金持ち父さん貧乏父さん「金持ち父さん貧乏父さん」

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総括

お金があるからといって幸福になれるとは限らないが、お金がないことが惨めさに繋がるというのも多々あることだ。
お金が無ければ買いたいものが買えず、欲しいものも手に入れらられない。それ以上に、金持ちに比べて貧乏人は社会的に評価されず、信頼されていないように感じられてしまう。誤った考え方という人もあるかも知れないが、こうしたぜいたくもできず、他人に評価されてもいないという惨めさが、お金がないことから来るのも確かなのだ。お金があるというある種の多幸感だけで解決できる問題なのだ。

金儲けを礼賛するつもりはなくとも、お金を稼ぎ、殖やしていく能力がなくては満足のいくライフプランを描くのは難しいこと、これは認めざるをえない。幸せに生きるためには、自分の人生にどれだけお金が必要なのかを割り出し、その額を自分の力で作り出していかねばならない。もはや国が幸福を保証してくれることは期待できない時代となってしまったのだから。

そうした「幸せになるためにお金を作り出す」ことを目標とするのが『金持ち父さん貧乏父さん』だった。
本書の大切なポイントを3つにまとめると次のようになる。
1.国や他人に頼らず、自分の頭で資産運用を考える
2.常にお金についての勉強を続けていく
3.失敗を恐れずアクションを起こす

とにかく自分でチャレンジしてみるのが大切だ。
とはいえ、本書に書いてあることをすべて鵜呑みにするのも危険だ。請求書の支払いを後回しにしたり、ローンを次々に組んでいったりしたために、アメリカではサブプライムローンが破綻して恐慌が起こった。二の轍を踏まないように注意しながら、自分なりのビジネスでの資産運用を考えなくてはならない。

実際に資産運用を始めてみると、失敗の連続だ。
この読書感想文の冒頭では、私が初月で6万円の利益を得られたことを書いたが、現在は4万円ほどの含み損を出してしまっている。経済の動きを経験不足のために読み違えたのだ。そして、経験不足を補うための勉強も怠ってしまっていたのがまずかった。
だが、こうした失敗に気落ちして、そのまま脱落するのではいけないのだろう。失敗から学び、次に生かす。これを繰り返していけば、いずれ大きなチャンスをものにすることもできるはずだ。

こうしたお金について学ぶ機会を、我が社でも設けている。
株式会社プロジェクトデザインのビジネスゲーム『Fortune Map』は、
誰もがお金の流れを理解し、幸福になれるライフプランを計画し、実現するための教育ツールとして開発された。
ゲーム内での25年間を、貯蓄をし、不動産や証券の売買といった資産運用しながら過ごしてもらう。
お金を動かす経験を通じて、資産を運用するコツと面白みを伝えるのが狙いだ。
資産運用を始めてみたい方、さらには他人に資産運用を勧めたい方は、是非『Fortune Map』の紹介ページをご一読されたし。

お金の流れ、経済の先を読む力を養い、幸福なライフプランを実現しよう!

目次

ライター:竹島雄弥
富山県立富山中部高等学校卒業
東京大学農学部環境資源科学過程生物・環境工学専修卒業
大学卒業後、ふるさと富山に帰郷。プロジェクトデザインには新卒で入社し、主に制作するコンテンツのロジック開発および、開発したコンテンツのシステム化、webマーケティング等を中心に担当。
事務所内でのもっとも重要な仕事はおいしい紅茶を淹れることである。