ゲームの「勝ち筋」を見つけよ

モノポリー研修概観月に1度の社内勉強会、今月のゲームは
「モノポリー」
「パンデミック」
どちらも名作として名高いゲームです。
このブログでは「モノポリー」からの気づきについて書いていきます。
※「パンデミック」についてはコチラ
 
 
 
 
「モノポリー」からは「選択と集中」戦略どんなゲームにも存在する「必勝法」を見極めの重要性を学びました。
そして、この学びから、私はこれまでの生活で行ってきた「ある行動」をきっぱりと辞めることにしました。
 
ゲームの進行をリプレイしながら、気づきを書いていきます。
 
 
 

モノポリー=独占
『あれは俺のものだ。俺だけのものだ!』

例によって、勉強会で使用するゲームについて、事前知識は一切仕入れていません。他の人も同じく白紙でスタート。
『やるんならフェアな条件でやろうか! そのほうが楽しいだろ!? ハハハッ!!?』
ということです。
 
ゲームマスターの福井社長からのゲーム概要をまとめると
・基本はスゴロク
・止まったマスによってイベント
・止まったマスの土地を買える
・買った土地には投資ができる
・他人の持つ土地に止まると、宿泊代としてお金を渡す
 
第一戦略としては収入源となる土地を手に入れることで問題ないでしょう。参加者5人でサイコロをコロコロしていき、土地の獲得を目指します。
 
 
 

「喉元を押さえられる」序盤から嫌な流れ・・・

神様は残酷ですね・・・
序盤はゲームに慣れるために静かに進行すると思いきや、いきなり急展開。
3巡もしない内に、社長の福井さんに「鉄道」を買い取られ、コンサルタントの池田さんに「電気」と「水道」を買い占められてしまいました。
 
インフラを他人の自由にされる、これはかなり危険ですね・・・現実でも某国が日本や近隣諸国の水源地を所有することで「喉元を押さえて言いなりにさせる」という戦略を採っていますが、その戦略がこの盤面では既に完成してしまいました。
 
 
アラート!まずはこの2人を止めなくては、他3人に勝利はない!
とはいえ、私を含め他3人には「武器」になる交渉材料がありません。悔しいですが、まずは自分の『地盤固め』から始めましょうか・・・
 
 
これが間違いだった。『既に武器は掌中にある』と気づいていなかった。
 
 
 

戦略の選択ミス「二兎追うものは」

モノポリー研修、交渉『自分の「地盤固め」のためには、まずは「たくさんの土地」を入手せねば!あちらがインフラならこっちは不動産だ!』
そう意思決定を行って、土地集めに奔走します。例え先行している福井さんと池田さんを後押ししてしまうような取引でも、半ば博打のつもりで、交渉をしていきました。
もちろん博打に出なくてはならない状況に追い込まれている時点で負けているというのは分かっていました。けれども、そうせざるを得ない状況でした。
 
結果、目標としていた「土地集め」は成功しました。代償も大きく、多額のキャッシュを失ってしまいましたが。しかし成功こそが私を殺す毒だったのです。ここは失敗していた方が幸せだった。
なぜなら選んだ戦略は不適切で、間違った道に進んでいたのですから。
 
 
土地を集め終わる頃にはゲームも終盤に差し掛かっていました。この時には既に福井さんと池田さんの優位はほとんど絶対的なものになっていました。残る3人で共同戦線を張り、生き残りを目指します。
そして、この時になり共闘する営業部の稲村さんに指摘され、始めて気づいたことがあります。
 
『モノポリーでは投資は直線的だが、攻撃力である宿泊代は指数関数的に伸びていく。だから投資は分散させずに一点集中させるべきだ
 
・・・
・・・・・・・
・・・・・・・・・・え?
つまり「土地集め」の戦略は間違っていた・・・!?
 
