっかりと納品致します!
 
 

今月の称号発表~!

皇帝 坂本
元帥 福井
大佐 池田、古野
一等兵 上野
二等兵 (不在)
三等兵 嶋田、稲村、桑原、竹島
 
1位の坂本さんが特進し、皇帝に返り咲きました。
今回はファシリテーターだった福井さんは元帥に引きずり下ろされることに。
不参加の私は三等兵のままなので、次回こそ昇格します!
 
 
 
ライター:【三等兵】竹島雄弥
富山県立富山中部高等学校卒業
東京大学農学部環境資源科学過程生物・環境工学専修卒業
大学卒業後、ふるさと富山に帰郷。プロジェクトデザインに新卒で入社。主に研修コンテンツのロジック開発および、研修用に使用するエクセルのマクロを構築している。またWebマーケティングも担当しており、サイトの管理運営、テキストの製作を行う。大学時代には地球環境問題を積極的に学び、その中で学んだ「俯瞰的視点」「論理的思考」「系をモデル化する思考方法」「情報技術」などを活かして活躍している。
事務所内でのもっとも重要な仕事はおいしい紅茶を淹れることである。
 
Q:あれ、【元帥】じゃなかったの?
A:勢力争いに負けて、失脚しました・・・


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