マネジメントゲームと違いを生み出せるのか?

 
前回
マネジメントゲームの優秀な学び
 
マネジメントゲーム前回のブログで、名作ビジネスゲーム「マネジメントゲーム」(MG研修)を実体験して、肌で感じた学習効果の高さをレポート致しました。非常に素晴らしい研修だと感じましたが、弊社のビジネスゲームにも独自の魅力が備わっています。そうでなくては商品として成り立ちませんからね。
さてさて、ではこのマネジメントゲーム研修と弊社のビジネスゲームはどのような点で差別化されているのでしょうか?
 
 

ポイントはコミュニケーションと対応能力

①Win-Winの関係が学べる
The 商社マネジメントゲーム研修では、一つの企業を一人で経営します。また、チーム同士が結託することも基本的に禁止されています。実は私が研修を受けに行った時、ゲームの開始当初に他のチームの人に「製造業者と流通業者に役割分担して、協力して勝利を目指さないか」と持ちかけたのです。ですがどなたも乗り気ではなく、本格的に説得する前にファシリテーターから制止が掛かりました。
一方ビジネスゲーム研修「The 商社」は、お互いに取引をしなくてはゲームが進行しません。特に「Win-Winの取引」を持ちかけねば相手が話に乗ってくれないことが重要な学びのポイントになっています。マネジメントゲーム開発から40年以上が経過し、企業の垣根を超えた協力的な取引が増えた現代では、「Win-Win」を意識して行動することが当時より遥かに重要になっています。それのことに気づけることが、ビジネスゲーム研修とマネジメントゲーム研修の最大の相違点でしょう。
 
②自分の考えを公開する、という特異さ。しかしリアリティがある
The Shop先述の通り、マネジメントゲーム研修では企業間の取引が非常に制限されています。そのため勝利しようとすると「相手を出し抜く」ということも戦略の候補として入ってきます。そうした状況では、相手に自分の考えを悟られないようにする、手の内がバレないようにするのが当然です。
ですが実際のビジネスでは、敵対や競合するより住み分けや長期的な友好関係を気づくことの方が重要です。そのため、自社のポリシーをはっきりと万人に伝え、自分の能力に関する情報を可能な限り一般公開してしまう方が、円滑な取引が可能となりメリットが大きくなります。この点はビジネスゲーム研修「The Shop」では強調されている学習要素です。自分の考えと、そのメリットを他者に論理的に説明して賛同を得るという、社会人としてはもっとも重要なコミュニケーション能力を身に付けることができるのです。
 
③経営判断を浸透させるための要点と、役割分担の大切さを学べる
一人で経営の一切を決めていれば、決断と実践は早くなります。そのためにマネジメントゲーム研修はスピード感のあるゲームに仕上がっています。またあらゆる経営判断の材料を自分自身で目を通しておくことができます。
けれども実際に一人でできることには限りがあります。社長が社内のすべての情報を知っている企業など現実にはどれほど存在することでしょう。仮にそうしたとして、どれほどの意義があるでしょう。むしろ適正に役割分担を行い、報連相がきちんと行われるシステムを構築する方が遥かに重要です。またそのシステムはリーダーの経営判断が全員に共有されるようにもなっている必要があります。チームを組んで行うビジネスゲーム研修だからこそ、そうした意思伝達が円滑であるシステムの重要性は実感できるのです。
 
④研修時間の短さ
本格的にマネジメントゲーム研修を楽しみ、学びを得るには2日間を要します。しかしビジネスゲーム研修「The 商社」や「The Shop」は2時間~3時間で研修を終えられます。もちろん、クライアントさまから参加者に伝えたい学習要素はきちんと伝えた上でのことです。従って通常業務のある日にでもビジネスゲーム研修を実施することができるのです。
 
⑤研修に参加する人数の幅広さ
マネジメントゲーム研修では1つのテーブルに6人まで吸われます。そのため1度に交流できる人の数は6人まで強い制限を受けてしまします。ですがビジネスゲーム研修では5人~50人までの幅広い参加者人数に対応できます。過去の実績には一つの会場で150人が参加する研修を行ったこともあります。この参加人数における対応力の広さも見逃せないメリットですね。
 
 

以上のような点でマネジメントゲーム研修と弊社のビジネスゲーム研修は大きく異なっています。クライアント様のご要望とご都合に合わせて、適切な方をお選びいただくことで満足度が高まれば幸いです。
 
 
ライター:竹島雄弥
富山県立富山中部高等学校卒業
東京大学農学部環境資源科学過程生物・環境工学専修卒業
大学卒業後、ふるさと富山に帰郷。プロジェクトデザインに新卒で入社。主に研修コンテンツのロジック開発および、研修用に使用するエクセルのマクロを構築している。またWebマーケティングも担当しており、サイトの管理運営、テキストの製作を行う。大学時代には地球環境問題を積極的に学び、その中で学んだ「俯瞰的視点」「論理的思考」「系をモデル化する思考方法」「情報技術」などを活かして活躍している。
事務所内でのもっとも重要な仕事はおいしい紅茶を淹れることである。