『今の自分にできないことをやりたい』

それは決して高望みではありません。
人間は毎日少しずつ、無意識でも変わっていっているものであり、
その変化をポジティブに傾ける、つまり向上させる方法は確かに存在するのです。

そのための『7つのメソッド』を語ってくれたのは、
富山県議員、ベンチャー企業経営者を兼ねる「研修講師」、
平木柳太郎氏でした。
その熱い講義【限界突破道場】をご紹介します。

富山県議員平木柳太郎氏

Method1:チャンスの神様の出迎え用意

ご存知の方も多いでしょうが、
「チャンスの神様は前髪しかない」という諺があります。
元々はギリシャ神話の「好機」の神、カイロスの風貌が、前髪しかない美少年であることに由来するそうです。

では、この前髪を掴むにはどうすべきか?

ただ「チャンスが来たら飛びつく」だけではいけません。
チャンスにはその裏に必ずリスクが潜んでいるものです。
『可能性に殺されるぞ!』と言われてしまいます。

殺されないためには、必ず「事前準備」が必要です。
後述のMethod7:1人1000本ノック理論でも解説しますが、
普段から来てほしいチャンス、なりたい姿、到達したい地点を見定めておき、
チャンスを出迎えるために準備をしておかねばならないのです。
例えば、「今は資金不足でできないが、いつか起業したい」と思っているならば、
いつスポンサーになりうる人に出会ってもいいように、
事業の展開方法や商品の流通ルート、従業員の勤務形態、なにより収益の見込みなどをまとめ、説明できる状態にしておかなくては、
スポンサーをキャッチできないのです。

Method2:マジックナンバー21、作られた習慣

『今の自分を変えるのに、まずは習慣から変えたい』
それは非常にシンプルかつ明確なステップであり、有用性に疑いの余地はありません。

でも、『習慣を変える』ことは、目標が数値化されておらず、どこまでやればいいのか曖昧です。
そしてこの曖昧さが人のやる気を削ぎ、結局失敗に終わってしまうことのなんと多いことでしょう。

ですが、ついに「習慣を作る方法」が科学的に証明されたのです!
それが「マジックナンバー21」!

魔法の数字は「27」の印象が強いですが、
科学的な研究成果として
「人間は同じ行動を21日間繰り返していると、22日目以降も続けていないと不安になり、習慣化する」
ことが報告されました。

なので、習慣を獲得したいなら、まずは「マジックナンバー21」を数値目標として掲げましょう!

Method3:セルフコントロールの20:60:20理論

もちろん、一日中ずっと頑張り続けるのは無理があります。
セルフコントロールの成功の秘訣は、むやみやたらに頑張ることではありません。
適切に時間と気力を配分できてこそ、コントロールなのです。

その配分理想的な割合が「20:60:20」だと言われています。
普段より頑張る自分:20%
普段通りの自分:60%
だらける自分:20%
きちんとだらける時間も確保しておかないと、ストレスが多くなりすぎてパンクしてしまいます。
効率よくタスクをこなしたいならば、「20:60:20」の割合を意識しましょう。

ここで肝心なのは、「どの作業をしている自分が頑張る自分か、普段通りの自分か」を明確に意識しておくことです。

そしてもう一つ。
成長するためには、「頑張る自分」の割合を20%より少しだけ増やしてみましょう。
人間は慣れる生き物ですから、以前は「頑張る自分」でないとできなかったことが、「普段通りの自分」でもできるようになります。
なので、「20:60:20」の法則に体が慣れたのちに、割合を「25:55:20」にしてみると、
増えた分の負荷に身体が慣れて「20:60:20」近づこうとして、増やした分だけ成長できるのです。
こうして無理なく、少しずつ自分の能力を拡張していきましょう!
まずは「マジックナンバー21」の21日間を目指して!

