「看板に偽りなし」

多くの青年会議所さまでビジネスゲーム研修をさせていただいておりますが、その度にこう感じさせられます。
2月28日に新川青年会議所さまで研修をさせていただいた時もやはりそうでした。
 
日本青年会議所のwebサイトには、その歴史として次のように志とその体現が記されています。
『「新しい日本の再建は我々青年の仕事である」という覚悟のもと、1951年、その記念すべき第1歩を踏み出した日本青年会議所は、「ひとづくり」「まちづくり」「教育」「国際社会」「環境」など様々な分野において、青年としての正義感、理想を追求する心、真摯な情熱という価値観のもと積極的にかかわってきました。』
(http://www.jaycee.or.jp/junior_chamber/history)
また、今回ビジネスゲーム研修をさせていただいた新川青年会議所のwebサイトでは、その組織体質を
『常に若い英知と勇気と情熱をもち、明るい豊かな社会の実現を目的に活動することができます。』
として記されています。
(http://niikawa-jc.sakura.ne.jp/syosin/2015naka.html)
 
ビジネスゲーム研修実施風景
ビジネスゲーム研修を実施させていただくと、まさしく青年会議所の構成員の皆様はこれらの理念を体現した、社会的リーダーたる人物であると実感いたします。
実施させていただいたビジネスゲーム研修「The Shop」は、弊社のビジネスゲームの中でも難易度が高い研修です。そのため、学生さんや若手社員さんを対象として研修をさせていただくと、さんたんたる結果に終わってしまうことが多々あるのです。
しかし、新川青年会議所さまでは「本当に同じビジネスゲーム研修をしているのだろうか?」と運営側が驚かされるほど、きらびやかな結果となりました。
 
ビジネスゲーム研修「The Shop」は美容店の経営者となり、2年間の経営でその資産額を競うゲームです。その最終的な資産額は、正確に、冷徹に、数字で表現されてしまいます。
ここで
①先だってインターン生向けに行った社内での研修

②今回の新川青年会議所さまでの研修
の結果を比較してみたいと思います。
 
①インターン生のみでの研修
1位 622万6500円
2位 622万1000円
3位 37万5000円
4位 -201万円
インターン生でのビジネスゲーム研修
 
②新川青年会議所さまでの研修
1位 1199万円
2位 934万9000円
3位 793万円
4位 650万2000円
5位 533万2000円
新川青年会議所さまでのビジネスゲーム研修
 
①のインターン生対象の研修では、1位でも620万円程度、最下位は200万円の大赤字、つまりは倒産してしまいました。
一方、②の新川青年会議所さまの研修では、1位は1200万円近い資産に到り、最下位でも500万円を確保しています。しかもきちんとどのチームも毎月黒字を出している状態で終了しました。
 
 

この違いはどこから来ているのでしょうか?

 
ビジネスゲーム研修での「主体性」まずは参加者の「主体性」に圧倒的な差異がありました。
インターン生は終始自分たちのチーム内部でしか話し合いをしていない状態が続いていました。
ですが新川青年会議所さまでは、どのチームも開始直後から即座に席を立ち他のチームの様子を見に行く方が多く、またファシリテーターへの質問も矢継ぎ早にされていました。
その結果、新川青年会議所さまではそれぞれのチームが自分の欲しいカードを他チームとの交渉で次々入手することができていました。そのために経営体質が大幅に改善されたのです。
 
ビジネスゲーム研修での「<img src=次に「経営戦略」の有無が目立ちました。
インターン生たちは自分の手元に来たカードを次々使用していくだけでしたが、新川青年会議所さまではどのチームも「自分たち独自のビジョンと、それを実現するための戦略」を打ち立てられており、カードの取捨選択が明確にできていました。従って、自社にとって効果的な経営施策のみに的を絞って実践できたのです。
 
ビジネスゲーム研修での「コスト意識」そして「コスト意識」、ここが分水嶺となりました。
どのような経営施策でもコストが発生するのは当然です。先述の通り、インターン生たちは次々にカードを使っていました。そのため無用の経営施策が多く、コスト高になっていました。ですが目的の経営施策のみを実行していた新川青年会議所さまでは、出費はかなり抑えられていました。研修の締めくくり、「振り返りワーク」で明らかになったことですが、カードの費用対効果を入念に計算されているチームもありました。最終的には、業界全体を見渡した、つまり他のチームの動向を詳しく調査した上で経営施策を最小限に抑えたチームの勝利となりました。
 
 

実際のビジネスで生きてこそのビジネスゲーム研修

 
ビジネスゲーム研修「The Shop」では、このように青年会議所さまや経営者団体さまのような、職場のリーダーとなる方の多い研修ではいつでもこのような、全体的な好成績が目立ちます。実際のビジネスをモデル化したのがビジネスゲーム研修なのですから、やはりビジネスマンとしての実力が成績に如実に表れるのです。
それ故に、今回の好成績からは「新川青年会議所さまのメンバーは経営者として実力が高い」と言えるのです。
冒頭でも紹介した新川青年会議所さまのwebサイトでは、そのビジョンをこのように書かれています。
『こんな時代だからこそ、個々の英知と勇気と情熱を結集し、自身の一歩で明るい未来を切り拓いていくことこそが私たちの使命なのです。』
(http://niikawa-jc.sakura.ne.jp/syosin/2015naka.html)
 
これだけ高い実力をお持ちのリーダーが揃っていれば、その使命は必ず遂げられるものと確信いたします。
 
 
研修後のアンケートでも非常にご好評を頂き、大変良い研修ができたと満足しております。
 
ライター:竹島雄弥
富山県立富山中部高等学校卒業
東京大学農学部環境資源科学過程生物・環境工学専修卒業
大学卒業後、ふるさと富山に帰郷。プロジェクトデザインには新卒で入社し、主に制作するコンテンツのロジック開発および、開発したコンテンツのシステム化、webマーケティング等を中心に担当。
事務所内でのもっとも重要な仕事はおいしい紅茶を淹れることである。