体を動かすことから、学び始める

より質の高い研修製作と研修実施を目指して、月に1回他社のゲームや研修を全社で経験しています。
 
前回は市販の有名ゲームを体験しました。My Earth、ハゲタカのえじき、カタンの開拓者を実施しました。
 ※前回の体験ブログはコチラ
 
 
プロジェクトアドベンチャー研修1今回はチームビルディング研修についての理解を深めるため、PA研修を受けて来ました。PAといってもプライマルアーマーではなく、プロジェクトアドベンチャー研修の略称です。体験型研修の一種であり、ビジネスゲーム研修と同じく「気づき」による学習を重視しています。まず体を動かしてみて、そこから得られる経験を基に、学習していくのです。
 
なぜ「気づき」が重要になるのでしょうか?
それは「気づき」で得られた経験知は、人から見聞きした形式知とは異なる脳の記憶領域に保存されるため、忘れにくいためです。そのためプロジェクトアドベンチャーでもビジネスゲーム研修と同様に『「正解」をファシリテーターが教える』ということはしないそうです。
 

プロジェクトアドベンチャー研修のアクティビティ

この日は3時間で4つのアクティビティを行いました。一つずつ振り返っていきます。
 
①バランス板
中央を一本の丸太でのみ支えられた、筏のような台の上で行うアクティビティです。
 
プロジェクトアドベンチャー研修2まずは小手調べ。チーム全員が台の両端2枚の板に乗り込みます。ただし、お立ち台には必ず中央の丸太から乗り込まねばなりません。いきなり端っこから乗り込むのは禁止です。
厄介だったのはこの時5人チームだったこと。2人と3人に分かれて乗るので、バランスが少々取り辛い。しかしながら、天秤の原理を上手く利用し、調整役を左右に一人ずつ乗せることで無事にクリア!
 
さらに、この状態から、それぞれ一名が入れ替わるというアクティビティも行いました。こちも慎重に進めていき、見事クリア!
 
『なかなか、やるじゃない?ちょーっと、時間かかったけどね』
 
 
 
②丸太渡り
次のアクティビティで使うのは丸太1本のみ。大人一人が通れる幅で長さは15mほど。
ルールは3つ。
①丸太の端から端までを全員が走り切る。丸太から落ちてはいけない。
②丸太に乗り込んだ順と逆の順番で降りる。
③制限時間30分。挑戦回数は5回まで。
 
Let’s Start!
まずは作戦会議。
ルール②の都合上、どうにかして丸太の上で人が入れ替わる必要があります。
第一案ではダンスパーティーのように向い合せになることを考えたものの、丸太の幅が足りず転落しそうなので却下。
『ダンスは、苦手だな・・・』
 
プロジェクトアドベンチャー研修3そこで前方の人がうずくまり、後方の人から順々に乗り越えていくスタイルに。
まずはこれで1度目のテスト走行をしました。
テストの結果、乗り越えやすいうずくまり方の姿勢と乗り越えにくい姿勢があることが判明。そこで乗り越えやすい姿勢の研究に入ります。
 
相談の上、姿勢が決まったところで第2のトライ。
一回目が76秒だったのに、35秒ほどにタイムを縮めることができました!
 
この時点で残り時間は5分ほど。
新しい方法を試すより、今の方法で熟練度を上げていく方が賢いと判断し、残り3回を練習に費やしました。
最終結果は22秒!
大幅に記録を更新できました。
 
 
ここで
「結果への満足度」
「自分の貢献度」
をそれぞれ質問されました。
自己評価では『結果への満足度』は5点中4点、『自分の貢献度』は5点中3点といったところです。マイナス評価の原因は、実はこれと同じアクティビティを中学校の頃にやっていたのに、その時の経験が思い出せなかったためです。
メンバーにその点を、冗談混じりながらも冷やかされたのも気がかりになってしまいました。
 
ファシリテーターの話によると、こうした評価を行うとき『日本人は周囲からの評価や周囲との比較を重視し、海外の人は自己の基準、自己の満足度を重視する』とのことでした。
日本式の評価方法では統一された基準があるので比較しやすい反面、落ち込みの原因になってしまうことがあります。一方海外式ではネガティブにならない反面、自己満足に終わってしまって良質な成果を安定して生み出せないリスクがあります。
どちらが良い、というのではなく、自分がどのように自己評価する傾向があるかを知っておくのが大切です。場面に応じて使い分けられれば理想的ですね。
 
 
 
③アリの絵
外での活動はここまで。次は室内でのコミュニケーションを中心としたアクティビティです。
例えるならば「人間FAX」。
2~3人で背中合わせになり、紙に「同じ絵」を描きます。
そう、まったく同じ。「重ね合わせればピッタリ合わさるよう」にせねばなりません。
テーマは「アリ」。
『アリアリアリアリアリ、アリーヴェデルチ!』
 
 
私とパートナーの基本戦術は3つ。
「紙面を16分割して、目安線(パワーポイントのルーラー変わり)を引く」
「表現は時間が掛かりぶれやすい曲線を避け、目安線の交差点同士を直線で結ぶ」
「一手ごとに声掛けで確認する」
これで行きます!
 