 
案の定リードは覆せず、3人の資産を合わせて対抗しても、惨敗してしまいました。
 
 
 

振り返れば、負けるべくして負けた

悩む勝ち筋を見誤っていたことにあります。
私は「手広く場を支配すること」が勝利への道だと思っていましたが、本当の勝ち方は「一極集中の投資によって罠を仕掛け、相手をハメること」だったのです。相手の手を潰すことより「選択と集中」を使って自分の得意分野を尖らせるのが「モノポリー」の必勝法だったのです。
 
次なる敗因は、キャッシュの重要性を軽んじていたことにあります。土地という不動産と異なり、キャッシュは即座に使用でき、使い道も投資から防御まで多様にあります。先ほど『「武器」になる交渉材料がありません』と書きましたが、始めから与えられていたキャッシュこそ爪牙、生来の武器であったのです。この『既に掌中にある武器』を無暗に消耗させないこともまた、必勝法だったのです。
 
 
では、なぜ必勝法に気づけなかったのか?
一つは数値に対する鈍感さがあります。投資とリターンについては公開情報になっていたのに、その意味を汲み取れなかった。
もう一つは結託するタイミングの遅さ、コミュニケーションの拙さにあります。仮に自力で必勝法に気づけずとも、仲間を作って教えてもらえば良かったのです。そのタイミングがあまりにも遅く、ビハインドを取り戻すことができませんでした。
 
 
一方で良かったプレイングとしては、場の空気ともいうべき誰が優位になっているかへの敏感さと、劣勢から挽回すべく3人での同盟を主体性を持って構築できたリーダーシップと論理に基づいた説得能力が挙げられます。
情報分析は間違っていましたが、戦略の進め方は悪くなかったと思うんですよね。
 
 
 

自身の強みと弱みに合わせて『選択と集中』

弊社がビジネスゲーム研修の会社である以上、ゲームから得た気づき、学びは実践に活かさなくてはなりません。
 
 
ビジネスゲーム研修 The Shopまずビジネスゲーム制作の面では「選択と集中」のような実在する経営理論がビジネスゲームの構築に活かされているかという点。
こちらは問題ありませんね。実際のビジネスと矛盾しないビジネスゲームを製作することは弊社のアイデンティティーとさえ言えます。
とりわけ、経営シミュレーションであり、リーダーとしてのマインドやビジョンの重要性を学ぶ「The Shop」では、『無駄な投資をしないコスト管理』がテーマの一つとなっています。
※ビジネスゲーム「The Shop」についてはコチラ
※コスト管理について書いたブログはコチラ
 
 
では次に、『個人の生き方』としてはどうでしょうか。きちんと強みを持つ勝てるゲームで勝負して、弱みの目立つゲームはしないという戦略は採れているでしょうか?
 
答えは・・・No
 
最近は好奇心の赴くままに、事業を手広くし過ぎた感があります。
時間も資金も有限であり、適切にマネジメントしなくてはなりません。そのため新しいことを始める前に、成果の上がっていない古い作業は辞めてしまう必要があります。
 
プロジェクトデザインでの業務を含め、最近私が行っているタスクを一覧表にまとめました。そしてそれらの重要度、緊急度を整理し、さらに成果に対して評価を行っていきます。
すると、私の人生において、重要性も緊急性もなく、しかも成果を上げられていないタスクが見つかりました。
 
FX投資です。
勧められて始めてみましたが、利益が上がっていない以上に、情熱が持てず勤勉に取り組もうと思えません。そして何より、投資で重要な「数値変化への敏感さ」や「情報収集能力」、そして「身の程を弁えた取引」というのは私の苦手分野になっています。
私はずぼらで、最新のニュースに関心が薄く、そして常にリスキーな行動を好む性格なのです。従って投資には向いていないようですね。これを機会にすっぱり辞めてしまいましょう。
今の私が「選択し、集中しなくてはならない」のは自己研鑽に他なりません。
 
 
 

今月の称号発表~!

皇帝 不在
元帥 福井、坂本、桑原、竹島
大佐 池田、古野
一等兵 上野
二等兵 
三等兵 嶋田、稲村
 
次回!
四元帥による、血で血を洗う権力抗争が勃発!
 
 
 
ライター:【四元帥】竹島雄弥
富山県立富山中部高等学校卒業
東京大学農学部環境資源科学過程生物・環境工学専修卒業
大学卒業後、ふるさと富山に帰郷。プロジェクトデザインに新卒で入社。主に研修コンテンツのロジック開発および、研修用に使用するエクセルのマクロを構築している。またWebマーケティングも担当しており、サイトの管理運営、テキストの製作を行う。大学時代には地球環境問題を積極的に学び、その中で学んだ「俯瞰的視点」「論理的思考」「系をモデル化する思考方法」「情報技術」などを活かして活躍している。
事務所内でのもっとも重要な仕事はおいしい紅茶を淹れることである。