研修テスト:「The Shop」新システムのテスト、努力は報われるのか?
ビジネスゲーム「The Shop」は現在看板商品として売出し中です!
そして売出し中であると同時に、時代に合わせて日々進化の最中でもあります。
その進化の証の一つが、VBAで作ったエクセルのゲーム管理マクロです。
「The Shop」は10個以上のステータスが絡み合い、現実の経営を再現しています。
この高い再現性の代償として、運営する側に正確な数値管理が求められるようになりました。
「The Shop」がリリースされた当初は、
その数字管理をエクセルのベタ打ちで行っていたため、
時間が掛かり、ミスも生じやすい環境でした。
そこで、昨年度入社し、プログラムを触れる私に、マクロ作成の白羽の矢が立ったのです。
(入社するまでビジネスゲームの「ビ」の時も知らなかったのに。)
振り返ってみれば、なかなかの無茶振りでしたね。
それでも、えっちらおっちら「The Shop」他いくつかのビジネスゲームを体験し、
そのプレイ方法と運営方法を習得していき、マクロの完成に至ったのです。
このマクロのテストプレイを去る1月に身内で行いました。
「The Shop」プレイの様子
参加者は私含め4人だけのテストプレイでしたが、
本気で一位を狙いに行きました。
「マクロを作る内に、有利なプレイングが分かったはずだ・・・」
「この作戦で、負けるはずがないんだ!」
そう意気込み、2位以下に圧倒的な差をつけての勝利!
・・・を目指したものの・・・
下から2位ッ・・・
屈辱のブービー賞・・・ッ!
爆発的な利益を狙いすぎたせいで、
経営戦略がピーキーになってしまい、
カードの引き運に左右される、弱いプレイングになってしまった・・・
失態ッ・・・!
引きたいカードが引けない時を考慮しなかった凡ミスッ・・・!
無様な醜態・・・!
反省。
実際のビジネスでも、都合よくアイデアやチャンスが来るわけではありませんよね。
危険性を十分に考慮した上での戦略構築の大切さが身に沁みました。
競争順位は残念だったものの、「The Shop」マクロは好調です。
これからは、以前よりさらにスムーズでミスのない運営が実現できます。
今後のさらなる進化のアイデア、新カードの追加を検討しつつ、
また次回も「遊び×学び」で楽しく学びでいきたいですね。
ライター:竹島雄弥
富山県立富山中部高等学校卒業
東京大学農学部環境資源科学過程生物・環境工学専修卒業
大学卒業後、ふるさと富山に帰郷。プロジェクトデザインに新卒で入社。主に研修コンテンツのロジック開発および、研修用に使用するエクセルのマクロを構築している。またWebマーケティングも担当しており、サイトの管理運営、テキストの製作を行う。大学時代には地球環境問題を積極的に学び、その中で学んだ「俯瞰的視点」「論理的思考」「系をモデル化する思考方法」「情報技術」などを活かして活躍している。
事務所内でのもっとも重要な仕事はおいしい紅茶を淹れることである。