このルールはキチンと守っていたつもりでした。
ですが完成品はこの通り。
プロジェクトアドベンチャー研修4奥2つが私たちの絵です。
ミスの原因は私が「16分割ではなく32分割して進めてしまったこと」にあります。つまらないケアレスミスです・・・
そのミスがなければ、かなり完成度の高い作品になっていたことは確実です!
作戦は完璧だったが、ヒューマンエラーで成果を上げられないというのは実に悔しい。
逆説的に組織においてコミュニケーションエラーを無くすのがどれほど大切かを学ぶことができました。上がしっかりしていても横の連携がなっていないと結局はダメになってしまうんですね・・・
 
 
 
 
 
④フラフープくぐり
最後には簡単なアクティビティ。
フラフープを一つ持ってから手を繋いで輪を作り、フラフープを全員がくぐって元の体勢に戻ります。一見単純ですが、何も考えずにフラフープをくぐると、メンバーが始めは内向きだったのに外向きになってしまいます。
 
そこで一工夫。
フラフープをくぐりながら、一組の腕の上をフーパが、いえフープが通り超えるようにします。すると上手いこと輪が捻じれて元通りの体勢になります。
『終止』
 
 
ではさらに課題のレベルをアップ。
「その上を通り超えるという方法を使わずに、元の体勢に戻るには?」
 
全員で試行錯誤しましたが、こちらの課題はクリアできませんでした・・・
『無念』
ちなみに未だに解決策は考中です。
誰か答え知っている人は教えてください!
 
 
 

プロジェクトデザインはどんなチーム?

最後にアクティビティを通じて、ファシリテーターから総評を伺いました。
『全体的に「計画の妥当性を確認してから行動するチーム」だと感じました。時には計画が決まっていなくても挑戦してみて、失敗から考えることを選択してもいいと思います。』
 
 
いわゆる「行動しながら考える」部分が弱いというヤツです。
確かに計画は入念に練る部分がありますね。ただ企業としては、弊社は零細企業なのであまり資金にも時間にも余裕がなく失敗のコストを受け入れ辛いので、無難に成果が上がる施策が取りたいのが心情です。
特に社長自身が基本施策でかなりチャレンジしているので、その上で失敗を前提とした計画を考えるのはかなりリスキーになってしまいます。
もっと安定して楽ちんに収益が上がる構造ができているのであれば、失敗上等のチャレンジもしてみたいですけどね。
 
 
PA研修は全体として身体を動かして新しいことに挑戦できたので楽しい研修でした!
自分たちチームの組織体質についても知ることができたのも大変参考になりました。
今度はより長い時間楽しみたいですね。
 
 

室内でできるチームビルディングのアクティビティ

今回体験したプロジェクトアドベンチャーは、屋外の専用施設で行う必要がありました。
一方、弊社では屋内で行えるアクティビティとして、ビジネスゲーム研修「The 商社」を提供しています。
プロジェクトアドベンチャーと同じく
・目標と体験の共有
・チームでのトライアル、試行錯誤
・実践からの振り返り

を重視しています。
相違点としては実際のビジネスをモデルにしているので、若手ビジネスマンや学生にビジネスの基礎を知ってもらえる点と、チームや組織の傾向判断としては使えない点があります。
プロジェクトアドベンチャーと比較して、自分たちの組織やメンバーに相応しい方を導入していただければ幸いです。
 

ビジネスゲームを使ったチームビルディング研修

達成感を共有できる「The 商社」

 

PDCAサイクルを学べる「The Team」


研修事例紹介
株式会社リクルートキャリアさま
パナソニック デバイスエンジニアリング株式会社さま
株式会社タニタさま
富山商工会議所青年部さま
富山新川青年会議所さま
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納品実績
・トヨタ自動車さま
TOYOTA Global Impact
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・オムロンさま
+Action omron(営業職向け)
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ライター:【元帥】竹島雄弥
富山県立富山中部高等学校卒業
東京大学農学部環境資源科学過程生物・環境工学専修卒業
大学卒業後、ふるさと富山に帰郷。プロジェクトデザインに新卒で入社。主に研修コンテンツのロジック開発および、研修用に使用するエクセルのマクロを構築している。またWebマーケティングも担当しており、サイトの管理運営、テキストの製作を行う。大学時代には地球環境問題を積極的に学び、その中で学んだ「俯瞰的視点」「論理的思考」「系をモデル化する思考方法」「情報技術」などを活かして活躍している。
事務所内でのもっとも重要な仕事はおいしい紅茶を淹れることである。
 
Q:【元帥】って?
A:元帥杖を賜った経緯についてはコチラ