Method4:物事を進める時は、自利他利の法則に沿って

「利他主義」いい言葉だ。感動的だな。だが無意味だ。

自分のことがきちんとできていないのに、他人の役に立とうとするのは、砂上の楼閣です。
基礎が固まっていないのに大事を為すことはできません。
無理に挑めば、そこにあるのは崩落、自分も他人も巻き込んで大惨事になることでしょう。

まずは「自利」、守銭奴のように「自利」を確保しておかねばならないのです。

なので、まずは「すでに確保されている自利」を明確にしましょう。
「自分に何ができるか、何を持っているか」を考えます。
次に「足りていない自利」を考えます。
「今の自分に満たされていないものは何か」がはっきりしていれば、
不足があるのに挑戦するという無謀な行いを避けられます。

まずは自分の利益を掌中にしっかり収め、
手のひらから溢れた分を他人に回す、という順序を守りましょう。
物質的、精神的な余裕がないのに他人に手を差し出していては、共倒れになるだけなのですから。

Method5:現状維持メカニズムのトラップ、敢えて引っかかる

ごく一部の例外的な人を除けば、
大概の人は「今のまま」が続くことを望んでいます。
例え現在が苦痛に満ちていても、未知のものへ変化する恐怖よりは好ましいのです。

そのような「今の状態が一番心地良い」と感じてしまう心理が、「現状維持メカニズム」です。

現状維持メカニズムの厄介なところは、
自分自身の中で、変わろうとする向上心の妨げになるばかりではなく、
「変わろうとする他人」までも妨害しようとすることです。
他人が変わってしまうことは自分の環境が変わってしまうことになりますから、
他人が自分の想定から外れてしまうのは、現状維持メカニズムのため非常に不快感を催すのです。

つまり、「今の環境にいたままでは、自分の成長は自分も他人も邪魔をする」ということです。
なんと恐ろしいことでしょう!

しかし!この現状維持メカニズムはその逆手を取ることができます。
「今の環境」が変化させてくれないならば、
「今とは違う環境」に移り、そこにある「新しい別の現状維持メカニズム」に飛び込むのです。
新しい現状維持メカニズムによって自分を変えてもらうのです。

例えば、企業の志は会社員の集まりの中では、『安定した従業員であるのが当然』である人々に独立の話は煙たがられるでしょう。
ですが、経営者のサークルに飛び込んで企業の意志を語れば、『起業するのが当然』である周囲はその話に肯定的な反応を示し、彼らの現状維持メカニズムに巻き込もうと、あなたに独立を促してきます。

『朱に染まれば赤くなれる』ということです。
マスターガンダム、ナインボール=セラフ、ジェノブレイカー、リベル=レギスなどに触発され、
より強いカラーに自分を染めてしましましょう。

Method6:自分を作っているのは自分じゃない、10人の法則

自分と接触の多い人を、家族以外で10人上げてください。
友人の他、よく読む本の作者や芸能人でも、その情報への接触が多いなら名前を書いてください。

ではその10人の「年収」を想定でいいので洗い出し、平均値をとりましょう。

はい、その平均値が自分の「年収」にほぼ等しくなります。

不思議ですね。これが「10人の法則」です。
これは「年収」以外でも、「肩書数」や「一年間の読書量」など、数値化できるものなら成立します。

この法則で大切なのは、10人の顔ぶれが変わると、平均値=自分も変わるということです。

もし今の自分にとって理想的な人がいるなら、その人へのアクセスを増やしましょう。
そうすることで、自分も自然と理想へと近づいていけます。

Method7:1人1000本ノック理論で身体にイメージが馴染む、実に馴染むぞ!

Method1:チャンスの神様で述べた通り、あらかじめ準備を整えていないとチャンスを掴むことはできません。
その準備のために、この1人1000本ノックでトレーニングをしておきます。

やることはシンプル。
「欲しいものについて、1000のアイデアを出す」

一度に出そうとしなくても構いません。1日1本アイデアを出していくだけでも十分です。
そうして「欲しいもののイメージ」を固め、常に自分の頭の中に置いておきます。
すると、いざ「欲しいもの」が目の前に来たときに即座に反応でき、
また、「そうでないもの」に迷ってしまうことがなくなります。

富山県議員平木柳太郎氏
こうしたMethodはすべてをやらねばならないわけではありません。
まずは自分に合ったものを1つ2つ選択し、チャレンジしていきましょう。
そして、徐々にそれぞれのMethodを組み合わせることで、より効率的な成長を獲得しましょう!