研修は社会人だけのものではありません
学生も楽しんで学べるのがビジネスゲーム研修です

7月31日、新潟県池の平にて、金沢工業高等専門学校の生徒さんたちにビジネスゲーム研修を受けていただきいました!
 

 昨年度も金沢高専さまに同じく池の平セミナーハウスで研修を実施し、それが好評を博したので今年も再度依頼を受けて実施しました。高専や大学からの問い合わせが多いのはプロジェクトデザイン社の特徴の一つです。社会人として自立していくために本当に必要なエッセンスを詰めたビジネスゲームを提供できているためだと分析しています。
 この日は1日を掛けて「The 商社」と「The Shop」のダブルヘッダーを行う、中々ハードなスケジュールでしたが、非常に楽しんでもらえ、また多くの学びの機会を提供できた研修となりました。社会人に研修を行った時とは大きく異なる点もあり、非常に興味深い内容でした!
 依頼主の田村教授からも、『学生が熱心に参加していた』『ビジネスゲームの作りがよかった』と好評を頂きました。『授業で体験できない現実のビジネスをなんとか体験させたい』というご要望にもきちんと応えることができました。来年の担当者にも推薦して頂けるそうです!来年も楽しみですね。
 
 

○午前の部【The 商社】

 やはり若者だけあって、ゲームには慣れているようです。社会人よりも素早くゲームのルールを理解して、アクションに移っていきます!

 
しかし、一方で、その「ゲーム慣れ」が裏目に出てしまう場面も・・・
 

 自分たちの持つカードを裏側にして、他チームから見えないようにしています。
 これでは、「自分たちが提供できる強み」「自分たちに必要なもの」も相手に伝わりません。これはバッドコミュニケーションですね。
 
 ここがコンピュータゲームとビジネスゲームの大きな差です。
 コンピュータゲームであれば、相手に自分の勝ち筋を悟られないようにすることが基本になります。ですが、ビジネスゲームでは、きちんと自分と競争相手との間にコミュニケーションが構築できなくては勝利に近付けません。競合先だからといって無闇に情報を遮断せず、協力できる面では助け合う、「Win-Win」の関係を目指さなくてはいけないのです。
 社会人経験を積んでいる人はすぐにカードをオープンするのですが、ここで経験の差が生まれましたね。学生さんたちには良い気付きになったことでしょう。
 
 
 また、組織として動くことに慣れていないために起こってしまう問題も・・・
 
 

 テーブルに誰もいないために、相手チームから交渉役を呼び込めなかったり。
 

 テーブルに全員が集まり、他チームの動向から切り離されてしまったり。
 
 役割分担ができていないシーンが目立ちました。
 先ほどと同じくコンピュータゲームを例にあげると、RPGでは強いチームを作ろうとすれば攻撃役、補助役、回復役が明確に分かれているチーム編成になります。ビジネスゲームの場合は、交渉役、情報収集役、決断役などにそれぞれ適材適所の役割分担が大切になります。
 一方で中には『営業部長』をきちんと任命しているチームもあり、成績を押し上げていました。
 
 
 社会人とは大きな動きの違いを見せながら決着!
 
 1位のチームに勝因を聞いたところ、『始めに目標としていた「総合商社」の設立に一直線に向かっていった』こととコメントを頂きました。やはり、チーム内で目標が明確になっており、「自分はチームのめに何をすべきか?」を自問した上でアクションし、一致団結できたのが大きなアドバンテージとなりました!
 

○午後の部【The Shop】

 前半の【The 商社】を振り返り、「目標の共有」「信頼関係を構築するコミュニケーション」を踏まえ、午後の部に突入!さっそく学び、気付きを活かすことができたようで、稀に見るハイレベルなゲーム展開となりました!
 

 目標、つまりは「より良い未来=ビジョン」を設定するために、各チーム頭を悩ませます。
 『どうしたら自分たちの持つ強みを生かすことができ、また、組織や社会に貢献できるのか?』は社会人の誰もが自問自答しなくてはならない問いかけです。生徒たちはゲームを通じて、自分自身の中に何を発見するのでしょうか?
 

 先ほどの反省を活かし、今度の交渉では全てのカードがオープンになっていますね。さすがに学生は呑み込みが早い!コミュニケーションも活発になり、創造的な取り引きがジョジョにできるようになってきています。
 
 そうした取引が頻繁に行われたため、トップチームの最終売り上げは、月収400万、総資産2500万までに登り詰めました。これほどのハイスコアが叩き出されるのは滅多にありません。しかも他のチームもこれに追いつくほどの売上を記録しています。全員がビジネスマンとして能力を伸ばしつつあるからこその好成績なのでしょう!
 
 

○まとめ

 今回のビジネスゲーム研修を通じて、「ビジョンを共有することの大切さ」「自らの強み」に気付いてもらえたと感じています。
 実際の社会で彼らが他人を指導する立場になった時、それ以上に自分のキャリアビジョンを描く時に、ビジネスとマネジメントの経験は大きな助けとなってくれることでしょう!
 
学生にビジネスの基礎を伝えられるビジネスゲーム研修「The 商社」はコチラ
チームビルディング「The 商社」ミニ

 


 

ライター:竹島雄弥
富山県立富山中部高等学校卒業
東京大学農学部環境資源科学過程生物・環境工学専修卒業
大学卒業後、ふるさと富山に帰郷。プロジェクトデザインには新卒で入社し、主に制作するコンテンツのロジック開発および、開発したコンテンツのシステム化、webマーケティング等を中心に担当。
事務所内でのもっとも重要な仕事はおいしい紅茶を淹れることである。